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来日の比大統領ドゥテルテ氏、反米筋金入り・ そのうちに日本にも、連さしかねない

2016-10-27 | 報道・ニュース

ドゥテルテ氏、反米筋金入り 背景に市長時代の事件   日本経済新聞 電子版

 フィリピンのドゥテルテ大統領が日本でも米国に対する過激な発言を繰り返している。26日の都内の講演で、米国を念頭に「外国軍部隊は2年ほどで出て行ってほしい」と述べた。筋金入りともいえる米国への反発姿勢は、大統領就任以前のダバオ市長時代の事件などを通じて培われたとされる。反米発言がフィリピン国内での絶大な人気を揺るがすことはなく、ドゥテルテ氏の発言に関係国が翻弄される展開は続きそうだ。

 

フィリピン経済フォーラムで講演するフィリピンのドゥテルテ大統領(26日午後、東京都港区)

フィリピン経済フォーラムで講演するフィリピンのドゥテルテ大統領(26日午後、東京都港区)

 宗主国だった米国は軍をフィリピンに駐留させていたが、反米世論の高まりなどを受け1992年までに撤退した。南シナ海での米軍の存在感が低下すると、中国が海洋進出の動きを加速。米比は2014年、米軍の事実上の再駐留を可能にする防衛協力強化協定を結んだ。

 そんな米国に対して、ドゥテルテ氏が厳しい姿勢を持つきっかけになったのが、市長を務めていたダバオ市で02年に起きた爆発事件とされる。

 米国人男性のマイケル・メイリン氏が宿泊していたホテルの部屋で、爆発が起きた。比当局は部屋にあったダイナマイトが原因と指摘した。

 ドゥテルテ氏の説明によると、米連邦捜査局(FBI)のバッジを付けた人物が数日後、けがをしたメイリン氏を病院から連れ出し、米大使館が用意した飛行機で許可なく海外に連れ出した。メイリン氏はFBIの一員との情報もあった。

 

26日のドゥテルテ氏の主な発言
・中国が大きくなってくれば米国との間に衝突の可能性がある※
・独立した外交政策を追求すると宣言した。今後2年ほどで外国軍は出ていってほしい
・中国の友人になりたい
・米国は「犯罪者をかむのをやめないと、エサをやらないぞ」と言っている(自身を犬に例えて)
・米国は我が国を50年間統治し、ぜいたくしてきた
・自分の命は失ってもいいが、我々の尊厳や名誉が国際社会に踏みにじられるのは許さない
・生活の質は落ちるかもしれないが、米国の支援なしに生き残っていける

(注)※の発言は日本・フィリピン友好議員連盟との会談時、ほかはフィリピン経済フォーラムでの講演

 「当時の米大使は徹底的に調査をして私に説明をするといったが、いまだに何の連絡もない。米国は我々を侮辱した」。ドゥテルテ氏は訪日前の21日、同事件について記者団にこう語った。「許せないのは国際社会で尊厳と栄誉が踏みにじられることだ。フィリピン国民には尊厳があるということを米国に証明したい」。26日の東京での講演でも触れた。

 自身の麻薬犯罪対策に対して米国が非難したことにも言及。麻薬問題の深刻さを強調したうえで「オバマ米大統領や欧州連合(EU)が虐殺事案として国際司法裁判所に私を訴えると脅してきた」と怒りを爆発させた。

 父が知事、母が教師という家庭で育ったドゥテルテ氏。社会主義思想に共感を持っているとの見方もある。ドゥテルテ氏はベトナム戦争を巡って反米運動が広がった1960~70年代前半に大学生活を送り、左翼系団体にも所属していたようだ。大学ではフィリピン共産党創設者のシソン氏からも学んだ。

 こうした経験が礎となり、今でも反米思想を抱いているとの指摘もある。ドゥテルテ政権には、共産党が推薦した閣僚もいる。

 フィリピンと米国の軍は24日に開く予定だった高官レベルの協議を延期したと明らかにした。ドゥテルテ氏の止まらない反米発言が影響した可能性がある。

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史上最低のアメリカ大統領選挙

2016-10-19 | 今注目の話題

酷いものだ・・・ここまで落ちたかつての大国、 戦争仕掛けたブッシュ、 その後の後始末、黒人のオバマ大統領・・・史上最低のアメリカ大統領選、もうこんな国とは縁を切った方が良い、実質属国の51番目の洲として簡単に縁が切れるとは思わないが、もう真剣に考える時が来た、独立 大変な時が来た!AO



オバマ大統領「トランプ氏、泣き言やめよ」 選挙不正主張を酷評 日経 2016/10/19

 
【シカゴ=吉野直也】オバマ米大統領は18日、「選挙で不正がある」との共和党大統領候補、ドナルド・トランプ氏(70)の主張について「泣き言はやめた方がいい」と断じた。さらに「無責任。近代政治史で前代未聞の出来事」と酷評した。敗北した場合に潔く選挙結果を受け入れるべきだとの考えも示した。

 オバマ氏はイタリアのレンツィ首相との共同記者会見で語った。「負けそうになって他者を非難し始めるようでは、この大統領職には就けない」と明言。大統領職を「思い通りにいかないことは多々ある。それでも構わず戦い、自分の目標を成し遂げようとするものだ」と指摘した。

 トランプ氏は女性へのひわいな形容や蔑視発言、セクハラ疑惑を巡り世論調査の支持率が伸び悩み、民主党候補のヒラリー・クリントン前米国務長官(68)に引き離される。11月8日の投票日が迫る中、局面を転換しようと選挙の正当性を疑う発言を繰り返しているが、奏功していない。

 19日には西部ネバダ州ラスベガスで投票日前に最後の直接対決となる大統領候補のテレビ討論会がある。追い込まれたトランプ氏の出方が焦点となる。

 
 
 
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元は、東京五輪・枡添を下した結果、小池知事、都民には、吉

2016-10-08 | 今注目の話題

「小池を止めろ!」自民都連のシナリオ

記事 PRESIDENT Online   2016年10月08日 

豊洲の落としどころをどうする気か

小池百合子東京都知事による「小池劇場」は連日ワイドショーで取り上げられ、豊洲新市場への移転問題や2020年東京五輪パラリンピックの予算問題など国民の関心は衰えることを知らない。小池氏は不透明な決定過程を徹底した情報公開で解明し、既得権を打破する構えを見せる。小池氏から敵視される都議会自民党は現時点で静観する姿勢を見せているが、隙あらば「一本」を取り返す構えは崩していない。圧倒的な世論の支持を背景に、小池氏は都政の「ブラックボックス」を白日の下にさらすことができるのか、それとも都議会自民党に「小池打倒」の秘策はあるのか。緊迫感が漂う小池劇場の今を追った。

「豊洲の落としどころをどうする気なんだろうね」

政府高官や自民党幹部が最近、口癖のように漏らすのは築地市場の豊洲新市場への移転延期問題だ。当初は小池氏によるパフォーマンスで移転延期が発表されたと見る向きもあったが、市場の建物下には土壌汚染対策として都がこれまで説明してきた盛り土が実施されていなかったことが発覚。安全性の問題に加え、新市場の落札率が99%と談合の疑いも指摘される事態となった。検証作業を終えれば移転が再度進められる見通しとされたが、数々の問題発覚で移転中止を求める声も大きくなってきている。

小池氏は専門家による調査チームを設置し、安全性の確認や問題が生じた過程の検証などを進め、談合疑惑も解明する考え。不正が見つかれば刑事事件に発展する可能性も指摘される。官邸や自民党幹部が懸念するのは、新市場への移転が中止すれば、東京五輪パラリンピック開催に悪影響が生じると見ているためだ。小池氏に近い人物には、複数ルートから「豊洲問題はほどほどにした方が良い。それが小池氏のためでもある」と脅しとも取れるメッセージが送られている。

「右手を差し出していながら、左手はまだ拳を握っている」

小池氏周辺がこう評するのは、自民党東京都連の新役員人事だ。都知事選大惨敗の責任をとって都連会長を辞任した石原伸晃経済再生担当相の後任には、安倍晋三首相の側近である下村博文元文部科学相が就任。「都議会のドン」と名指しされた内田茂都連幹事長の後継は、内田氏に近い高島直樹都議が就いた。自民党は都知事選直後に安倍首相や二階俊博幹事長が小池氏と会談し、和解ムードを演出したが、今回の都連人事は「いつでも攻撃は仕掛けられる。とにかく小池を止めろ」(党ベテラン議員)との見方が大勢となっている。

「小池都知事VS自民都連」バトルのゆくえ

敵対してきた首相官邸や都連の幹部は表だって小池氏批判は避けているものの、小池氏に近い都議や区議には厳しい姿勢で臨んでいる。党の方針に従わず小池氏を都知事選で応援した若狭勝衆院議員には二階幹事長の厳重注意で済ませたものの、小池氏の地元の区議7人には離党勧告処分を決定。発信力がある若狭氏は党内に囲む一方、都連が知事選で見せた「締め付け」は決して緩めず、小池氏の周辺をじわりと剥いでいく作戦を展開している。

下村氏は是々非々で小池都政に向き合う姿勢を示しているが、ある都議の1人は「人気が高いままの小池知事と戦っても勝てるわけがない。死んだふりで様子をしばらく見るしかない」と語る。都議の中には地元の支援者から「小池氏をいじめるな」と突き上げをくらうケースもある。内田、高島両氏に近いと見られることはマイナスとの計算も働いており、奇妙な沈黙につながっているようだ。

小池氏は、高い世論の支持を背景に「都政の闇」を明らかにしていく優位な戦いを進めているが、都知事打倒へ主戦論を唱える幹部からは不気味な声も漏れる。

「豊洲に始まり、豊洲に終わる。五輪には触らせない」

豊洲新市場への移転延期で生じた費用や補償などを都議会で承認せず、小池氏を一気に立ち往生させるシナリオを描いているのだ。追い詰められる都議会自民党は一発逆転を果たすのか、小池氏が利権解体を進めるのか。ワクワク、ドキドキの都政が続いている。

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