飛騨の山猿マーベリック新聞

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◆【政界地獄耳】生ぬるい党再生提言、自民青年局こそ危機感不足

2024年08月04日 16時46分00秒 | ●YAMACHANの雑記帳

政界地獄耳

★1日、自民党青年局(局長・鈴木貴子)は首相官邸で首相・岸田文雄に対して党再生に向けた青年局の提言書を渡した。本来なら党本部で渡すべき党の再生提言をもっともらしくしたものだ。提言書では「政治刷新車座対話において顕在化した課題を整理し、政治改革に反映させる」とした。地方議員らと意見交換する、せっかくの車座対話が「『やりっぱなし』とみえる状態が政治不信につながっている」と総括不足だとし、全国の対話で寄せられた意見や課題を整理し党内で共有・議論すべきで、全国の声を生かさなければならないとした。首相は「幹事長・茂木敏充とどう総括していくかを決める」と応じた。

★また、自民党総裁選について「国民に対して広く開かれた総裁選のあり方を追及すること」と提言。裏金事件で「信頼回復の途上にあるわが党にとって、そのリーダーを選出する総裁選はわが党の命運がかかっている舞台である」と指摘。総裁選は前例にとらわれず、可能な限りの選挙期間を確保すること、地方での討論会、オンラインを利用した双方向の討論会による情報発信など「開かれた総裁選の実現を求める」と主張した。「政権与党のリーダーの資質を広く国民が判断するだけの議論が期待されている」と記した。

★青年局の仰々しい提言も、車座集会の議論を生かし、総裁選のキャンペーンを効果的にしろと言った程度。これが、この党の将来を担う青年局の提言だと思うと「危機感が足りないのは青年局ではないか」と心配になる。本来、政治とカネの元凶が総裁選に宿っており、20人の推薦人が必要なことで派閥の拡大が図られたとか、いかに裏金が総裁選に使われるかといった点に全くメスが入らない提言など、今の自民党に必要なのか。国会議員票で最後は決まる今の仕組みを変え、地方議員、党員票の比重を高めるべきとは今年の早い段階で元幹事長・石破茂が訴えているが、党内で全く耳を傾けなかったことの方が問題だ。(K)※敬称略


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