坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

【お知らせ】2月3日18時半~@上之原会館 坂井えつ子の議会ホーコク会 

2018-02-02 | お知らせ

当初は、視察ホーコクをメイン予定でしたが、市政の気になる課題についても動きがあったので、ホーコク&意見交換できればと思います。

お気軽にどうぞ。


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厚生文教委員会。障がい者差別解消条例制定は、委員の多くがスケジュールに異議。

2018-02-02 | 閉会中の委員会

市議会は、閉会中の厚生文教委員会。

委員でないため、傍聴していました。気にかかるのは2点。障がい者差別解消条例と、小中学校における”誰でもトイレ”設置状況。


障がい者差別解消条例

Q 現時点での今後のスケジュール

A 2月19日にパブコメ終了。意見集約にはいり2月23日開催の自立支援協議会で調整後の了承を得る。2月28日臨時庁議。3月1日議会運営委員会に諮り、3月2日本会議で上程。3月5日厚生文教委員会で審査。

 

スケジュール、キツイですね。通常1カ月行うパブコメが今回は28日間と若干短め。パブコメ意見取りまとめも通常1カ月ほどかけるのに今回はわずか4日。(担当課には過度な負担では?クオリティも懸念されます。)議案上程は、「3月2日上程。(3、4日は土日。)5日の委員会で審議。」通常1週間前には議案送付されているので、かなり無理がある。


Q 今年度中に制定しなければならない理由は

A (課長) ※坂井の速記メモであることご了承ください。
 H27年から自立支援協議会で協議。障害者週間スペシャルイベントは3回行い意見聞いた。昨年は意見交換会2回。市民から意見いただく。多くの市民が待っている。部局としても、保健福祉総合計画策定に伴い行ったアンケート…障害者計画で一般市民の方にアンケート行った。障害者福祉に興味あるか?の問に、6割は興味があると回答。一方で、差別解消法、虐待防止法を知っているか?には6割以上が知らないと回答。
 理解促進に積極的に務めなければいけない。2年以上かけて議論してきたこともある。タイトな日程は重々承知している。早期制定を待ち望んでいる声がある。

(部長) ※坂井の速記メモであることご了承ください。
 タイトな日程。お詫び申し上げる。本来は、昨年10月施行めざし、上程予定だった。部局で調整うまくいかず、上程遅くなった。この条例を待ち望む方がいる。タイトなスケジュール重々承知。検討結果を出すの1カ月ほどかかる。関係各課一丸となって回答をつくり、自立支援協議会にも示す。10月施行できなかった。不徳の致すところ。待ち望んでいる方がいる。協議会委員にも協力してもらっている。商工会からも委員として出てもらっている。周知に協力いただける。ほんとに申し訳ないと思いますが、上程をさせていただきたい。

(市長) ※坂井の速記メモであることご了承ください。
 施政方針に明記しているのは事実。年度内制定をめざしてきた。しかし、第1回定例会上程は、施政方針をもってということではない。様々熟慮した。2年半の真剣な熱い議論。いろんな想いを聞かせていただいた。条例制定、大きな課題あり、難しい時期もあった。多くの方が立ち上がった。小金井独自のものを目指したい。

 2年間にわたり…シンポジウム。当事者からの思い聞かせてもらった。たくさんの声を聞きながら、委員は条例制定に尽力。庁内で時間を要したのは、市長として申し訳ない。

 条例制定を待ち望んでいる人がいる。ということ。周知は大切。この条例を一刻もはやく制定し、施策に取り組んでいきたい。周知をやっていきたい、事業者への周知大切。

 第1回定例会議会の皆様のご審議について、全力でお応えできるように取り組んでいく。市議会の御理解得られるように全力で取り組んでいきたい。望む方の願いをかなえるために一生懸命努力をしていきたい。

 

 今年度中に制定しなければならない理由には答えていないようです。課長、部長、市長の答弁で共通しているのは「待ち望んでいる市民がいる」ということと「タイトなスケジュールに対するお詫び」。
 市長答弁は、努力します的な”精神論”になっていませんか?
 議会でも様々な意見を出していく過程が必要ではないのでしょうか。そのために3カ月制定が遅れることでデメリットは生じるのか?

 部長からは、「自立支援協議会全員から4月1日からの施行を、と承っている。」と答弁ありましたが、私が聞いている範囲では、”多くは望めないので、やむなく”といったところがあるので、違和感ある答弁でした。

 逐条解説(条文の説明文)は作るという答弁が出たのは一歩前進。ヨカッタ。これまで前向きな答弁はなかったところですから。

 最後、委員長のまとめ。「委員会の多数の委員から、条例案については施行日も含めて見直しを求める声が出されておりました。慎重審議が、いまのスケジュールでは充分にできないということが意見としてだされておりましたので、市長におかれましては、今日の委員会の多数の意見を踏まえて今後の対応をしていただきたい。ということを強く申し上げておきたい。」

 ということで。

 私は、厚生文教委員でないのですが、やはり意見を伝えたいです。

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小中学校における”誰でもトイレ”設置状況。

資料は、「小中学校における車いす使用者が利用可能な便房の設置状況に関する調べ」。要求資料は”誰でもトイレ”の設置状況ですが、実情として把握したかったのが、車いす使用の児童生徒が使えるトイレだったため。(トイレをあえて便房と表現するとは。)



Q 設置の経緯や今後について

A ※坂井の速記メモであることご了承ください。
過去、必要性あるところから整備。充分配慮されてきたものと考えている。 同一水準が望ましいと思っている。今後も児童生徒の学校生活が快適に過ごせるよう整備していく考えを持っている。長寿命化計画策定のなかで配慮していく所存。 当然配慮されるべきこと。可能な限り対応できれば対応していきたい。

 委員からは、「災害時には避難所になるので、各校に必要だ」という意見が。ごもっとも!です。

 市長がおっしゃるところの「子育て環境日本一」の”子”には、障がいのある児童・生徒も当然含まれるわけですから、力をいれていただきたい。


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