今夜も心あったまるほっこり話をひとつ。
かなり昔のこと、ある都にとてもやさしい司教さまがいました。
その司教さまは毎夜、零時になるとお祈りをすましたあとで鐘を鳴らしていたんだとさ。
え、真夜中に鐘を?と思うかもしれないけれど・・。
でも、それはとても昔のこと。
今のように物が満ち足りてるわけじゃなかったし、いろんな災いなどがあって人の心はとてもしんどいつらかった日々だったんだよ。
だから、真夜中に鐘が鳴ってもだれも異をとなえる者はいなかった。
そっと寝床によりそうような司教さまの鐘だったから、なおさらね。
司教さまのやさしい気持ちが人の心に伝わっていってたんだよ。
悪い夢や怖い夢は零時を境に幕をおろすことになる、これが不思議とね。
眠ったときくらい、愛のあるあたたかな物語を味わいたいよね?
真夜中の鐘の習慣はかなり長く続いてたみたいだ。
今でもやさしい気持ちは必要なんだけどね。
鐘の音が響かない現代の夜だけど、みなさんに良い夢をっていう司教さまの心は今もどこかで息づいているのかもしれないね。
かなり昔のこと、ある都にとてもやさしい司教さまがいました。
その司教さまは毎夜、零時になるとお祈りをすましたあとで鐘を鳴らしていたんだとさ。
え、真夜中に鐘を?と思うかもしれないけれど・・。
でも、それはとても昔のこと。
今のように物が満ち足りてるわけじゃなかったし、いろんな災いなどがあって人の心はとてもしんどいつらかった日々だったんだよ。
だから、真夜中に鐘が鳴ってもだれも異をとなえる者はいなかった。
そっと寝床によりそうような司教さまの鐘だったから、なおさらね。
司教さまのやさしい気持ちが人の心に伝わっていってたんだよ。
悪い夢や怖い夢は零時を境に幕をおろすことになる、これが不思議とね。
眠ったときくらい、愛のあるあたたかな物語を味わいたいよね?
真夜中の鐘の習慣はかなり長く続いてたみたいだ。
今でもやさしい気持ちは必要なんだけどね。
鐘の音が響かない現代の夜だけど、みなさんに良い夢をっていう司教さまの心は今もどこかで息づいているのかもしれないね。