ウイーン滞在の最終日である、2016年6月15日は、ウイーンを代表する最高級ホテルの一つであるホテルザッハに宿泊した。一泊の室料が1030EUR（123,600円）のジュニアスイートルームを予約しておいた。ホテル到着時にスイートルームの宿泊客だと告げたら、一般客とは区別された、奥まったスイートルーム宿泊客専用のチェックインカウンターへと案内された。チェックイン時からかような特別待遇を受けられるのがスイートルーム宿泊者の特権である。誠に持って金の威力は凄いなと思う。ヨーロッパはお金さえあれば快適な旅が約束されるので、高かろう良かろうの典型である。
お部屋は7階にある614号室であった。お部屋に入るとその豪華さにテンションはマックスに到達し、思わず「こりゃあ凄いな」を連発してしまった。
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青を基調としたお部屋である
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シェーンブルン宮殿からホテルへ戻ったのは午前10時45分であった。雨は小降りにはなったもののまだ降ったり止んだりを繰り返しており、外出する気にはなれず、部屋でぼんやりしながら過ごした。お昼は、残っていたインペリアルトルテと果物を食べて終了とした。今日（2016年6月15日）の午後はホテッルザッハへ移動する予定であり、そこではザッハトルテを食べる予定になっていたので、昼食は軽めに済ませておいた。テレビを見たら日本語のニュース番組が放映されており、それを見て、舛添東京都知事の辞職を知った。旅行記を纏めたり荷物の整理をしながら時間を潰し、筆者は午後3時5分に部屋を出てチェックアウトのためにフロントに向かった。ミニバーと朝食代を含めた総額は882EUR(10,5840円)であった。そしてタクシーに乗り込み、6分ほどでホテルザッハに到着した。タクシー代は4.01EURだったが、筆者はチップ込みで9EURを支払っておいた。
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部屋を出る直前に撮影したホテルインペリアルの室内
午後3時頃のホテルインペリアルのロビー
スーツケース
ホテルインペリアルのドアボーイ
スーツケースを運んでくれたスタッフ
タクシーに乗り込んだのは午後3時15分
ホテルザッハのフロントマン
いけめんのフロントマン氏だ
ホテルザッハのベルボーイ
シェーンブルン宮殿を出てU-lineの駅へ向かった
宮殿から駅までは7分ほどの行程
ハイリゲンシュタット行きの電車に乗った
カールスプラッツ駅行きの電車
カールスプラッツ駅に到着
このエレベーターを上がるとケルントナーリング通りへ出られる
ケルントナーリングオペラ駅
ホテルには宮殿を出てから25分後に到着した。
バスローブ
濡れた傘を乾かした
わずか15分で見学を終了して宮殿の外に出た
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チケット売り場
券売機
英語を選択して数を入力した
入場券
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入場
シェーンブルン宮殿は、ウイーンの中心部シュテファン大聖堂から西に直線で約5kmの位置にある。市内からは地下鉄U4号線に乗りシェーンブルン駅下車。庭園は東西約1.2km、南北約1kmの規模で、1779年頃から公開されている。
建物は、あらゆる部屋を合計すると1,441室あり、両翼の端から端まで180mあり、正面右側翼には宮廷劇場がある。また、広いフランス式庭園を挟んで宮殿に向かい合う丘の上にはグロリエッテという対プロイセン戦の勝利と戦没者の慰霊の為に立てたギリシャ建築の記念碑(未完成)があり、ここからは周囲が一望できる。オーストリアで一番重要な観光資源で、年間入場数150万人。更に公園と動物園や行事での集客数520万人を合計すると年間には670万人が訪れる。外壁は金を塗ろうとしたところ、マリア・テレジアが財政の状況を考慮し、黄金に近い黄色にした。これをテレジア・イエローと云うが、彼女が好んでいた色というわけではない。
以上はウイキペデイアからの引用だが、宮殿内部の写真撮影が禁止されていたため、筆者はわずか15分で見学を終えて外に出た。入場チケット売り場前には長蛇の列が出来ていたが、左翼が見学できないImperial Tourと言う名の一番安いチケットの券売機（クレジット使用可）の前には何故か誰もおらず、筆者はこのチケットを購入して素早く入場した。チケット代は、13.30EUR(1596円)だった。
シェーンブルン駅
シェーンブルン宮殿の表示
シェーンブルン宮殿の正面
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左手にチケット売り場があった
カールスプラッツ駅
U4を目指す
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打刻機にチケットを通した
終点はフッテルドルフである
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出発
シェーンブルンの二つ手前の駅
シェーンブルンの一つ手前の駅
2016年6月15日の午前中は弱い雨が降り続いた。ドアマンに何時頃止むのかを尋ねたら、彼はスマホを取り出して天気予報をチェックした後「午後2時頃には止む」と答えた。筆者は午前9時15分頃に、軽量の傘持参でホテルを出た。ケルントナーリング通りに出て、ケルントナーリングオペラ駅で、ウイーン市内の鉄道バス乗り放題の一日乗車券を7.60EUR(912円)で購入した。そしてカールスプラッツ駅からU4の地下鉄に乗り、シェーンブルン駅へと向かった。シェーンブルン駅までは7分ほどの行程であった。
この傘を持参した
外は雨
レインコートが役に立った
エレベーターに乗り階下に降りた
ケルントナーリング通りに出た
ウイーンタイムチケットのボタンを押した
24時間券を購入
一人分
チケット
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このおねーさんにオムレツを焼いて貰った
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この日の朝食は午前7時から開始となった。着席した途端、雷鳴と共に激しい雨が降り出した。スタッフらが大慌てで外のテラス席へと通じるドアを閉めていた。筆者は、マッシュルーム、トマト、オニオン入りのいつものオムレツをお願いし、デニッシュ、果物、ハムなどを皿に盛った。お代は41EUR(4920円)だったが美味しい朝食を堪能出来た。
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乳糖不耐性と言って、牛乳に含まれる乳糖の摂取で下痢をする人（筆者もその一人だが）のために乳糖を含まない牛乳があったが、筆者はアーモンド牛乳を飲んだ
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二階から見たロビー
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ビジネスセンターのミネラルウオーターは無料
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二階へ向かう階段
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シャンデリア
二階部分の一角はビジネスコーナーになっていた
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夜間外出から帰館した宿泊客はこのベルを押すとドアを開けてもらえる
玄関ドア
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カフェのオープンは午前7時
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インペリアルトルテはお部屋に二箱用意してあった。
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駐車したらレッカー車で強制移動とする
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ホテルインペリアルへ戻った
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バー
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