~ミニモスラの逆襲~
本日午前
種が生ってる一番上の葉をついに攻撃開始
やはり柔らかい葉を求めて登って来たか…
種は食われてしまわないか…
心配だが手を出さず観察することにした
そして午後
一番大きな種が生ってるところの葉へ移動
ここに居る
↓
もし尺取り虫が葉を食べ尽くし、枯れて種が実らなかったら
翌年の食料が減るわけだから加減して食べてるのかと思ったけど
そういうわけでもないようだ
僕はこの種の収穫にかけているのだ
種にはどうか手を出さないで欲しいのだが
よく見れば、種にはトゲトゲした毛がいっぱい生えてる
これできっと虫に食べられないように防御してるんだろう
朝顔一個と尺取り虫一個の
(人間が綺麗事に夢見がちに思うような)友情的なリスペクトではなく
食うか食われるか弱肉強食の攻防の中で
朝顔の全体量と尺取り虫の全体量がバランスを取って行くように
自然の摂理は営まれてるのだろう
もし自分や自分の大切な人が死ぬ事があっても
全体から観ればこういうサイクルの中の出来事だということなのだろう
一個の命は尊いものだが
この自然の摂理を深く理解し手に出来なければ
他者を押しのけて自分の命を守ろうとするのが人間の弱さだろう
自分は残りの人生で
どこまでこういうことを修得出来るだろうか
良い天気だったので散歩に出ると赤トンボを見つけ
可愛いドングリを拾った
朝顔
この夏の花にいろんな風景を見せてもらいながら
季節は秋へと移って行く