STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

月面の「顔」

2006年12月27日 | 星空
ちょっと身辺落ち着いてきたので、久しぶりに天体望遠鏡を出してみた。
暖冬のせいか、昨夜は雨降り。低気圧も過ぎて今夜はキレイな星空。今夜はちょうど半月。シーイングは悪いが、透明度に助けられて冴えた月面を観察することができた。
観察しているうちに気づいたのだが、ちょうど明暗部に見えるクレーターのひとつが何か「顔」に見えてきた。
あとで調べたら、このクレーター、アルバテグニウスという名前がある。
丸い口、小さく尖がった鼻、クレーター内に落ちた影がふたつの目に見える。
左に傾いて、ちょっととぼけた顔だけど、分かりますか??

ドイツ紀行 ~ローテンブルク~ その1

2006年12月27日 | 旅行・文化
ニュルンベルクを出て、ローテンブルクへ。
ここはロマンチック街道の中心都市。街の起源は9世紀にさかのぼるという古い街。中心部には、市庁舎があるマルクト広場。市庁舎隣りの建物には仕掛け時計がある。
訪れた日は、目が覚めるような青空。この時期のドイツはなかなか晴れることがないという。めったにない快晴に恵まれた。からくり時計とクリスマスの飾りつけをしたモミの木のツーショットをご覧あれ。

ドイツ紀行 ~ニュルンベルク~ その1

2006年12月26日 | 旅行・文化
バンベルクを後にして、ニュルンベルクへ。
ニュルンベルクと謂えば、ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』の舞台となっているところ。
ここニュルンベルクは宿泊地で、夜しかいないので通常の観光はなく、ホテル到着後市街地のクリスマスマーケットへ。夜なので街の様子はよくわからないけれど、周囲を城壁で囲まれた古都。マーケット会場に近づくにつれて、イルミネーションがいっそう賑やかになっていく。フラウエン教会がある中央広場では、マーケットがところ狭しと並んでいる。すごい人出。このマーケット、クリスマスまで毎日開催されているそうだけど、訪れた日は10日前。毎日がこんなに賑やかなのか、と思うとちょっと不思議。ドイツ各地からやってくるのだろうか。

ドイツ紀行 ~バンベルク~ その1

2006年12月24日 | 旅行・文化
ドレスデン2泊後、バンベルクへ。
中世の趣きを残す古都として、街全体が世界遺産に登録されている。(ちなみにドレスデンも世界遺産)ドイツの小ベニスとも謂われるように、運河と河岸にのどかな家並が続いている。旧市庁舎近く、レグネッツ川のほとりにある街の風景。
こんな街、もっとのんびりしていたいけど、あちこち見学場所に回らなければならなかったのが残念。

ドイツ紀行 ~ザイフェン~

2006年12月22日 | 旅行・文化
ちょっと重い話題になったので、がらっと雰囲気を変えて。
ドレスデン観光の前に訪れたザイフェンのことを。
チェコ国境のエルツ山脈の山間にある小さな村、ザイフェン。おもちゃの村として、東西ドイツ統一後、ちょっとした観光地になっているそう。
かつてザイフェンは錫鉱山の開拓地として発展してきたが、その後採掘量の衰退により斜陽の時期を迎えた。しかし、かつてから鉱夫の副業としていそしんでいたおもちゃ作りが主要産業の座を占めるようになったそう。
村各地におもちゃ工房があり、このクリスマス時期には、装飾やろうそくの光によるデコレーションにより、まさに“おもちゃの村”という印象。村中央にある「おもちゃ博物館」は、昔ながらの味わい深いおもちゃや華麗なクリスマスデコレーションで楽しい気分にさせてくれる。
写真はおもちゃ博物館のひと部屋。見学者は親子連れが多いと思いきや、年配夫婦が大多数。大人も楽しめる博物館でした。


ドイツ紀行 ~ドレスデン~ その4

2006年12月21日 | 旅行・文化
ゼンパーオペラの正面へ。
正面から見ると、実に美しい建築物だと思う。
ドレスデン国立歌劇場(ドイツ統一後はザクセン州立歌劇場)と呼ばれているが、ゼンパーオペラと言うのは、建設者ゴットフリート・ゼンパーの名前を冠した呼び名。
専属のドレスデン・シュターツカペレ(ドレスデン国立管弦楽団)は、1548年ザクセン選帝侯の宮廷楽団として発足した世界最古のオーケストラ。以来、独自の音色を保ち続けている。このゼンパーオペラで、ドレスデン・シュターツカペレにより、「魔弾の射手」や「タンホイザー」などの初演が行われてきた。
やはり戦災に見舞われ、1985年に当時のまま再建されている。

ドイツ紀行 ~ドレスデン~ その3

2006年12月21日 | 旅行・文化
フラウエン教会からゼンパーオペラ方面に戻る途中、壮麗な壁画が!
「君主の行列」と呼ばれる大壁画だ。
この壁画、かつて武芸場だったシュタールホーフの外壁に、マイセン磁器のタイルに描かれた長さ100メートルにおよぶ。1123~1904年までのザクセン君主の騎馬像や、各時代の芸術家ら93名が描かれている。奇跡的に戦災を免れたそう。
威厳ある壁画に圧倒されそう・・・。