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デタラメ東京電力(福島第一 汚染水 破綻明かさず)

2013-04-25 | 報道・ニュース

福島第一 汚染水 破綻明かさず 2013年4月25日 07時06分

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 東京電力福島第一原発の汚染水量が一月にはすでに、地上タンクの容量を超え、貯蔵計画が破綻していたことが分かった。危機的状況にもかかわらず、東電はタンクには余裕があると発表。その裏で、水漏れ事故が起きた地下貯水池に汚染水を投入していた。この時点で危機を公表し、真剣にタンク増設に取り組んでいれば、四月五日に発覚した汚染水漏れ事故は防げていた可能性が高い。

 東電の計画は、セシウム以外の放射性物質も除去できる新たな除染装置が昨年九月に稼働することを大前提とし、新装置でさらに浄化された水を池に入れる予定だった。しかし、新装置の安全面の問題により、昨年九月と十二月の二度にわたり稼働を延期した。

 計画は新装置が予定通り動かない場合の備えをせず、汚染水量がタンク容量をぎりぎり超えない程度の甘い内容だった。慌ててタンクを増設したが、年明けには水量がタンク容量を超えてしまうことが確実になった。

 このため東電は一月八日、3番池に一万一千トンの汚染水を入れ始めた。続いて二月一日には、2番池にも一万三千トンを入れ始めた。

 だが東電はその事実を説明せず、毎週公表している汚染水処理状況の資料で、厳しいながらもタンク容量は順調に増えていることを記載していた。

 一月九日の記者会見で、本紙記者がタンクの残り容量が一週間分の処理量(約二千八百トン)を下回った点をただすと、尾野昌之原子力・立地本部長代理は「タンクは約三万トンの余裕があり、足りなくなることはない」と強調し、池に汚染水を投入したことには触れなかった。

 一月十五日付以降の処理状況を示す公表資料では、実際にはタンク増設は全く進んでいないのに、池に投入した汚染水の量をタンク容量が増えた形にして公表していた。タンクが増設されたのは、二回の池への投入が終わった後の三月になってからだった。

 東電広報部は「タンクの増設はすべて計画通り進めており、問題はなかった。地下貯水池に(新装置で浄化していない)汚染水を入れることも想定していた。漏れたら別の池に移し替えるつもりだったが、全ての池が使えなくなる状況は考えていなかった」とコメントした。

能性もあるが、放射性物質は検出されていない。

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(東京新聞)

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(白から黒へ)専門家もビックリ、批判は壮大な実験の結果を見てから

2013-04-05 | 今注目の話題

日銀金融政策決定会合、70兆円追加緩和 「量的・質的緩和」導入 2013.04.04

 


日銀本店で開かれた決定会合。奥中央が黒田総裁=4日午前【拡大】

 日銀は4日午後、前日に続いて黒田東彦(はるひこ)新総裁が初めて議長を務める金融政策決定会合を開き、「量的・質的緩和」の導入を決めた。日銀が市場に供給するお金の量を示すマネタリーベースが年間60~70兆円に相当するペースで増やすほか、不動産投資信託(J-REIT)や上場投資信託(ETF)などリスク資産の購入額拡大を柱とする追加金融緩和策を実施する。安倍政権が掲げるデフレ脱却と2%の物価上昇目標の達成に向けて、思い切った緩和策を打ち出した。

 日銀はデフレ脱却への強い決意を市場や国民に示すため、物価目標を達成するまでの量的・質的緩和継続を宣言。

 長期国債について、金融緩和目的の「資産買い入れ基金」と、通常の資金供給のための購入枠から買い入れてきたが、追加緩和策では、2つの購入方式を統合して緩和規模を分かりやすくする。

 購入対象とする長期国債の保有残高が年間約50兆円に相当するペースで増加するよう買い入れを行い、従来は満期までの期間が3年以内のものに限定してきたが、これを7年程度に延長。

 J-REITは年間約300億円、ETFは年間約1兆円に相当するペースで増加するよう買い入れを行う。

 アベノミクスの「第1の矢」である金融緩和策への期待感で、昨年11月中旬以降、急速な円安と株高が進行した。安倍晋三首相の意向を受けて3月に就任した黒田総裁と岩田規久男副総裁は2%の物価目標の達成時期について「2年を念頭に大胆な金融緩和を行う」と言及している。安倍首相と黒田総裁らは「異次元の緩和」を打ち出していた。

 量的・質的金融緩和の導入やマネタリーベース・コントロールの採用は全員一致で決まったが、量的・質的緩和の継続については賛成8、反対1の賛成多数だった。

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