Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

2009-10-05 | 竹斎先生


秋が深まって来て、肌寒くなって来たからか
なんとなく心細い気分になる







細かいことをいえば切りがないけど
一応、順調に成長してくれてるんだろうと思いつつ



この子が活発に動き始めたことが
この先の予期出来ない様々なことを、漠然と感じさせて

「ちゃんと育てられるのかな...僕は」と心細くなったりする




でも、それはきっと僕の傷が、少し疼いているだけ

秋になって、気温がグッと寒くなる頃
いたたまれないような寂しさや不安に包まれるのは
毎年決まって自分の誕生日の頃だと意識したのは
あれは、だいぶ大人になってからだった気がする




そう気付くのと同時に
それを感じなかった幼い頃の自分とは
親の庇護の中で守られ生きていたのだと知る

と同時に、更に今、自分が親として
自分の子から、いつかそう思われたいのだな...と、心のどこかで声がした




育てる、っていうことは
相手を尊重しながら手助けする、っていうことに尽きると




勝手に成長してゆくこの子が、そう教えてくれる




生まれた時から
(いや、きっとお腹の中にいる頃からなんだろう)
最初からずっと持ち続けているこの子の中の好奇心
魂の本体




誰に教わることも無く、勝手にここまで成長してきた




そして、この先も勝手に成長してゆくのだろう












目線を少しでも高いところへ




パパやママと同じものを見たい




じゃ今、大人になった僕等はどう?




きっと残っているはず




僕等のパパやママと
同じ物を




きっと今でも見たいと思ってる




きっとそれが「人の育」


教えの連鎖





心を柔らかく















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする