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と言うことで、ずいぶんとたまってしまったので、短めな感想ですが、何とぞよろしく。
ある女性が出会った青年。恋に落ちるのに時間はかからなかったのだが、男の正体が問題。なんと彼はおおかみおとこだった。。。
性格もよければイケメンで、彼女を真摯に愛する真面目な男。ただ一つ問題はおおかみだ!!と言うことなのですが、ここは若干現実離れしすぎたかなあ・・・・と。
監督によれば、人間にはいつも究極に近い選択を余儀なくされており、おおかみということが問題なんじゃなく、追いつめられたことを表していると言うことらしい。・・・・うーん、気持ちは分かるが、やっぱ若干そこに気持ちが入り込めなかった。あまりに現実離れしすぎてて。
二人の間に生まれた子供はやはりおおかみ少女とおおかみおとこ。いやおおかみこども?自分をうまくコントロール出来ない子供たちは、本能のまま。人間になったり、おおかみになったり。そしてそこに届いたとんでもない悲劇。彼が死んでしまう。。。
おおかみは野犬のように扱われ、処理されるが、一番不自然を感じてしまったのがここだった。どう見てもただのイヌには見えないと思うのだが、スルー。
結局、二人の子供を抱えた母は、都会で暮らすことはできず、田舎の半ば朽ち果てたようなあばら家に引っ越す。ここならば、誰にも干渉されずに暮らしていけるのではないかと・・・。
つうことで、おもに田舎に引っ込んで、大自然の中で二人の子供と一緒に成長して行く物語になっていた。とにかく雪ちゃんのちっちゃいころの可愛さが尋常でない。ひたすら走りまわり、犬なんだか人なんだかわかんないみたいな様子は、元気な赤ん坊の母親ならば、わかりすぎるくらいに分かった。
そう、2歳くらいまでは、人でも犬でも(失礼)大した変りないのでは・・・と思う。で、赤ん坊はある日、人になる。人語を理解し、理性を伴い、会話が出来、「あぁ、赤ん坊じゃなくなった・・・」と思うのだ。
そう思うと、この子供たちは、赤ん坊時代が長かったのかもしれない。しかし、赤ん坊でなくなった時、その次の道を自分で選ばなければならないという苛酷な運命を背負わされたと言うことだ。今の子供に絶対にないだろう、自分の運命を背負った自分に責任を持った生き方がそれだった。
私的には、前二作の方が好きだったかな~。多分に大沢たかおが苦手だと言うことが大きいのかもしれないが、なんだか役者のイメージが強すぎたのと、ものすごい高揚感、快哉をあげる!と言うのが見たかった。これはこっちの勝手な思い込みだが、私の期待してた方向性と、若干違ってた。いや、完成度の高さは素晴らしい。役者のイメージが強い!と言うより、まず役者ありきで、その後にこの絵をつけていった・・・と言うようにも感じた。
◎◎◎○
「おおかみこどもの雨と雪」
監督 細田守
声の出演 宮崎あおい 大沢たかお 黒木華 西井幸人 大野百花
ある女性が出会った青年。恋に落ちるのに時間はかからなかったのだが、男の正体が問題。なんと彼はおおかみおとこだった。。。
性格もよければイケメンで、彼女を真摯に愛する真面目な男。ただ一つ問題はおおかみだ!!と言うことなのですが、ここは若干現実離れしすぎたかなあ・・・・と。
監督によれば、人間にはいつも究極に近い選択を余儀なくされており、おおかみということが問題なんじゃなく、追いつめられたことを表していると言うことらしい。・・・・うーん、気持ちは分かるが、やっぱ若干そこに気持ちが入り込めなかった。あまりに現実離れしすぎてて。
二人の間に生まれた子供はやはりおおかみ少女とおおかみおとこ。いやおおかみこども?自分をうまくコントロール出来ない子供たちは、本能のまま。人間になったり、おおかみになったり。そしてそこに届いたとんでもない悲劇。彼が死んでしまう。。。
おおかみは野犬のように扱われ、処理されるが、一番不自然を感じてしまったのがここだった。どう見てもただのイヌには見えないと思うのだが、スルー。
結局、二人の子供を抱えた母は、都会で暮らすことはできず、田舎の半ば朽ち果てたようなあばら家に引っ越す。ここならば、誰にも干渉されずに暮らしていけるのではないかと・・・。
つうことで、おもに田舎に引っ込んで、大自然の中で二人の子供と一緒に成長して行く物語になっていた。とにかく雪ちゃんのちっちゃいころの可愛さが尋常でない。ひたすら走りまわり、犬なんだか人なんだかわかんないみたいな様子は、元気な赤ん坊の母親ならば、わかりすぎるくらいに分かった。
そう、2歳くらいまでは、人でも犬でも(失礼)大した変りないのでは・・・と思う。で、赤ん坊はある日、人になる。人語を理解し、理性を伴い、会話が出来、「あぁ、赤ん坊じゃなくなった・・・」と思うのだ。
そう思うと、この子供たちは、赤ん坊時代が長かったのかもしれない。しかし、赤ん坊でなくなった時、その次の道を自分で選ばなければならないという苛酷な運命を背負わされたと言うことだ。今の子供に絶対にないだろう、自分の運命を背負った自分に責任を持った生き方がそれだった。
私的には、前二作の方が好きだったかな~。多分に大沢たかおが苦手だと言うことが大きいのかもしれないが、なんだか役者のイメージが強すぎたのと、ものすごい高揚感、快哉をあげる!と言うのが見たかった。これはこっちの勝手な思い込みだが、私の期待してた方向性と、若干違ってた。いや、完成度の高さは素晴らしい。役者のイメージが強い!と言うより、まず役者ありきで、その後にこの絵をつけていった・・・と言うようにも感じた。
◎◎◎○
「おおかみこどもの雨と雪」
監督 細田守
声の出演 宮崎あおい 大沢たかお 黒木華 西井幸人 大野百花
人間の10歳は子供ですけど、狼だったらご老体。あの子達はいつが「成人」なんでしょう。
私もここにビックリ。そんな簡単に処理しますか、と。
そうなんですよねえ、動物(犬か猿かのように)からヒトに替わる雪(けんかの前に学習ドリルをしている雪。ドリルするまで成長したかと感無量)。ついにヒトにならずに動物になってしまうが、ヒトに代わって地域(里山より奥)を守る雨。この雨も親御さんはたまらないでしょう。(いい意味でね)。
雪と雨がいつか姉弟けんかするだろうと待っていたら、ようやくやってくれたのでほっとしました(笑)。
今年は邦画アニメのすごいラッシュですね。今年のように面白いと思えるアニメを次々に見せつけられると邦画アニメだけは、ガラパゴス状態でも良いんじゃないかと思い始めたこのごろです。
それが難しい時代なのかもしれませんね。
この映画で感動してる人は、
普段そんな事を感じた事がないのかもしれないなぁ
とさえ思ってしまいます。
考え過ぎかもしれませんが…(^^;)
「時かけ」「サマーウォーズ」とDVD買いましたが、
今回のは…買わないと思います。
一回観たらもういいかな、と。
良いという人がいるのもわかりますが…
現実離れという点では苦学生の花にはたくわえがあったのかな~とか
自分もひとりで子供を育てたのでなんというか、まあなかなか余裕があるな~とか
つい思ってみてしまう部分があったり
うーん男性が求める母性に感じてしまったのですね
そこの感じ方はいろいろなんでしょうね全否定ではないです
あと、狼人間として暮らしてきた男性はようような軋轢のある世界に生きてきたのではないのかなあ…
そのわりにあっさり子供つくったなとか
死ぬまでの間におおかみ子供の生きる術について夫婦で話さなかったかななど
省略しているだけかもしれないですが、もうちょっと描写がほしかったと感じました
映像は綺麗でした
物語に新味はあったのですが、設定に無理を感じてしまったのが、マイナス要因でした。
見る方のハードルの高さをものともせず、なかなかの力作だったと思うんですが、ちょこちょこと、得心できない部分が多すぎて、前二作に比して、若干評価が低いです。
と、いつにもまして、監督の露出が多くて、なんだかなあ~?と感じるところです。
ごくごく小さいころと、成長してからの二人(?)のキャラの違いと言うか、描き方と言うか、成長の仕方の違いは見事な描写だったと思います。
オンナとオトコの違いもあるかもしれませんが、雨の行く道が、今やほとんどないのではないか・・・と思ったのが、寂しかったですが。
今も、公開作品見ると、アニメがずらっと並んでますが、本当に見るに耐える作品かというと、微妙な気もします。
でも、素晴らしい作品作るには、膨大な手間と才能が必要ですもんね。難しいところです。
本当に母してるか?一人の、あるいは二人、三人の母として、責任を持って、きちんと母してるか?・・・・という問いさえ、理解してもらえない時代かもしれないです。
まだ私は、母業の真っ最中ですので、いずまいを正さなければ・・・という示唆かと思って、母業にまい進したいと思います。
そんな、小難しい作品でもないとおもいますが、なんか敷居の高さを感じる作品でしたわ。
映画を見てこられたから見れば、アニメ作品はたくさんあれど見る価値があるかどうかはよく考慮したいと。
私はこの映画はかなり男目線だなあ、とおもいました。ロマンと呼ばれているものが先に来てしまっていて、ほかの事柄はすっ飛ばしているような。違和感というより男が作りたいように作ったと思えばそういうものなのかなと
なでしこチームと男子サッカーチームの飛行機座席クラスの区別の仕方を思い出してしまいます。
敬服しますです。
なんですが、アニメにするからには、アニメでなければ表せないもの、アニメならではのもの、アニメにする価値のあるもの・・・と言うのが大事だと思うのですよ。
そこがきちんと出ているか!というのが、私の価値基準です。
>男が作りたいように作ったと思えばそういうものなのかなと
そこは感じますね。
理想のお母さんですもん。
女性は耐えてしかるべきもんなのでしょうかねえ。
そう言うと、人みたいに言われそうですが。
荒唐無稽と、話の展開に無理があるってのは、違うと思いますわ。
いろんなエピにそれぞれ「うんうん!」って頷きたかった。それって大事な要素だなあって。
>自分もひとりで子供を育てたのでなんというか、まあなかなか余裕があるな~とか
それは凄い。尊敬します。
子育ては絶対自分がした!といいきれますが、なんと言っても経済的な面はどうしてもだめだもんな。