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長生きリスク・「平均寿命」と「健康寿命」

2018-02-28 | 今注目の話題

“長生きリスク”      から身を守るなら    「平均寿命」と「健康寿命」    の差を知るべし 」 の差を知るべし   AERA dot.   安住拓哉2018/02/26

 
厚生労働省「平成28年簡易生命表の概況」内「主な年齢の平均余命の年次推移」(2017年7月27日発表分)© dot. 厚生労働省「平成28年簡易生命表の概況」内「主な年齢の平均余命の年次推移」(2017年7月27日発表分)

 今や「100歳まで生きる」という前提で「年金だけではいくら足りないか」を考える時代になった。ここで気をつけたいのは、みんながみんな100歳まで普段どおりの暮らしができるのか、ということ。年齢を重ねるごとに病気は増え、体の自由がきかなくなっていく。動けなければ、貯金で暮らすしかないという現実――。今回は、アエラ増刊『つみたてNISAとiDeco入門』から、平均寿命と健康寿命の差について詳細に検証した記事を紹介しよう。

■長生きリスク、老後破産、下流老人の可能性が、あなたにも

 医療の進歩や介護制度の整備で、“人生100年時代”がすぐそこまで迫っている。頭をよぎるのは、「昔よりも長生きができて幸せ」という充足感より、「そんなに長生きして、お金は足りるのだろうか、大丈夫なんだろうか」という不安や焦りではないだろうか。

 ちまたでは「長生きリスク」「老後破産」「下流老人」といったネガティブな言葉が広く流布するようになった。他人事ではない。

 40代、50代の高齢者予備軍の間では、「年金支給開始年齢がいずれは65歳どころか70歳、75歳まで引き上げられる」といった懸念も根強い。頼みの綱である年金制度の見通しが不透明である以上、長生きリスクに備え、なるべく早い段階から老後資金を確保する手段を探すことが急務といえる。

 とはいえ、空前の低金利が続いていることもあり、「貯蓄」だけでは心もとない。退職金が多くもらえる企業に勤めているならまだしも、現在は退職金制度そのものを廃止している企業も多い。やはり株式や投資信託など「投資」にも目を向ける必要があるだろう。

■何歳まで生きるのか

 人生100年の時代……それは、「自分はいったい何歳まで生きるのか」を絶えず自問自答せざるをえない時代のことかもしれない。何歳まで生きるかは誰にもわからないが、とりあえず長生きする前提でマネープランを考えたほうがいい。

 まずは「定年退職した後、もらえる年金はいくらか」「収入と支出を比べて、月々いくら足りなくなるのか」を冷静に見極めることが、“長生きリスク”から身を守る第一歩になる。

 ファイナンシャルプランナー、税理士として、定年退職者の資金プラン作成や年金・相続相談を数多く手がけているUFPF代表の西原憲一さんは、「老後生活については心配しすぎるくらいで、ちょうどいいのかもしれません」と警鐘を鳴らす。

「戦後70年で日本人の平均寿命は30歳以上延び、男性が約81歳、女性が約87歳まで上昇しています(厚生労働省発表の2016年データ)。16年生まれで90歳まで生きる確率は男性で約26%、女性では約50%。老人福祉法が制定され、年齢に関する調査が始まったのが今から50年以上前の63年なのですが、当時100歳以上の高齢者はたった153人でした。それが17年9月時点で史上最多の6万7824人に達しています。このペースでいくと、45年には日本人の平均寿命が100歳に到達するという予測もあるほど。長生きすればするほど、生活費がたくさん必要になるわけで、“長生きリスク”が意識されるのは当然のことです」

 注意しなければならないのは、平均寿命と健康寿命に大きな差があることだ。

■健康寿命は10年短い

「厚労省の試算によると、日本人の男女が元気に暮らせる“健康寿命”は、13年時点の調査で男性が約71歳、女性が約74歳です。男性がほぼ81歳、女性が87歳に達した平均寿命に比べて、10年以上も短い。健康寿命に達した後の人生は『日常生活に制限のある「不健康な期間」』と定義されていますが、その期間は男性で10年弱、女性で実に約13年に及びます。健康であれば働いて収入を補完することができますが、不健康な状態では年金や社会保障の収入だけに依存した生活になってしまいます」

 リタイア後、どの時点で病気になるかを予測するのは困難だ。しかし、平均的な日本人が、不健康な老後生活を10年以上も過ごしている現実を考えると、その期間の医療費や介護費用など、不意の出費に対する余裕資金も手厚く準備しておきたい。(経済ジャーナリスト・安住拓哉)

 

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ドル一時106円台株安嫌気仕掛け的な円買いも日本狙い撃ちミセスワタナベ

2018-02-15 | 報道・ニュース
 
 記事・ロイター     ドル一時106円台、株安嫌気 仕掛け的な円買いも 2018年02月14日
          
 [東京 14日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の107円前半。重要サポートポイントを下抜け、一時106円後半まで下落。1年3カ月ぶりの安値を付けた。

久々の107円台ということもあり、仲値にかけて輸入企業のドル買い/円売りが出た。107.91円まで上昇し、きょうの高値をつけたが、その後は一転。日経平均のマイナス転換とともにドル売り/円買いが優勢となった。

下値めどとみられていた昨年安値107.32円を割り込むと、ストップロスを巻き込みながら下落スピードを加速。投機筋の仕掛け的な円買いも加わり、節目の107円も下回った。午後1時過ぎにかけて106.84円まで下落し、2016年11月以来の安値をつけた。

午前の記者会見で菅義偉官房長官が「為替の安定はきわめて重要。緊張感をもって注視している」と述べたが、この発言への相場反応が限定的だったことで、下値攻めに安心感が出たとの見方も出ていた。市場からは「『注視する』では弱い。一時的にスピードを緩める効果はあっても、ドルを持ち上げるエネルギーにはならない」(外為アナリスト)との声が出ていた。

106円後半まで下落したことで、下方向を試した向きにいったん達成感が出たといい、午後3時にかけて107円前半を回復。米1月消費者物価指数(CPI)待ちのムードも出始めた。

米CPIについてロイターがまとめた市場予測では、前年同月比で1.9%、コア指数は同1.7%となっている。予測を上回りインフレ加速観測が強まれば、米長期金利が上昇し、株価が不安定化する可能性がある。「米長期金利が2.88%くらいまで上昇してきたら、株価への影響に注意が必要。金利差を見ればドルも買いやすいが、もう少し市場が落ち着くのを待ちたい」(国内金融機関)との声が出ていた。

チャート的に節目の107.32円を下回ったことで、下値余地が2016年安値から高値への上昇幅に対する61.8%押しの106.51円レベルに広がった。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 107.15/17 1.2376/80 132.65/69

午前9時現在 107.75/77 1.2351/55 133.11/15

NY午後5時 107.82/83 1.2350/54 133.16/20

*本文1段落目の脱字を補って再送します。

(為替マーケットチーム)

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日本の植民地化を、防ぐ「封建制を改め、中央集権」

2018-02-13 | Weblog

なぜ西郷どんの「ウソ」はゆるされたのか  プレジデントオンライン 加来 耕2018/02/13

                                        なぜ西郷どんの「ウソ」はゆるされたのか: 島津斉彬 密貿易の「密告」で反対派を一掃●自らの藩主就任を妨害していた家老・調所笑左衛門を自害に、藩主であった父・斉興を隠居に追い込む。(近現代PL/AFLO=写真)© PRESIDENT Online 島津斉彬 密貿易の「密告」で反対派を一掃●自らの藩主就任を妨害していた家老・調所笑左衛門を自害に、藩主であった父・斉興を隠居に追い込む。(近現代PL/AFLO=写真)

ウソも方便、と人はよく言います。2018年の大河ドラマ『西郷(せご)どん』は、薩摩藩の西郷隆盛を主人公としています。西郷をはじめとする明治維新の立役者たちも、そうした「方便としてのウソ」をいくつもつきました。正々堂々を旨とするはずの彼らが、なぜウソをついたのか。あるいは、つかねばならなかったのでしょうか――。

日本の植民地化を、防ぐための決意

今のビジネスパーソンの世代は、「ペリー来航が引き金となって、明治維新への動きが始まった」と習ったはずです。でも、今の歴史学のコンセンサスでは、そこから13年前、1840年に始まったアヘン戦争を明治維新の出発点と考えます。

当時の清(しん)の人口は3億5000万人、陸軍の兵力は88万人。一方、当時のイギリスの人口は1300万人、投入した戦力は述べ2万人にすぎません。それなのになぜ、清はイギリスに敗れたのでしょうか。

日本人で、その答えに最初にたどり着いた1人が、薩摩藩主になる前の世子・島津斉彬(なりあきら)でした。彼は清の敗北の原因が、封建制という社会体制そのものにあると気付くのです。清では省の境を越えると、もう同じ「国」ではありませんでした。天津がイギリス軍に攻められても、他の省はどこも助けに行かない。88万の兵力は、バラバラだったのです。

三百諸侯が治める日本も、状況は全く同じでした。封建制を改め、中央集権的な国民国家をつくる以外に、日本の植民地化を防ぐ道はないと、斉彬は気付いたのです。

ところが幕藩体制のもとでは、島津家のような外様の大名には発言権がない。ましてや当時の斉彬は、父である藩主、島津斉興(なりおき)の反対で、藩主にすらなれずにいました。

そこでウソをつくわけです。

旧幕府を挑発して、戊辰戦争を起こす

1849年12月、薩摩藩でお由羅(ゆら)騒動と呼ばれるお家騒動が起きます。次期藩主に斉彬を推す一派と、異母弟の島津久光(ひさみつ)を推す一派が対立し、斉彬派の人々が腹を切らされたり、流刑や蟄居(ちっきょ)といった処分を受けました。でも、お由羅騒動を煽ったのは、実は斉彬だったのではないか、と私は見ています。

そもそもお由羅騒動の前に、斉彬は自らの藩主就任に反対していた家老・調所(ずしょ)笑左衛門(広郷)を、藩が琉球との間で行っていた密貿易を幕府に密告することで自殺に追い込んでいます。騒動は結局、徳川幕府の老中・阿部正弘の助けもあり、斉興の隠居で決着しました。

それもこれも、一刻も早く自らが薩摩藩主になるためでした。それは私利私欲ではなく、「日本の国を救うためにはこれしかない」と、斉彬が信じていたからです。

西郷隆盛も同じようなことをやっています。1867年、「討幕の密勅」〈実はこれも、岩倉具視(ともみ)らによる偽造文書です〉が薩摩に下された翌日、徳川慶喜(よしのぶ)が大政奉還を宣言しました。当時の朝廷の経済力は10万石、対して徳川幕府は公称800万石、実質400万石。このままでは、新政府ができても徳川家が実権を握ることは避けられません。

新しい体制をつくるには、戦争をして旧幕府を打倒する必要がありました。そこで西郷は、配下の薩摩藩士らに密命を与え、江戸市中で放火や殺人、強盗などのテロ活動(薩摩御用盗事件)を展開。ついには市中の取り締まりを担当していた庄内藩の屯所(とんしょ)に鉄砲まで撃ち込み、薩摩藩邸焼き討ち事件を誘発させます。これが戊辰(ぼしん)戦争の引き金となり、最終的には明治新政府の誕生につながるわけです。

鳥羽・伏見の戦いでひるがえったという錦の御旗。あれも公家の岩倉具視が中心となり、大久保利通と長州の品川弥二郎がでっちあげたものです。「見たことはないが、たぶんこうだろう」と、買ってきた西陣織の布で作ったのです。

そんな代物でも、錦の御旗が上がったという情報で旧幕府軍は戦意を喪失。態勢を立て直そうと向かった淀藩からは入城を拒否され、近くを固めていた津藩からも、賊軍扱いされて大砲を撃たれてしまいます。これは大変だと大坂城に帰れば、慶喜はすでに逃げ出して江戸に向かっている。みんな錦の御旗という「ウソ」にやられたわけです。

歴史は常に、ウソで動いていく

これ以外にも、「討幕は毛頭考えていない」と薩摩藩内を説得して鳥羽・伏見に兵を出した島津久光、藩は残すと殿様に約束しながら廃藩置県を断行した西郷と大久保など、維新の立役者たちがついた、さまざまなウソが残っています。

最近、薩長が政権を取らずに、もう少しましなやり方で明治維新が行われたら、日本はもっと豊かな国になった、あるいは軍国主義に行かなかったという議論が出ています。でも、それは結果論にすぎません。斉彬も久光も、西郷も大久保も、明日どうなるかわからない状況下で自らが最善と考える選択をし、結果としてウソが生じてしまったのです。

自分の利益をはかるためだけのウソ、相手を傷つけるためのウソは論外ですが、私利私欲でない信念、西郷が言う「至誠」の気持ちを胸に、確たる目的意識をもってつくウソは許される、と私は思います。明治維新に限らず、歴史は常にそうしたウソで動いていくものだからです。

加来耕三   歴史家・作家
1958年10月、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒。奈良大学文学部研究員を経て、大学・企業の講師をつとめながら著作活動を行う。著書に『幕末維新 まさかの深層―明治維新一五〇年は日本を救ったのか』(さくら舎)、『西郷隆盛100の言葉』(潮新書)など。テレビ・ラジオ等の番組監修も多数。
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「独占緊急特報!!貴乃花親方 すべてを語る」

2018-02-08 | 報道・ニュース

貴乃花親方が“沈黙の理由”激白のテレ朝緊急特番は13・6% 同時間帯トップの高視聴率 スポーツ報知

                          貴乃花親方© スポーツ報知/報知新聞社 貴乃花親方

  7日に放送されたテレビ朝日系「独占緊急特報!!貴乃花親方105日の沈黙破りすべてを語る」(後7時)の平均視聴率が13・6%を記録したことが8日、分かった。

 レギュラー番組を差し替えての緊急放送。視聴率は他局のバラエティー特番などを上回り、同時間帯トップの高視聴率で注目度の高さをうかがわせた。

 インタビューは映画監督の山本晋也氏(78)が質問する形で行われ、貴乃花親方は元横綱・日馬富士関(33)に暴行を受けた弟子の十両・貴ノ岩(27)の対応で“沈黙”を続けた理由を激白。「警察にお願いした以上、捜査が終わるまで、最後の最後の終わるまで語ってはならないと思います。国家・警察の方に対しての冒とくになってしまう。私と貴ノ岩は沈黙することを2人で話していた」などと語った。

 またネットで話題を呼んだマフラーの謎についても「自律神経がいかれてしまいまして」「協会に出勤するときも前理事長(の故・北の湖敏満さん)にご許可いただいて。ちょっと喉が苦しい感じが続いたんで、ちょっとマフラーを巻かせていただいたりして」などと説明した。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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