坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

市議会は一般質問。坂井の出番でした。

2018-02-28 | 市議会(2018年)

坂井の一般質問、はからずとも今回は、すべて障がい者施策に係ることになりました。
動画(←youtubeへ)でもご覧いただけます。51分あたりからです。概要をメモで起こしてみました。

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1 車いす使用の児童生徒と学校~Part2
 2017年第4回定例会の一般質問で取り上げたテーマを再び。環境整備と人的配置は予算特別委員会で質問します。

Q ガイドラインの作成の進捗は
 A ガイドライン基礎部分の作成に入っている。4月運用開始を目指す。

Q 校外活動はどうしているのか。保護者が付き添っているのか?費用の負担は?
A 遠足などでは、教師が引率。ケガや事故なく実施するためには人手が多い方がより安全。保護者に同行をお願いすることが多くある。交通費の補助はない。

Q 修学旅行など、宿泊を伴う校外活動はどうしているのか?保護者が付き添っているのか?費用負担は?
A 宿泊行事には、支援員配置を行っているが、平日ということもあり、資格をもたない大学生が多い。専門的介護ニーズを満たせない場合は保護者同行をお願いしている。費用は保護者負担。

~ということで、義務教育にも関わらず、車いす使用の児童生徒には、保護者同行が求められ、費用も自己負担。という。改善が必要なのは明らかです。今回は、課題の抽出が目的でしたので、続きは予算特別委員会で。

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2 閉店を余儀なくされて、はや2年。福祉売店りんくの店の今後は 
 人通りの多い場所に、福祉売店を置くことを求める陳情書を全会一致で採択した経緯がありますが、この間の議会で、常設ではなく福祉会館のなかでワゴン販売などで運用していくと、その旨、運営法人も一定理解していると答弁していました。

Q いつだれが何を話したのか。運営法人は理解しているのか。
A 昨年10月下旬に話をした。昼食時に間に合うよう、障がい者施設で制作した食品等をワゴン販売する。また、多目的室やマルチパーパススペース等でのイベント時に、販売するなど、固定した場所で待っているのではなく、こちらから積極的に出向いての物品販売を想定。運営法人には了承いただいたと認識している。

Q 運営法人の方にお話しを聞く機会があった。話しを聞いたがイメージがわかない。常設されると良いと思っている、と聞いた。認識に差がある。このままだと溝が大きくなるので、改めて協議を。
A 障がいのある方が作った製作品販売の拡充は大切。運営法人に属する団体や、加入していない事業所も含め協議をしていく。

Q 福祉会館竣工までは?
A 障害者週間のイベント販売や、なかよし市民まつり…等の他、イトーヨーカドーとの「地域活性化包括連結協定」により、定期的に販売できるよう協議をしている。

~ということで。売店を置く意義は、なんぞやという。常設して売店とすると、お店番をする訳ですから、そこが働く場となります。必要なのは、常日頃働く場があること。イベント的に販売を行うと、根本を満たしていないと考えています。

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3 誰のための障がい者差別解消条例(仮)なのか。

 要約するのが困難。なので、動画(←youtubeへ)1時間25分でご確認いただきたいところ。


~質疑を終えての所管ですが、市民参加で作り上げてきた条例だけれど、その意見がどのように条例に入っているのか。中心的に議論してきた自立支援協議会は「60点」としています。想定していたより、自立支援協議会にも負担がかかっていました。
 障害者差別解消条例、障害者基本法等あるなか、小金井市で条例を制定する意義は?
 とても大切な条例と認識していますが、これまでの経緯や行政の提案姿勢をみてるとすっきりしません。

 今定例会に上程され、厚生文教委員会に付託されます。


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