数ヶ月振りに句会が行われました。
皆、元気に集まれました。
24句の無記名の中から7句選びます。
先生の選ばれた句です。
◎ 子に母に市松マスク夏衣
自粛して友よりスマホ梅雨の月
古釘に風鈴吊りて家居かな (いえい)
草枕明日はいずこの花みかん
密なき夏三浦の空に機影なし
老鶯のこえ行き交ふや切り通し (ろうおう)
※ 日本は箱庭のよう帰還兵 (にっぽん)
◎ が今月の特選です。
※ が私の句です。
先日のブログに書いたことです。帰還兵はご近所に住んでいた
Kさんです。
「NHK俳句」で「箱庭」が取り上げられました。
その時、Kさんが以前、話されていたことを思い出しました。
シベリア抑留から日本に帰ってきて見た景色を「箱庭」のようだったと。
先生が選んだ◎は、私も◎に選んだので、先生と同じで嬉しく思いました。
風鈴の句は、昔の映画のワンシーンのようと褒めていました。
「花みかん」は3人の方が使っていました。
久しぶりの句会でしたが、皆さん、俳句を忘れずに、上達していて
すごいです。先生も、皆さんレベルが高いというようなことを話されていました。
どのように表現されたのか言葉が思い出せないのですが・・・
「草枕~」とか、私には使うことできない。
先生はこの数ヶ月、俳句がなかなか詠むのが大変だったというような
お話をしていました。先生も、私と同じだったのかと、
ちょっとほっとしました!?
先生の句:
焼酎の球磨に重たき雨が降る
九州の大災害:球磨川等。 (くまがわ)
先生は数年前に九州旅行に行かれた。今回の被災地方面に行かれた時の
思い出話をされた。球磨焼酎とか、全く知らないのですが、有名なのですね。