浜松市労福協 福祉講演会 <西遠地域ALWF福祉とくらしのセミナー>
2016年2月8日(月)18:30~20:00 アクトシティー浜松 中ホール 出席者:約900名
講師:乙武 洋匡氏 テーマ「子どもたちのためにできること」
今回のセミナーは、こどもたちを育てていくうえでどのように接したらいいのを、乙武氏の視点から
①親は学校の応援団に②正解主義からの脱却③愛情を子供たちに伝え、子供たちの自己肯定感を育む、についてお話を聞きました。
正解主義からの脱却では、今の暗記力(記憶力)をテストするためのテスト、勉強=何かを覚えることに問題があり、自分なりに考え、それを表現することが重要であることを訴えていました。また、世の中に生きていて「模範解答」はありますか、と会場に問いかけました。実は人生は選択の連続であり模範解答はない。大切なことはきちんとした知識を基に、自分で考える力を養うことであると訴えました。
また、子どもたちには、自分で考えることが大切であり、答えは何でもいい。親が子どもたちの価値観を揺さぶるような問いかけを続けてほしいと。そして親が子どもであった頃の価値観が通じない世の中になってきているので、本当に正解が難しい時代であることを認識して欲しい。
最後に、③日本には「言わなくても分かる」といった文化があるが、親が愛情を言葉に表して、子どもの自己肯定感(子どもの事を認める)を育むことが大切である。日ごろから大切に思っているという気持ちを子どもに伝えることが重要であることを強く訴えていました。
『フードバンクふじのくに』からのお知らせ
湖西市社会福祉協議会様が『冬季フードドライブ』を実施し、湖西地区労福協様経由で
食料品を届けてくれました。 誠にありがとうございました。
今後も、引き続きのご支援(協力)をよろしくお願い致します。