自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ

映画作りの糧とすべく劇場鑑賞作品中心にネタバレ徹底分析
映画ブロガーら有志23名による「10年代映画ベストテン」発表!

2010年代映画ベストテン 【9】投稿・集計ルール(旧エントリーページ)_ブロガー&SNS映画レビュアーの10年代映画ベストテン

2020-03-21 00:08:59 | 映画ブロガーとSNS映画レビュアーによる10年代映画ベスト

こちらは、2010年代映画ベストテンの募集ページになります。すでに募集は締め切りました。投稿ルールや、集計ルールの共有のため、企画ページの1つとして残しておきます。本ページのコメント欄で、23名のエントリー時の投稿内容を確認することができます(「それぞれのベスト」のページと内容は同じものになります)

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次のページ→ 【10】10年代映画ベスト 編者の後書き・謝辞

2010年代映画ベストテン TOPページへ

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****ブロガー&SNS映画レビュアーによる10年代(2010~2019)の映画ベストテン募集****

日ごろからこよなく映画を愛し、新作映画の批評やレビューの記事を更新してくださる映画ブロガーの皆さん、そしてTwitterやFacebook等のSNSで映画レビューを発信している皆様こんにちは
「ALIQOUI film 映評のページ」管理人の「しん」です。
「齋藤新」としてインディーズ映画制作もしております。新作の公式サイト

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巻貝たちの歓喜

ALIQOUI Film製作 齋藤新監督作品「巻貝たちの歓喜」公式サイト。巻貝とフルトヴェングラー指揮の「第9」が彩るSFラブストーリー

映画「巻貝たちの歓喜」公式

 

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2019年が終わり、2020年が始まりました。

当ブログで「映画ブロガーによる00年代映画ベストテン」を企画してから早いもので10年が経ちました。前回は37名の賛同者の皆様にご投稿いただき、すばらしいベストテンとなり、映画雑誌にも取り上げていただきました。

----前回 00年代の映画ブロガーベストテンはこちら-----
ブロガーによる00年代映画ベストテン TOPページへ

----映画雑誌に掲載された際の紹介記事----------

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当ブログの00年代映画ベストテンが講談社のムック「映画のセオリー」に掲載されました - 自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ

当ブログで企画し、37名のブロガーによって選出した「ブロガーによる00年代(2000~2009)の映画ベストテン」が講談社のセオリームックシ...

当ブログの00年代映画ベストテンが講談社のムック「映画のセオリー」に掲載されました - 自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ

 

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ずばり言えばもう一度10年間を、しがらみのない映画ファンで総括してみませんか!!

ただし、10年前と違ってブログ人気も下火になり、TwitterやFacebookなどSNSを使って映画批評やレビューを発信している方の方がむしろ多数派になっているものと思われます。時代の流れには抗いようもなく「ブロガーによる」ベストにあまりに拘れば本来拾うべき熱い意見を漏らしてしまうことも考えられます。

そこで今回はタイトルを「ブロガーとSNS映画レビュアーによる10年代映画ベストテン」といたしました。

思えば、2011年の未曽有の大震災を経験し、民主党政権失敗の反動による安倍長期政権がその大半を占め、消費税率が2回も上がった10年代でした。映画業界もミニシアターがなんとか踏ん張る一方でシネコンは大隆盛を迎え、かと思えばネット配信で映画を楽しむ時代が始まった感もあります。

10年で区切るということに大した意味はないかもしれませんが、それでもこの区切り・節目の年である本年ですので、これから多くの映画雑誌などで「10年代の映画ベストテン」などが企画されていくことと思います。

 
そこで提案したいのですが、業界とのしがらみのない我ら映画ブロガー、そしてSNS映画レビュアーで、10年代の映画ベストテンを発表し、世に熱い映画ファンの存在を誇示しようではありませんか!! 
…などという、大望を抱いているわけではなく、区切りの時期に10年代を過ごした一般映画ファンによる10年間のふり返りをしてみたいと思ったわけです
お気軽に、参加していただければ幸いです
以上の趣旨と、以下のルールにご賛同いただけましたなら、本記事のコメント欄に10年代の映画ベストテンを是非とも投稿してください。よろしくお願いします。
なおコメントは承認制にしておりますので、反映に少し時間がかかりますことをご了承ください。


ブロガー&SNS映画レビュアーによる00年代(2010~2019)の映画ベストテン
****エントリーのルール*****
ルール1 対象作品について

・1-1 基本的には2010年1月1日から2019年12月31日までの間に、選考者が初めて観た劇場用映画を対象とする
   ・2010年1月に観た2009年12月公開作品、2020年1月に観た2019年12月作品を含めてもよい
   ・海外や映画祭等で一般公開より早くみた作品を含めてもよい
   ・リバイバルや名画座で見た旧作を含めてもよい(が企画趣旨は理解してほしい)
・1-2 商業用劇映画に限らず、非営利目的のドキュメンタリー、教育映画、自主映画も対象とする
・1-3 DVD、テレビ放送、ネット配信等で鑑賞した作品をランクインしても構わない
・1-4 配信専用作品や、一昔前でいうビデオスルー作品などをランクインしても構わない
・1-5 連続ドラマの類はどうしても入れたいなら別に構わない(が企画の趣旨を理解してほしい)
・1-6 リマスター版、ディレクターズカット版の類をランクインしても構わない


ルール2 投稿の決まりについて
・2-1 本記事のコメント欄への投稿または指定するTwitter投稿へのリプライをもって、00年代ベストテンへのエントリーとする
・2-2 2020年2月29日23時59分59秒以降の投稿は無効とする

★本記事コメントへの投稿の場合
・2-3 本記事の末尾に付したテンプレートを本記事のコメント欄にコピー&ペーストして投稿する
    ・コメントはできるだけ濃く書いていただけるとまとめ記事作成の際に引用がしやすくて助かります!
    ・またもし可能でしたら、投稿者ご自身のブログやSNSアカウントでより濃い熱い解説記事を書いていただけるともっと助かります
    ・なお本ブログのコメントの字数制限は2000文字。テンプレートの字数は改行・スペース含み約443文字)
・2-4 投稿には自身のブログまたはアカウントへのリンクを付ける。そのリンクのない投稿や、リンク先が一般に公開されていない限定アカウントである場合は無効とする。またリンク先がいわゆる「捨て垢」の場合も無効とする場合がある。
   ※(何らかの方法で投稿者が特定可能な場合はエントリーを認める)
・2-5 投稿内容を変更したい場合、前回投稿内容を明確にするよう追記すること
・2-6 二重投票、悪意によるエントリー操作が疑われる場合、当ブログ管理人の判断で投稿を無効にする

★指定するTwitterへのリプライによる投稿の場合
・2-7 以下のツイートへの、リプライまたは、コメント付きリツイートをエントリー対象とする

https://twitter.com/shinpen/status/1223949801965772800

または

https://twitter.com/shinpen/status/1213282205532770304

・2-8 ツイート先に以下投稿ルールにのっとった10年代ベストを直接記載するか、投稿者のブログ等へのリンクを貼り、リンク先に以下投稿ルールにのっとった10年代ベストを記載する
・2-9 ツイート投稿の場合、本記事のテンプレートは使用しなくてもよいが、後述の投票ルールに則った投稿であること
・2-10 Twitterへの直接投稿で字数不足になった場合は連投ツイートの形で投稿しても良い(ただしスレッド外の投稿は投票とみなさない)
・2-11 ツイート先が非公開やいわゆる「捨て垢」であると当ブログ管理人が判断した場合はエントリーとして認めない場合がある
・2-12 当ブログ管理人がツイート投稿内容を確認し、本ブログでのルールにのっとっていると判断したものを、テンプレートに書き写して代理で本記事のコメント欄に投稿し、それをもって正式エントリーとする

ルール3 順位と集計について
・3-1 日本映画、外国映画それぞれで、10作品を選び、かならず第1位から第10位まで順位を付ける(日本映画、外国映画どちらか一方だけの投稿でも構わない)
・3-2 1位10点、2位9点、~ 10位1点、で点数を配分し、集計する
・3-3 同順位の存在、順位の記載なし、10作品以上・・・等の投稿に対しては、投稿者の意向に依らず、記載されている順番に当ブログ管理人がへ1位から10位まで順位をつける
・3-4 作品数が10に満たない投稿の場合、最低位の作品に1点、以降順位が上がるごとに1点加算とする。
   ※(つまり1作品のみの投稿の場合、1点として計上します。)

ルール4 シリーズ作品への投票

・4-1 今回はシリーズ作品への投票を認めます。前後編を一つの作品として投票することも可能とします。シリーズ内の特定作品への個別投票も可能です。
   ・シリーズ名なのか単品作品名なのか判然としない場合は、投稿名と完全一致する単品作品への投票とみなします
   ・シリーズの何作目か投稿内容から判別がつかない場合は、シリーズ全体への投票とみなします
   ・シリーズとして投票と、個別作品への投票は別にカウントし、合算や配分などは行いません

(例1)「ソロモンの偽証」として投票された場合は「ソロモンの偽証-前編-」「同 -後編-」を一つのシリーズとした「ソロモンの偽証 前後編」への投票とみなします。
仮に「ソロモンの偽証前編」と指定した投票があった場合、その点数は「前後編」への投票には加算されません。また「前後編」の点数を「前編」のみへの投票に分配することも致しません。

(例2)「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」として投票された場合、同名作品と「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の2作をシリーズとみなしての投稿とも考えられますが、この場合は完全一致するタイトルのある「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(1作目)への投票とみなします。

単品かシリーズかの判断は当ブログ管理人によって行います。


ルール5 監督部門、女優部門、男優部門
・5-1 日本映画、外国映画それぞれで、00年代のベスト監督、女優、男優を選出する
   (日本映画、外国映画どちらか一方だけの投稿でも構わない)
    ・監督、女優、男優それぞれの部門ごとに持ち点を一人6点とする
    ・投票可能な最大人数を3人として、投票1名に配分可能な最大点数は3点とする
    ・つまり配点は以下の3パターンになる
      ・1位に3点、2位に2点、3位に1点
      ・順位なしで3人に2点ずつ
      ・順位なしで2人に3点ずつ
       ※6点を全部使い切らなくてもよい
      「一人に3点、あとはなし」とか「3人に1点ずつ」とかでも別に構わない
・5-2 監督・男女優に関して、4名以上の記載、一人に4点以上、トータル7点以上などの違反があった場合、当ブログ管理人により対象の絞り込み、点数分配を行うものとする。
   ※(ただしジョエル・コーエン&イーサン・コーエンなどのコンビ監督は、二人で一つのエントリーとしてもかまわない)

ルール6 補足
・6-1 日本映画か外国映画かの判断は投稿者に委ねるものとする 。
   ※ただし外国映画としての投票と日本映画としての投票は別個に集計する
・6-2 ベストテンエントリー以外の投稿は掲載しないものとする 。
・6-3 エントリーテンプレートのコメント欄を使って、他の投稿者への度を過ぎた批判・中傷を行っていると当ブログ管理人が判断した場合、その投稿は掲載しない 。
・6-4 コメントに映画に関係ない発言(例えば政治批判など)をすることは禁止はしませんが、そういう場ではないので控えめにしていただけるようにご配慮をお願いします。
・6-5 似たようなタイトルの映画も多いので公開年度や監督名などを併記していただけると助かります。シリーズへの投票か単品作品への投票かも併記があると助かります。
・6-6 管理人推薦枠として、何名かのインディーズ映画作家や、熱い映画ファンにも投票を依頼する予定です。
・6-7 管理人判断により上記ルールの例外を認める場合がある。

・6-8 質問等は以下まで
 yunfat@par.odn.ne.jp
 もしくはTwitterアカウント @shinpen をフォローしている方はダイレクトメッセージで


エントリー用テンプレートこの下の行からコピー
****ブロガー&SNS映画レビュアーによる10年代(2010~2019)の映画ベストテン****
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『』
2位『』
3位『』
4位『』
5位『』
6位『』
7位『』
8位『』
9位『』
10位『』
【コメント】

 

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日本映画10年代ベスト監督『』( 点)・『』( 点)・『』( 点)
日本映画10年代ベスト女優『』( 点)・『』( 点)・『』( 点)
日本映画10年代ベスト男優『』( 点)・『』( 点)・『』( 点)
【コメント】

 

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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『』
2位『』
3位『』
4位『』
5位『』
6位『』
7位『』
8位『』
9位『』
10位『』

【コメント】

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外国映画10年代ベスト監督『』( 点)・『』( 点)・『』( 点)
外国映画10年代ベスト女優『』( 点)・『』( 点)・『』( 点)
外国映画10年代ベスト男優『』( 点)・『』( 点)・『』( 点)

【コメント】


****ここまで****
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ブロガー&SNS映画レビュアーによる2010年代映画ベストテン (PGM21さん「オールマイティにコメンテート」)
2020-01-08 07:15:09
****ブロガー&SNS映画レビュアーによる10年代(2010~2019)の映画ベストテン****
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『この世界の片隅に』
2位『そして父になる』
3位『告白』
4位『万引き家族』
5位『天気の子』
6位『ヒミズ』
7位『三度目の殺人』
8位『君の名は。』
9位『この空の花 長岡花火物語』
10位『シン・ゴジラ』

【コメント】

この10年を振り返る上で「この世界の片隅に」は絶対に外せませんし、3年以上に渡る日本映画史上に類を見ないロングランで映画ファンに愛された作品は前例がない事を踏まえても文句なしの1位になると思います。2位から7位までは私がこの10年で選んだ各年のベスト1であり、是枝裕和作品はそのうちの3作品を選んでいます。3位の告白は印象深くここに出演した俳優さん女優さんの多くは2010年代に活躍した俳優がずらり出演している作品です。8位から10位までは各年の1位作品ではありませんが印象深い作品としてベスト10に選びました。


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日本映画10年代ベスト監督『片渕須直』( 2点)・『是枝裕和』(2 点)・『新海誠』(2 点)
日本映画10年代ベスト女優『二階堂ふみ』( 2点)・『のん』( 2点)・『黒木華』( 2点)
日本映画10年代ベスト男優『リリー・フランキー』(2点)・『鈴木亮平』(2点)・『染谷将太』(2点)

【コメント】

2010年代に選んだ作品及びそれぞれの年に主演、助演に選んだ方々を選びました。監督についてはベストテンに選んだ作品のうち1位の「この世界の片隅に」の片渕須直監督、「そして父になる」「万引き家族」「三度目の殺人」の是枝裕和監督、「天気の子」「君の名は。」の新海誠監督を選出しました。3監督のうち2監督がアニメ作品監督という点でもいかにアニメ作品が印象深かったのかが伺えます。

女優はこの10年を振り返ると二階堂ふみさん、能年玲奈さんことのんさん、黒木華さんの3人を選出しました。二階堂ふみさんは2011年に頭角を現し2012年のヒミズで第68回ヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞するとその後日本映画に欠かせない女優として大活躍して何度も10年代主演、助演、新人に選んできました。のんさんは能年玲奈時代に新人に選びのんさん時代になってこの世界の片隅にで主演に選んだ事でこの10年で外せない女優の1人でした。黒木華さんも2010年代を振り返ると何度も印象深い作品に出演しており、助演で2度選んだきた事もあり3人の1人に選びました。

男優はこの10年かを振り返った時にリリー・フランキーの印象が非常に大きい事に気づかされ、是枝裕和監督では欠かせないキーマンとして演じてきた事などからも2010年代屈指の俳優だったと感じます。鈴木亮平は2010年代に頭角を現すと後に大河ドラマの主演に至るまで数多くの映画作品で印象に残る役を演じてきた事で選出しました。染谷将太さんは二階堂ふみさん同様にヒミズで大ブレイクを果たすとその後数多くの作品に出演しこれまた2010年代を振り返る上で名前が必ず上がる俳優として選びました。


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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『アナと雪の女王』
2位『インセプション』
3位『42~世界を変えた男~』
4位『スター・ウォーズ/フォースの覚醒/最後のジェダイ/スカイウォーカーの夜明け』
5位『マネーボール』
6位『スティーブ・ジョブズ』
7位『ダイアナ』
8位『GODZILLA』
9位『アーティスト』
10位『猿の惑星:創世記:新世紀:聖戦記』

【コメント】

外国映画作品はあまり見ていないのですが、その中でやはりこの10年を振り返ると「アナと雪の女王」のインパクトは非常に大きいと感じた次第です。2位以下にはスター・ウォーズシリーズ、猿の惑星シリーズを選出し、それ以外はある人物に宛てた作品を中心に選出しました。

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外国映画10年代ベスト監督『クリストファー・ノーラン』( 2点)・『J・J・エイブラムス 』( 2点)・『クリント・イーストウッド』( 2点)
外国映画10年代ベスト女優『デイジー・リドリー』( 3点)・『キャリー・フィッシャー』( 3点)・『』( 点)
外国映画10年代ベスト男優『渡辺謙』( 3点)・『レオナルド・ディカプリオ』( 3点)・『』( 点)

【コメント】

鑑賞した作品が偏っているために監督は鑑賞した作品の中から2人選び、クリント・イーストウッド監督を選出しました。
女優はスター・ウォーズ3部作の主演デイジー・リドリーを選び、エピソード4~6のヒロインで7~9では重要な役を演じている途中に亡くなったキャリー・フィッシャーを選びました。
男優はこの10年振り返るとレオナルド・ディカプリオの存在は大きく、日本人俳優では渡辺謙さんなしには語れないという事で2人を選出しました。
返信する
ブロガー&SNS映画レビュアーによる2010年代映画ベストテン (menfith)
2020-01-17 19:41:25
ブログ「secret boots」管理人のmenfithと申します。
企画のご提案を頂いたので書き込みさせていただきます。

※ この期間に映画館で見たものだけをリストにしています。


【10年代 日本映画ベストテン】
1位『勝手にふるえてろ』
2位『シンゴジラ』
3位『告白』
4位『Over The L’Arc-en-Ciel』
5位『ヱヴァンゲリヲン劇場版:Q』
6位『そして父になる』
7位『万引き家族』
8位該当なし
9位該当なし
10位該当なし

【コメント】

邦画は極端に見ないので、とりあえずおもしろかったものをあげるとこれだけになった。
『万引き家族』もそれほどおもしろかったわけではない。
良いか悪いかでいうと、良いほうに入るというだけだ。

これ以外にもたくさんおすすめできるはずの映画が邦画にもたくさんあるはずだが、私は映画館で見ていないのでこのリストには載せていない。
邦画がだめだとか言うつもりはない。
ただ私が見ていないだけだ。

次の10年はそろそろ邦画も手を出すべきなのかどうなのか。
少しの間思案して、10年後には結論を出そうと思う。


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日本映画10年代ベスト監督 該当なし
日本映画10年代ベスト女優『松岡茉優』(2点)
日本映画10年代ベスト男優 該当なし

【コメント】

こちらも見ていないものが多いので選出しようがない。
この10年で名前を覚えた松岡茉優を選出しておいた。


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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『ミスター・ノーバディ』
2位『ソーシャル・ネットワーク』
3位『アメリカン・スナイパー』
4位『アベンジャーズ エンドゲーム』
5位『ドント・ウォーリー』
6位『インセプション』
7位『Gifted ギフテッド』
8位『T2 トレインスポッティング』
9位『プリズナーズ』
10位『マッドマックス 怒りのデスロード』

【コメント】

10年という時間がいかに長かったのかがブログを読み直していて実感したことだ。
ああ、こういう映画があったなぁと、思い出して、もう一度見たかったけれどそのままになってしまっているものもたくさんあった。
それ以上に、見るべき映画を見逃しているのだろうと痛感する。

ここに挙げたのは10本だが、あまり序列は意味がないのかもしれない。
ここに挙げていないものでも、例えば「インターステラ-」や「愛、アムール」なども捨てがたく、私の一部を形成した確かな作品だ。
たくさん見ていないけれども、たくさん良い映画と出会えたのだろうと感慨深く思う。

中でも『ミスターノーバディー』は私にとって生涯忘れることがないだろうと思える、本当に大切な映画になった。
見終わってから味わえる時間がとても長く、見直せば見直すほど好きになる。
完璧な映画なんてないと分かりながら、テーマも、構成も、見せ方も、画も、完璧じゃないかと思わせてくれる作品だ。


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外国映画10年代ベスト監督『クリント・イーストウッド』(2点)・『ダニー・ボイル』(2点)・『デヴィッド・フィンチャー』(1点)
外国映画10年代ベスト女優『アン・ハサウェイ』(2点)・『スカーレット・ヨハンソン』(2点)
外国映画10年代ベスト男優『ジェイク・ギレンホール』(2点)・『トム・ハーディー』(2点)・『クリス・エヴァンス』(1点)

【コメント】

やはり、良い映画監督は多い。
ここにあげた三人以外にも、まだまだいる。
けれども、やはり私に影響を与えたという、大切な映画監督となると、この三人なのかもしれない。

女優は全然列挙できなかった。
この二人はすぐに挙げることができたが、他にもいるにはいるが、この二人ほど私にとって重要ではない気がする。

男優はむしろ数え切れない。
トム・クルーズも、ディカプリオも、ベイルも、マット・デイモンも、ホアキンも挙げたいところだ。
ゲイリー・オールドマンも忘れてはいけない。
けれどもやはり絞らないと企画にならないので、この3人とした。

もう一人一人の解説は必要ないだろう。
3人とも、この10年で役者として大成したと思う。
(どこから目線なのか、めっちゃ偉そうやけど)

返信する
2010年代の映画ベストテン (sakurai)
2020-01-24 09:18:43
2010年になった時に、2000年から2009年までのベスト10を選出してみませんか?という自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページさんからのお誘いを受け、いそいそと探し出してからはや10年。真面目に時の経つのが早すぎて、焦りました。2020年を迎え、あの企画をまたやりますといううれしいお誘いを受けました。自分にとっても怒涛の10年で、いろいろと思い返しながら、この10年で見た映画を振り返ってみました。

二回目ということで、あまり悩まず、データをもとに抽出。1位や2位はすぐに決定できるのですが、難しいのがそのあと。何とか選びました。ほとんど自分の趣味です。ですが、日本映画の№1に選んだ『鬼に訊け 西岡常一の遺言』は、本当に多くの日本人に見てもらいたいと心から思う作品です。


1位『鬼に訊け 西岡常一の遺言』
2位『あん』
3位『彼らが本気で編むときは』
4位『悪人』
5位『駆け込み女と駆け出し男』
6位『湯を沸かすほどの熱い愛』
7位『彼女がその名を知らない鳥たち』
8位『プロメア』
9位『そこのみにて光輝く』
10位『イン・ザ・ヒーロー』

【コメント】
前回も悩んだのは日本映画。10年分見返してみて、題名だけ見ても思い出せなかったのは、挙げなかった。検索して「あ~、これこれ!」と思ったとしても、それは数えちゃいけないと自分に決めた。その中で、これだ!と、言われる前から決まっていたのが「鬼に訊け」というドキュメンタリー。見た人はきっと多くはないと思うが、法隆寺や薬師寺の修復を手掛けた宮大工の西岡常一さんの壮絶な生きざまと、仕事というのは、こういうもんだ、というまさに鬼のような歩みの仕方には、圧倒された。人としての在り方、矜持、生き様、どれをとってもすごい。でも、それは当たり前のことであり、当たり前のことをすることが何と難しいことか、ということがよくわかる。でも、それをやり切った人物の生き様だ。


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日本映画10年代ベスト監督『白石和彌』( 2点)・『河瀬直美』(2 点)・『』( 点)
日本映画10年代ベスト女優『樹木希林』(3 点)・『深津絵里』(1 点)・『蒼井優』(1 点)
日本映画10年代ベスト男優『阿部サダヲ』(2 点)・『仲代達矢』( 2点)・『』( 点)
【コメント】

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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『インセプション』
2位『Mr.NOBODY』
3位『きっと、うまくいく』
4位『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
5位『マッド・マックス 怒りのデスロード』
6位『バーフバリ』
7位『セデック・バレ』
8位『ボヘミアン・ラプソディ』
9位『裏切りのサーカス』
10位『オーケストラ!.』
【コメント】

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外国映画10年代ベスト監督『クリストファー・ノーラン』( 3点)・『ラージクマール・ヒラーニ』(2 点)・『クリント・イーストウッド』(1 点)
外国映画10年代ベスト女優『シャーリズ・セロン』(2 点)・『』( 点)・『』( 点)
外国映画10年代ベスト男優『アーミル・カーン』(2 点)・『ニコラス・ホルト』(2 点)・『ケイシー・アフレック』( 2点)

【コメント】
日本映画と同様に題名だけ見て思い出せないのは落選にしました。さすがにこの10年で、約2000本の映画を見た勘定になるので、思い出せない方が多いような気もしました。こうなると、大事なのは題名も重要な要素であることが分かってきました。その中で絶対に外せなかったのが「インセプション」!!もう10年前の作品だったということにまずびっくり。それでも一切忘れることができないシーンの数々。都合4回見に行きましたが、見に行くたびに新しい発見をし、そしてまたそれを確認に行くということをしました。こんな映画は初めてです。文句なし。
次点の「Mr.NOBODY」もそれに近いものがありました。脳みそフル回転で見る映画ってのは大事です。「裏切りのサーカス」も。
またそれとは違った見方ができる「マッド/マックス 怒りのデスロード」なんてのもいい。全編血沸き肉躍る活劇。一切の妥協なし。最高です。
インド映画の素晴らしさを見せてくれたアーミル・カーンは外せません。
20くらい選べると、もっといろんなジャンル、いろんな地方から上げることができるので、自分なりに10位以下も考えたいです。1位や2位はすぐに頭に浮かびますが、それより下となると、なかなか並べるのが難しいとこです。
女優さんで、これ!といった人がなかなか出てこない。この10年で一番活躍したのは、シャーリズじゃないでしょうか。

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誤記修正依頼を受け当ブログ管理人が修正投稿したもの
返信する
#2010年代日本映画ベストテン #2010年代外国映画ベストテン (AKIRA/晶 さん(Twitterより投稿))
2020-01-24 12:33:32
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『シン・ゴジラ』
2位『この世界の片隅に』
3位『万引き家族』
4位『海街diary』
5位『ちはやふるー結びー』
6位『るろうに剣心 京都大火編』
7位『君の名は。』
8位『バクマン。』
9位『かぐや姫の物語』
10位『阪急電車 片道15分の奇跡』

【コメント】
Twitterより転記
投稿元のツイート↓
https://twitter.com/gambav/status/1220218671722725376?s=21

監督、俳優選出なし


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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『マッドマックス 怒りのデスロード』
2位『ダンケルク』
3位『アベンジャーズ/エンドゲーム』
4位『ジョーカー』
5位『ローグワン/スターウォーズストーリー』
6位『ゼロ・グラビティ』
7位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス』
8位『スパイダーマン/スパイダーバース』
9位『最強のふたり』
10位『レ・ミゼラブル』

【コメント】
Twitterより転記
投稿元のツイート↓
https://twitter.com/gambav/status/1220218627812745216?s=21

監督、俳優選出なし
返信する
2010年代映画ベストテン (ノラネコ)
2020-02-11 14:38:49
****ブロガー&SNS映画レビュアーによる10年代(2010~2019)の映画ベストテン****
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
2位『かぐや姫の物語』
3位『おおかみこどもの雨と雪』
4位『この空の花 長岡花火物語』
5位『桐島、部活やめるってよ』
6位『シン・ゴジラ』
7位『告白』
8位『万引き家族』
9位『君の名は。』
10位『リップヴァンウィンクルの花嫁』『リズと青い鳥』

【コメント】
10年代は日本アニメーション界で大きな地殻変動が起き、新世代と共にアニメーション表現の可能性が新たな段階に入ったディケイドだったと思う。その頂点として、「この世界の片隅に」を内包する「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」がある。ベスト10はやはり映像表現として、鮮烈な印象を残した作品を選んだ。10位が二本になっちゃったのはどうしても選べなかったので。ごめんなさい。ディケイドベストということで、どうしても中堅以上の作家中心になってしまったが、山田尚子の若さは日本映画の希望。
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日本映画10年代ベスト監督『片渕須直』(3 点)・『是枝裕和』(2 点)・『大林宣彦』(1 点)
日本映画10年代ベスト女優『のん』(2 点)・『安藤さくら』(2 点)・『広瀬すず』(2点)
日本映画10年代ベスト男優『役所広司』(2 点)・『福山雅治』(2 点)・『神木隆之介』(2 点)

【コメント】
監督1位は文句なし。是枝監督はこの10年コンスタントにハイクオリティな作品を作り続け、大林監督は何歳になっても常に驚かせてくれる。
俳優部門では、共に是枝作品で評価を高めた福山雅治と広瀬すずは、役者としてのタイプがちょっと似ている。共に本人のキャラクターが強いのだが、受けの度量が大きくフレキシブル。器型と言っていいかもしれない。

【10年代 外国映画ベストテン】
1位『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
2位『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
3位『アベンジャーズ/エンドゲーム』
4位『新感染 ファイナル・エスクプレス』
5位『きっと、うまくいく』
6位『レヴェナント:蘇えりし者』
7位『LOGAN ローガン』
8位『ゼロ・グラビティ』
9位『スパイダーマン:スパイダーバース』
10位『草原の実験』

【コメント】
洋画は多すぎるので、もうインパクト勝負。この10年で驚かされた順番。
そしてアメコミの10年だったのだなという印象。MCUは集大成の「エンドゲーム」に纏めて代表してもらった。個人的な方向性としては、映像的な暗喩劇が好きなのが分かる。
 
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外国映画10年代ベスト監督『アルフォンソ・キュアロン』(3 点)・『ヨン・サンホ』(2点)・『アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ』( 1点)
外国映画10年代ベスト女優『シャーリーズ・セロン』(2点)・『アン・ハサウェイ』(2点)・『エマ・ストーン』(2点)
外国映画10年代ベスト男優『ソン・ガンホ』(2点)・『ブラッド・ピッド』(2点)・『アーミル・カーン』(2点)

【コメント】
監督はやはりメキシコの黄金世代。そしていくつもの鬱アニメーションに続いて、ゾンビ映画の歴史を変えたヨン・サンホ。
役者もこれまた多すぎるので、コンスタントに秀作に出演している人たちになった。
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2010年代の映画ベストテン (Kei)
2020-02-13 19:59:25
****ブロガー&SNS映画レビュアーによる10年代(2010~2019)の映画ベストテン****
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
2位『この空の花 長岡花火物語』
3位『あゝ、荒野 前・後編』
4位『冷たい熱帯魚』
5位『花筐/HANAGATAMI』
6位『そこのみにて光輝く』
7位『君の名は。』
8位『シン・ゴジラ』
9位『リップヴァンウインクルの花嫁』
10位『悪人』

【コメント】
ベストワンは悩むところ。「この世界の-」がなければ大林監督の大傑作「この空の花」がダントツ1位だったのだが。両方ベストワンにしたいくらい。どちらもタイトルの頭が「この-」で始まる共通点もある。しかし「この世界の-」の方も2016年作品と昨年の「さらにいくつもの」とで票が割れる可能性もある。これも悩ましい。岩井俊二の復活がファンとして何より嬉しい。大ベテラン大林宣彦の孤軍奮闘には敬意を表したい。

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日本映画10年代ベスト監督『大林宣彦』(3点)・『片渕須直』(3点)・『』( 点)
日本映画10年代ベスト女優『黒木華』(3点)・『池脇千鶴』(2点)・『のん』(1点)
日本映画10年代ベスト男優『綾野剛』(2点)・『菅田将暉』(2点)・『妻夫木聡』(2点)

【コメント】
ベスト監督はこちらも大林宣彦と片渕須直のツートップで文句なし。女優では黒木華が山田洋次作品「小さいおうち」「母と暮せば」に「リップヴァンウィンクル」「海辺のリア」と大健闘。目立たないが池脇千鶴も「凶悪」「そこのみにて光輝く」「きみはいい子」に「半世界」とコンスタントに良作に出ている。男優では綾野、菅田、妻夫木の3人が甲乙つけ難い奮闘ぶり。ただまあ3人とも少々出過ぎで、もうちょっと作品を選んで欲しいとは思うけれど。

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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『バーフバリ 王の凱旋』
2位『アメリカン・スナイパー』
3位『息もできない』
4位『ジャージー・ボーイズ』
5位『ラ.ラ.ランド』
6位『ボヘミアン・ラプソディ』
7位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
8位『メッセージ』
9位『運び屋』
10位『ジャンゴ 繋がれざる者』

【コメント】
2000年代ベストテンでは、クリント・イーストウッド監督作品が大半を占めたが、今回も前回ほどではないにしても、やはりイーストウッドが3本。神がかってる。あとタランティーノも大健闘、2本が滑り込んだ。「ヘイトフル・エイト」も入れたかったが。
邦画にも言える事だが、公開当時はベスト上位に選んだものの、年月が経つと忘れられてしまった作品もいくつかある。本当にいい映画は、年月を経ても、いつまでも心に残り続けるものである。そんな作品を選んでみた。

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外国映画10年代ベスト監督『クリント・イーストウッド』(3点)・『クエンティン・タランティーノ』(2点)・『ドゥニ・ビルヌーブ』(1点)
外国映画10年代ベスト女優『エマ・ストーン』(2点)・『シャーリーズ・セロン』( 2点)・『ナタリー・ポートマン』(2点)
外国映画10年代ベスト男優『レオナルド・ディカプリオ』(3点)・『ブラッドリー・クーパー』(2点)・『ヤン・イクチュン』(1点)

【コメント】
ベスト監督はこの3人で文句ないでしょう。大ベテラン、中堅、新進とうまく配分されたのもいい。女優は出演作はそれほど多くないけれど、それぞれの代表作(「ララランド」「怒りのデスロード」「ブラックスワン」)で強烈なオーラを放っていた点を評価。男優ではディカプリオがイーストウッド(「J・エドガー」)タランティーノ(「ジャンゴ」「ワンアポ」)イニリャトゥ(「レヴェナント」)といった具合に巨匠・名匠と組んでの大活躍ぶりを評価して。ブラッドリー・クーパーもこの10年で大きく飛躍。監督業にも進出(「アリー スター誕生」)、こちらでもイーストウッドの後を追うか注目したい。ヤン・イクチュンは「息もできない」だけでなく、日本映画「あゝ、荒野」での好演とも併せて。あとインド映画で活躍するプラバース(「バーフバリ」)、サルマーン・カーン、アーミル・カーンも入れたかったけれど枠が一杯で残念。ここで名前だけ挙げておく事とする。
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2010年代映画ベスト10 (aq99)
2020-02-19 21:04:52
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『かぐや姫の物語』
2位『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
3位『男はつらいよ お帰り寅さん』
4位『散歩する侵略者』
5位『海よりもまだ深く』
6位『小さいおうち』
7位『おおかみこどもの雨と雪』
8位『きみはいい子』
9位『孤狼の血』
10位『バクマン。』
【コメント】
1位の「かぐや姫の物語」は、冒頭15分くらい大好き!!これだけでほぼ百点!!子育ての原点を思い出させてくれ、続く寝返りのシーンは、個人的に名シーン。これを描ける高畑勲の視線は本当にやさしい。また、かぐや姫に、死のメッセージを放り込み、「早来迎絵図」からイメージをもってくるところは、さすが日本文化の研究者だけあるわ。ザ・日本のアニメ。
2位の「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、当時、「りんさんエピソードを端折ったんは正解」と、なんとも罰当たりなコメントを書いてました。ここを追加すると、こんなにも新たなものが出来上がるとは、恐れ入りました。ディレクターズカットでこんな変わったのは「ブレードランナー」以来かなー。
3位の「お帰り寅さん」は、亡き人をそれぞれが好きなように感じたらいい映画やと思います。
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日本映画10年代ベスト監督『是枝裕和』(3 点)・『大根仁』(2 点)・『湯浅政明』( 1点)
日本映画10年代ベスト女優『樹木希林』( 3点)・『黒木華』( 2点)・『小池栄子』( 1点)
日本映画10年代ベスト男優『リリーフランキー』( 3点)・『ピエール瀧』( 2点)・『長谷川博己』( 1点)
【コメント】
監督賞は、 2010年代満遍なく作品発表しかつ、私の評価が高い人を選択基準に。そうすると、山田洋次(3本:私のベスト10に入った本数)・黒沢清(3本)・原恵一(3本)となってしまうので、この三人は永久シード権・ボクシングのダイヤモンド王座のような扱いとすることで、是枝裕和(5本)、大根仁(3本)、湯浅政明(2本)を選びました。2010年代前半のタナダユキ、成島出、後半は白石和彌もお気に入りです。
女優賞は、樹木希林、黒木華で二人決まり、あと一人、永作博美、長澤まさみ、蒼井優、広瀬すず、松岡茉優、と悩みましたが、泣かされることの多かった小池栄子にします!
男優賞は、リリーフランキーで決まり。是枝裕和&大根仁監督作品に出ずっぱりなんで、当然かと。リリーの相方的なピエール瀧も、ドーピング疑惑あるなか、私は許します!早く出てきてほしい!待ってま~~す!!あと1枠は、ベスト10で2作も主演してたら、入れなしゃーないわ。決して大河主演やからやないです。私の好きな映画によく出てた妻夫木聡、高良健吾は、漏れてしまいました。
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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『家族を想うとき』
2位『THE NET 網に囚われた男』
3位『拝啓、愛しています』
4位『レッド・ファミリー』
5位『1987 ある闘いの真実』
6位『わたしは、ダニエル・ブレイク』
7位『ブラック・スワン』
8位『スリー・ビルボード』
9位『グリーンブック』
10位『インビクタス』
【コメント】
ケン・ローチに挟まれる形で韓国映画を4本配置。「家族を想うとき」は、久しぶりに家族全員揃った食事からのドライブシーンにつきます。「幸いにも、君には、君を想ってくれる家族がいる」と言うポリも好き。2位の「THE NET 網に囚われた男」は、「パラサイト」を見た人にぜひおすすめしたい!韓国の格差社会で下の方やったら、北朝鮮の方が幸せかもしれんと思わせる怖さがある。そんな底辺(ってほどでもないけど)でも、3位の「拝啓、愛しています」では、美しいものが描かれていました。
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外国映画10年代ベスト監督『ケン・ローチ』( 3点)・『キム・ギドク』( 2点)・『クリント・イーストウッド』( 1点)
外国映画10年代ベスト女優『ルーニー・マーラ』(3 点)・『ジャネール・モネイ』( 2点)・『キム・テリ』( 1点)
外国映画10年代ベスト男優『ライアン・ゴズリング』(3 点)・『マハーシャラ・アリ』(2点)・『マット・デイモン』( 1点)
【コメント】
監督賞は、まずケン・ローチ。はい、にわかローチです。1996年公開の「大地と自由」しか見たことなかったけど、ここ最近でこんななってたとは!!まだまだ映画で教えを乞いたい!キム・ギドクは、ず~っと好き!ポン・ジュノより好き!!あと1枠は、日本映画で永久シード権の話をしてたのに、イーストウッド。この10年で7作(うち4本は私のベスト10に入ってる)も撮ってるんで、無視したら、銃で撃たれそう。
女優賞は、ルーニー・マーラが、この10年ではダントツかな~。ジャネール・モネイは、「ドリーム」と「ムーンライト」で、キム・テリは「お嬢さん」と「1987 ある闘いの真実」で好きになりました。
男優賞は、10年代は、なんとなくライアン・ゴズリングかな~と。マハーシャラ・アリは、「グリーンブック」と「ムーンライト」で。マット・デイモンは、男優目当てで、映画を見ることはないけど、実は、彼の映画は高評価多しでした。
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10年代映画ベストテン (にかいどう)
2020-02-24 18:49:18
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『団地』
2位『恋人たち』
3位『三里塚のイカロス』
4位『万引き家族』
5位『野火』
6位『ビジランテ』
7位『すみっコぐらし』
8位『アリーキャット』
9位『葛城事件』
10位『裏切りの街』
【コメント】
まず、この記事を読んでくださる奇特な方々に謝罪しておく。どーもすいません。今回のレヴューを書くに当たって改めて調べてみたところ、「劇場で観賞した日本映画」は2010年から2014年までは、5年間でたったの2本だった。2015年以降の5年間も大概酷いありさまで、毎年10本未満ばかりだった。DVDなどで観賞した作品を加えれば、まあ映画ファンとして恥ずかしくない程度には観ているが、このレヴューは劇場観賞作に限るという縛りを自分でつけたので、そうした「半可通による邦画ベスト」であることを、予めお断りしておく。本当に失礼ですいません。
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日本映画10年代ベスト監督『橋口亮輔』( 2点)・『塚本晋也』( 2点)・『是枝 裕和』( 2点)
日本映画10年代ベスト女優『安藤さくら』( 3点)(「100円の恋」「万引き家族」)
日本映画10年代ベスト男優『池松壮亮』( 3点)(「裏切りの街」「よこがお」)
【コメント】
「100円の恋」はディスクで見た作品なので作品部門からは外したが、安藤の演技に感動したので。
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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『ゴッズオウンカントリー』
2位『オデッセイ』
3位『恐怖の報酬 オリジナル完全版』
4位『キャロル』
5位『エクスマキナ』
6位『トム オブ フィンランド』
7位『スリービルボード』
8位『マンチェスターバイザシー』
9位『パターソン』
10位『ベイビードライバー』
【コメント】
洋画も2010年から15年までは年間20本以下で、16年が約80本、17〜19年は110〜170と、ずいぶんな偏りがあることをお断りしておく。したがって、ベストにあげた作品も後半に偏っているのでご容赦を。結局、10年間で劇場で観た新作は340本くらいだった。
いわゆるLGBTジャンルの作品が3本はいっているが、その逆にストレート恋愛がないのは、自分の年齢によるものか。「恐怖の報酬」は、リバイバルとはいえ、あまりにも初公開時とは異なるバージョンであることから、批判覚悟で入賞させた。VFXによる驚異の映像には、ジュラシックパーク以来なかなか出会えないが、それでも「エクスマキナ」の半透明は本当に驚いた。エフェクトだけなら「ライフ」も、この10年の大きな収穫だった。一方、「オデッセイ」はエフェクトには驚きがなかったが、覚悟を決めた人間の描写が大変気に入った。その反対で、人の弱さ、脆さを演じて見せた「スリービルボード」「マンチェスターバイザシー」の登場人物たちも高く評価したい。この点では「女は二度決断する」も甲乙つけがたかった。
なにがしかのイベントが起きて、それがどう転がっていくのかをとらえていくのが物語だとすれば、「パターソン」は何も起きないことも十分に映画的であることを見せてくれた。「ROMA」も、劇的なイベントよりもただただ日常を観察するだけで、どうしてこんなに面白い興味深い映画になるのか、首をひねりたくなる作品だった。「怒りのデスロード」も大好きではあるんだが、「ベイビードライバー」のオープニングのカーチェイスシーンに匹敵しうる驚きがなかった。むしろ、「ドライブ」の冒頭との優劣を相当悩んだが、作品全体のまとまりでベイビーに軍配。
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外国映画10年代ベスト監督
『リン・ラムジー』(「ビューティフル・デイ」「少年は残酷な弓を射る」)( 2点)
『アンドリュー・ヘイ』(「さざなみ」「WEEKEND」)(2 点)
『ペドロ・アルモドバル』(「私が、生きる肌」「アイム・ソー・エキサイテッド!」「人生スイッチ」「ジュリエッタ」(2 点)

外国映画10年代ベスト女優
『ルーニー・マーラ』( 2点)(「キャロル」「ア・ゴースト・ストーリー」)
『ブリー・ラーソン』(2 点)(「ルーム」)
『ジェシカ・チャスティン』( 2点)(「ゼロ・ダーク・サーティ」「女神の見えざる手」「モリーズ・ゲーム」)

外国映画10年代ベスト男優
『ジェイク・ギレンホール』( 2点)(「ナイトクローラー」「ノクターナル・アニマルズ」「ゴールデン・リバー」「ライフ」)
『アダム・ドライバー』( 2点)(「パターソン」「マリッジ・ストーリー」)
『ソル・ギョング』( 2点)(「監視者たち」「殺人者の記憶法」「22年目の記憶」)

【コメント】
この監督の撮り方が大好き!!という選び方ではなく、自分が気に入った作品をちょっと調べたら、あ、これ同じ監督さんの作品だ、という選び方である。残念ながら、ポン・ジュノがこぼれてしまった。
役者については若干その逆で、この役者が出ているから観たいという感じで劇場に足を運んでいる。次点としては、ホアキン・フェニックス、トム・ハーディ、マーク・ラファロ、ティルダ・スゥイントン、アリシア・ヴィキャンデル、シャーリーズ・セロンあたり。
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2010年代映画ベストテン (sayapen (撮影監督『巻貝たちの歓喜』他 [管理人推薦枠]))
2020-02-24 22:48:27
【10年代 外国映画ベストテン】
1位『サウルの息子』
2位『スリー・ビルボード』
3位『第9地区』
4位『ミッドナイト・イン・パリ』
5位『バイス』
6位『宇宙人ポール』
7位『インターステラー』
8位『ア・ゴースト・ストーリー』
9位『セールスマン』
10位『私が、生きる肌』

【コメント】
「サウルの息子」
被写界深度の浅いあのカメラが衝撃的。あえて背景をボカすことで観るものに想像させる。それが自分にとって身近な出来事の1つのように感じさせる手法だった
「第9地区」
アパルトヘイトやレイシズムの風刺。希望でもないし絶望でもない。相容れないもの同士、どうしても相手を信じられない状況下で、それでも信じなければならない、希望になるかもしれないし絶望になるかもしれない、それでもそこに賭けた人間の話。
「バイス」
人を食ってる。社会を食ってる。ディックチェイニーをあのように描いたハリウッドの懐の広さと比べると日本は負けている
「宇宙人ポール」
ニックとサイモンが好き。あの宇宙人もいい
「インターステラー」
時間と重力の関係をうまく使っていた
「ア・ゴースト・ストーリー」
ラストが秀逸。

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外国映画10年代ベスト監督
『クリストファー・ノーラン』(3点)・『アレハンドロ・ホドロフスキー』( 2点)・『ジャファール・パナヒ』( 1点)

外国映画10年代ベスト女優
『フランシス・マクドーマンド』( 3点)

外国映画10年代ベスト男優
『サム・ロックウェル』( 3点)・『トム・ハーディ』( 2点)

【コメント】
クリストファー・ノーラン
時間が行ったり来たりする話が好きだから

ホドロフスキー すごい・・・

パナヒ 映画は政治的なものを描くのはすごく大事だと思っている。パナヒは政治的な圧力、弾圧を受けながらそれでも映画を撮り続ける精神がすごい

フランシスマクドーマンド「スリー・ビルボード」
かっこいい。あれができる女優さんはなかなかいない

サムロックウェル「スリービルボード」「バイス」
なんかやらかしてくれることを期待しちゃう

トム・ハーディ「インセプション」「マッドマックス」他
かっこいいから
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2010年代映画ベストテン (夫婦でシネマ)
2020-02-27 19:49:11
「夫婦でシネマ」という映画ブログをやっています管理人のwanco(夫)&nyanco(妻)です。前回の「00年代ベストテン」から引き続き、今回の「10年代ベストテン」のお誘いを受けて、とても嬉しく思っています。私たちは夫婦二人で、映画のそれぞれの感想を書いているので、今回も個別にベストテンを挙げることにしました。遅くなりましたが、まずは私、nyanco(妻)が先に仕上がりましたので、ご投稿したいと思います。よろしくお願いします。


ブロガー&SNS映画レビュアーによる10年代(2010~2019)の映画ベストテン****
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『この世界の片隅に』
2位『万引き家族』
3位『おおかみこどもの雨と雪』
4位『八日目の蝉』
5位『彼女がその名を知らない鳥たち』
6位『君の名は。』
7位『桐島、部活やめるってよ。』
8位『小さいおうち』
9位『天気の子』
10位『リズと青い鳥』


【コメント】
2010年代は、名作と呼ばれるような実写の日本映画はあまり観てなくて、ベストテン中、半数をアニメーション映画が占める形となってしまいました。でも、今まではアニメーションと言えば、ジブリ映画が主流でしたが、2010年代は、『君の名は。』『天気の子』の新海誠監督や、『この世界の片隅に』の片渕須直監督のような才能あふれる作家さんたちが次々と頭角を現して来て、アニメーション映画に新しい風が吹き込まれたことは素直に喜ばしいと感じます。特に、『この世界の片隅に』は、アニメーションを超えたドキュメンタリー映画としての要素もある素晴らしい作品で、ベストワンにランクインしました。
実写の日本映画の中では、世界の是枝祐和監督になってきた(外国映画の『真実』もすごく良かった)『万引き家族』が私の中で上位にランクイン。


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日本映画10年代ベスト監督『片渕須直』(3点)・『是枝祐和』(2点)・『新海誠』(1点)
日本映画10年代ベスト女優『蒼井優』(3点)・『黒木華』(2点)・『安藤サクラ』(1点)
日本映画10年代ベスト男優『リリー・フランキー』(3点)・『成田凌』(2点)・『』( 点)

【コメント】
日本映画はあまり観てなかったので、監督、俳優らの選出は非常に悩みました。そのなかでもベストテンの上位にランクインした作品の監督らを選出。『おおかみこどもの雨と雪』や『バケモノの子』の細田守監督も作品のクオリティが良かっただけに、すごく悩みましたが、やはり、アニメーション映画に新しい風を吹き込んだという意味で、2010年代は新海誠監督の方を推しました。
女優部門は、『家族はつらいよ』の良女から『彼女がその名を知らない鳥たち』の悪女まで、様々な役柄を幅広く演じられる蒼井優が私の中ではベストでした。『小さいおうち』の黒木華もこの作品で初めて名前を知ったんですが、松たか子を上回る好演技でランクイン。
いちばん悩んだのが男優部門なんですが、『万引き家族』や『そして父になる』での演じているように見えない、その自然体な演技が強く印象に残って、リリー・フランキーがベストワンになりました。成田凌を選出したのは、ベストテンには入ってないんですが、『愛がなんだ』という映画でのそのダメ男ぶりがすごく良くて、なぜか憎めない魅力がある素敵な俳優さんだと思ったから。周防監督の『カツベン』にも主演していたし、『君の名は。』の勅使河の声も良かったので、これからの活躍がとても期待できそうな俳優さんです。


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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『インターステラー』
2位『ライフ・オブ・パイ』
3位『トイストーリー3』
4位『シング・ストリート 未来へのうた』
5位『ミッドナイト・イン・パリ』
6位『ラ・ラ・ランド』
7位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
8位『マネーボール』
9位『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』
10位『ブルックリン』


【コメント】
洋画はたくさんありすぎるので非常に悩みましたが、監督、脚本、役者と見事に3拍子揃った『インターステラー』を1位にしました。あれだけ尺の長い映画にもかかわらず、最後まで飽きさせず、ラストに深い感動をよぶ作品は本当に凄い!の一言。3位の『トイストーリー3』は、CGアニメーション映画の先駆けとも言えるピクサーで、映像のクオリティはもちろんのこと、今までの数々の名作の中でもいちばんの素晴らしい作品と言っても過言ではない、ピクサーの集大成とも言える作品と思えたのでランクイン。この作品には、アニメーション映画を超えた感動がありました。
2010年代の外国映画を振り返って、やはりアメコミの作品が多く席巻した印象があります。アメコミ映画も良質な作品が多かったのですが、ミニシアター系のラブコメ映画が好きな私としては、上記のような女性が好きそうな作品が多くベストテン入りしました。それから、音楽映画も流行った2010年代でもあったので、『ボヘミアン・ラプソディ』よりも良かったと思った『シング・ストリート』と『ラ・ラ・ランド』の2作品がランクイン。特に、音楽映画で定評のあるジョン・カーニー監督の『シング・ストリート』は、歌の素晴らしさもさることながら、人間ドラマとしても良く出来ていて大好きです。


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外国映画10年代ベスト監督『クリストファー・ノーラン』(3点)・『ケン・ローチ』(2点)・『クリント・イーストウッド』(1点)
外国映画10年代ベスト女優『エマ・ストーン』(3点)・『マーゴット・ロビー』(2点)・『シアーシャ・ローナン』(1点)
外国映画10年代ベスト男優『ブラッド・ピッド』(3点)・『ホアキン・フェニックス』(2点)・『ジェシー・アイゼンバーグ』(1点)

【コメント】
やはりベスト監督には、『インターステラー』『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督を選出しました。
ベスト女優には、2010年代のヒット作や数多くの秀作に主演し、アカデミー賞にもノミネートされた3人を選出。これからの2020年代の活躍も多いに期待できそう。『ウィストン・チャーチル』や『ベイビー・ドライバー』などに出演した演技派で、とってもキュートな女優、リリー・ジェームズも良かっただけに、選出には悩みました。
ベスト男優には、『ツリー・オブ・ライフ』や『マネーボール』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など、数多くの秀作で好演技が目立ったブラッド・ピッドを選出。ジェシー・アイゼンバーグは、『ソーシャルネットワーク』の演技が良かったので選出しました。

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