am9時半
今日も暖かな快晴
５月の強い日差しを糧にして
ベランダの野草たちがどんどん成長し
うまい具合に野鳥餌場を隠れ家にしました
水を換え少しだけ米を置いたので
きっと雀たちが食べに来るでしょう
それをチラ見しながら
僕は今日はこれから録音です
でも本音を言えば
今日のように暖かで穏やかな日は
窓を開け放ち
部屋を抜けてゆく風に吹かれながら
外の光の眩しさに目を瞑る幸せを感じながら
インスタントでいいからコーヒーなんか飲みながら
空腹を感じたら有り合わせの物で作った軽食を食べて
ひもすがら過ごしたい
でも日が暮れる頃
明日に繋がる「何か」を生み出さなかったことに
きっと後悔し始めるので
ギターを手にして録音をします
自分の明日に繋がる音を
ちゃんと紡ぎ出せるか否かも
偶然性の大きい賭け事のようなところがありますが...
防音のために泣く泣く窓を閉めます
こんなに気持ち良い天気なのになぁ...
いっそ野鳥の鳴き声とか
遠くを走る車の長閑なエンジン音とか
時たま246をぶっ飛ばす暴走族の激しいバイクの音とか
ディレイがかかって何言ってるかわからない市の屋外放送とか
どっかの家の家族の揉め事の声とか
この良い天気の中
子供たちが狂喜乱舞して遊んでる遠くの声たちとか
そんな音たちも一緒に録音してしまおうか
。。。
録音手前の運指おさらい中
まだちょいちょい気が散ってますので
こんなブログを書いたりしてます
現実に僕の目の前にあるのはこの光景
爪やすりで微調整しつつ
そのうちもう少しすると
僕の目の前の光景は消えます
そして心情風景の中を歩くことになる
歩きながら迷いながら
希望のようなものを探しながら
切なさの中を歩き回ることになる
例えるのも稚拙ではありますが
例えば
こんな光景を眺めたりしながら弾いてゆく
恋とか
挫折とか
口にできない想いとか
希望の色を帯びた光とか
