昨日の昼間からずっとヘッドホンしてレコーディングを長時間
あ~もう、背中が懲って割れそうに痛い
背中が割れて蝉の成虫が生まれる...
だが、こんなことを言ってるうちは、まだまだ死なないから
安心してて良い
(他の職種の人のことは、よく知らないが)
ある程度の技量を持った楽器奏者が
演奏中に忘我の境地に入り込むことが出来るのは「苦行のおかげ」だと思う
どんなに整体的な目線で気をつけても
楽器を弾くってことは絶対、左右対称から外れ
その長期に渡る楽器修練に身体は軋む
それそのまま「苦行」なのだ、と思う
仏陀が
苦行を重ねた上で、苦行の無意味さに気付いた後に
悟りを開いて行ったことは知ってる
(手塚治虫のマンガで読んだし^^)
けれど、最初、滅茶苦茶な苦行で自分を痛めつけたからこそ
理にかなわないことは無意味なのだと身に沁みて知るわけだから
身体機能の理を追求しながらも
長年持ち続けた執着が情動を溢れさせ
理性を踏み越え、身体の軋みなど省みず暴走した時に初めて
「そこ」に行ける
そして忘我の境地に、身体の軋みなど気にもせず走り続ける
そして...
明らかに「そこ」に行きっぱなしのミュージシャンは
いつも短命なのだ