飛騨の山猿マーベリック新聞

💛専守防衛💛れいわ新選組💛立憲民主党💛
💛日本共産党💛社民党💛気晴らしには浪曲演歌が一番💛

◆東大切り付け事件報道で茂木健一郎氏が指摘 「東大至上主義」を生んだ大メディアの罪

2022年01月19日 10時07分23秒 | ●YAMACHANの雑記帳

<もうさ、特定の大学をはやしたてるようなメディアの演出やめようよ>

 東大キャンパス前で受験生ら3人が切り付けられた事件を受け、18日、ツイッターにこう投稿したのは脳科学者の茂木健一郎氏(59)だった。
 殺人未遂の容疑で現行犯逮捕された名古屋市在住の高校2年生の少年(17)は、「医者になるために東大を目指していたが、成績が上がらず自信を失くしていた。自殺する前に人を殺して、罪悪感を背負って切腹しようと考えるようになった、と供述している」と報じられている。

 大手メディアでは、<「東大無理」に心折れた少年>などと大々的に報じられ、テレビのワイドショー番組でもコメンテーターらが「東大だけが大学じゃないないよ」などと発言する姿も見られるのだが、この番組構成に違和感を覚える国民は少なくないだろう。茂木氏が指摘している通り、「東大至上主義」を若者らに“植え付けてきた”のは他ならぬ大手メディアだからだ。

次へ >>

民放番組では東大に「王」を付ける冠番組が作られ、「東大生vsその他出身大学の芸能人」のような構図でクイズに答える番組もしょっちゅうだ。
 なぜ、番組名は、東大と同様に難関とされる大学、例えば「京大王」や「九州大王」ではダメなのか。もちろん、ともに医学部があるのに、だ。大手メディアが常日頃から「東大ブランド」を必要以上に持ち上げ、「東大至上主義」を強調しながら、今さら「東大がすべてじゃないよ」ではないだろう。
 ちなみに日本映画として62年ぶりにゴールデングローブ賞を受賞し、米アカデミー賞を獲得する期待が高まっている映画「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)で主演を務める西島秀俊(50)は横浜国立大学中退。関東近県在住の高校生であれば誰もが知る名門の国立大だ。
 ひたすら勉強して東大に進学して官僚になり、保身のために国会答弁で嘘八百すら平気でつく人と、東大ではないものの、人並み以上に勉強を頑張り、さらに「俳優」としても世界から認められる人物のどちらが果たして「王」と呼ぶのにふさわしいのか。いまだにステレオタイプでしか人物、人生を判断できない大手メディアはよ~く考えるべきではないか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◆The Life in the Snow Land ... | トップ | ◎ 国会中継 代表質問 泉健太... »

コメントを投稿