一生を賢明に一生懸命

A O、の思いを投稿

ブログ・もうひとつの視点「汚染水騒ぎに見るシナリオ」全くだ、その通りだ!

2013-08-26 | Weblog

汚染水騒ぎに見るシナリオ

 
‎2013‎年‎8‎月‎25‎日、‏‎6:45:05全文を表示
 福一原発において,地下水やタンク破損により,汚染水が海に漏れ出ているということが最近になってわかったということだ。その結果がどうなったかというと,もう東電には任せておけないということで,「国が乗り出し地面を凍らせて遮へい壁をつくる工事を税金で行う」ということである。これがどういうことか,おわかりであろうか。大手新聞や政治家,国民の皆さんは,東電の後手後手の対応,場当たり的な対応を批判しているが,東電社員はそんなに愚かではない。高い能力の人々の集まりであり,専門家もたくさんいる。少なくとも,我々国民や大手新聞記者,政治家等よりは,はるかに先を見通して的確な計画をたて,実行していく力を持っている。みんなをだますことなど,いとも簡単にできるのである。

 皆さんは,次のことについてどのようにお考えであろうか。
?なぜタンク群を取り囲む低い壁のバルブを開いていたのか。
?なぜ毎日1000tもの地下水が山側からやってくることが今までわからなかったのか。
?なぜ2年もの間,原子炉建屋地下の水が海に流れていないと言い続けていたのだろうか。
?なぜ次々にトラブルが公表されるのだろうか。

 こんなことなど東電はわかっていることなのである。ではなぜ自分達がうまくできないふりを小出しにしているのか。すべては株式会社東京電力のためである。忘れてはならない。東電は利益だけを目標とする,ただの一民間会社である。会社である以上,当然のことながら会社の利益よりも国や国民の命を優先させようとは考えない。そんなことを考えたら,会社ではなくなる。そのようなことを考えるのは,ボランティア団体か自治体,政治家たちであろう。
 思い出してほしい。原発事故後に計画停電がおこなわれた。その理由は,各地の原発を止められることを危惧し,原発がなければ大変なことになるよと世間に知らしめるためであった。その体質,一連の構造は,今回の様々なトラブルから税金搾取に至るまでの流れと全く同じだ。今回東電は,おどしによって自分たちの目的を達成した。完全に我々(国民や政治家等)の上をいっている。