ゴールデンウィークも終わり、本日は皆さんお疲れモードになっているのではないでしょうか。通常モードに早く切り替えて、頑張りましょう。
さて、このゴールデンウィーク、何やらレジャーや旅行やらが主役になってしまっておりますが、はてさて、何の祝日だったのか?生真面目に祝日の意味を考えてみるのもたまには良いのでは・・・と言う事で・・・・・ウィキペディアによりますと、以下のような説明がされています。
「本来は5月3日から5月5日までの3日間を指すが、直前・直後に土曜日・日曜日・振替休日がある場合、それらを含めて呼ぶことが多い。この期間、4月29日(昭和の日、1988年までは天皇誕生日、2006年まではみどりの日)・5月3日(憲法記念日)・5月4日(みどりの日、1988年から2006年までは日曜日・月曜日以外なら国民の休日)・5月5日(こどもの日)が国民の祝日(2006年までの5月4日を除く)であり、5月1日がメーデーのため休日になる会社(人)も少なくないことから、間の平日を休みにすることで長期連休にしやすい。
以前は休日が飛び飛びになることが多かったことから「飛石連休」という言い方がされたが[1]、1985年(昭和60年)の「国民の祝日に関する法律」(以下「祝日法」という。)の改正で5月4日が日曜日や振替休日でなくても「国民の休日」になってからは、この言い回しは少なくなった。2005年に行われた祝日法の改正により、休日の名称および振替休日の規定が変更されたため、憲法記念日やみどりの日が日曜日と重なった場合、「こどもの日」の翌日が振替休日になり、その分ゴールデンウィークが延びることとなり、5月4日が日曜日となる2008年に最初に適用され、振替休日が初めて月曜日以外の火曜日となった。」
やはり、この連休で一番今話題となっているのは「憲法記念日」ではないでしょうか。
第二次安倍内閣の強気の政権運営において、憲法改正は悲願とまで言われている。その手始めとして、憲法解釈の変更を閣議決定するとの事、一国の憲法解釈が、その時々の政権によって、それぞれ独自に解釈が可能となること自体、おかしいと思うのは私だけでしょうか?
5月3日の日経新聞によれば、世論調査結果として憲法「維持」「改正」ともに44%になったと報じている。これは2004年以降で、現状維持は過去最高、改憲支持は過去最低であり、これまでの調査ではずっと改憲支持が上回っていたが今回、初めて同率となった、との事である。一体これは何を意味しているのでありましょうか?現憲法が戦勝国アメリカによる押し付けられた憲法であり、日本国独自憲法の制定を党是とする自民党が、圧倒的与党・第一党として政権を発足させての世論調査結果であります。本能的に、国民は何か危険を感じ取っているのではないでしょうか。
護憲派、改憲派と言えどもそれぞれ一本化しているわけではなく、それぞれの中身は異なっておりますが、やはり議論の中心となるのは「憲法九条」ではないでしょうか。テレビのニュースで、「知憲派」なる言葉を聞きました。これは、憲法論議が政党や政治家間で華やかになってきている現状において、国民・市民は本当に憲法を知っているのか? 憲法の何が議論されているのか?と言う事から、有志弁護士による一般市民を対象にした勉強会を開催し、何が議論されているかを、皆でよく考えてみよう、という試みです。「知憲カフェ」なるものも誕生し、子供連れの若いお母さん方が、カフェでお茶を楽しみながら、憲法のお勉強をしたりしていました。
私も、今一度、日本国憲法を学ぶ必要を感じている今日この頃であります。
(M)