http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009011190163019.html
共同通信社が10、11両日に行った全国電話世論調査で、麻生内閣の支持率は昨年12月の前回調査から6・3ポイント下落し19・2%となった。不支持率は前回から8・9ポイント増の70・2%。2兆円の定額給付金については「評価しない」が70・5%と、同11月の同様の調査から12・4ポイント増加し、「評価する」は23・7%(7・7ポイント減)だった。
麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表の「どちらが首相にふさわしいか」への回答は、小沢氏が46・4%(11・9ポイント増)で麻生氏の22・1%(11・4ポイント減)の2倍以上になった。国民の「麻生離れ」は危機的水準に達し、首相はより厳しい政権運営を強いられ、衆院解散・総選挙に踏み切る時期の判断でも一層困難を迫られることになった。
望ましい政権の枠組みについては「民主党中心」が51・4%と過半数になり、「自民党中心」30・5%に20・9ポイント差をつけた。次期衆院選比例代表での投票先でも、民主党が39・7%で、自民党26・3%を13・4ポイント上回った。
「2兆円の財源を優先的に使うべき政策」の質問への回答では、定額給付金は3・3%。「年金・医療など社会保障」が42%で最も多かった。
(共同)
与野党、攻防激化へ 民主、参院で審議拒否も
国会は、総額2兆円の定額給付金などを盛り込んだ2008年度第2次補正予算案と関連法案が13日に与党の賛成多数で可決され、衆院を通過する見通しだ。
民主党は採決に反対している。参院でも定額給付金を2次補正から切り離すよう求め、これに与党が応じなければ審議を拒否する方針で、与野党の攻防が激化しそうだ。
13日は衆院予算委員会で麻生太郎首相が出席して2次補正の締めくくり総括質疑を行った後、採決。続いて財務金融委員会など3委員会でも関連法案の質疑、採決が行われ、衆院本会議に緊急上程される。
民主、社民、国民新3党提出の2次補正の修正案などは否決される。野党は参院にも提出する方針だ。
定額給付金などを批判し自民党離党に言及している渡辺喜美元行政改革担当相らが採決で「造反」するかも焦点になる。
(共同)
共同通信社が10、11両日に行った全国電話世論調査で、麻生内閣の支持率は昨年12月の前回調査から6・3ポイント下落し19・2%となった。不支持率は前回から8・9ポイント増の70・2%。2兆円の定額給付金については「評価しない」が70・5%と、同11月の同様の調査から12・4ポイント増加し、「評価する」は23・7%(7・7ポイント減)だった。
麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表の「どちらが首相にふさわしいか」への回答は、小沢氏が46・4%(11・9ポイント増)で麻生氏の22・1%(11・4ポイント減)の2倍以上になった。国民の「麻生離れ」は危機的水準に達し、首相はより厳しい政権運営を強いられ、衆院解散・総選挙に踏み切る時期の判断でも一層困難を迫られることになった。
望ましい政権の枠組みについては「民主党中心」が51・4%と過半数になり、「自民党中心」30・5%に20・9ポイント差をつけた。次期衆院選比例代表での投票先でも、民主党が39・7%で、自民党26・3%を13・4ポイント上回った。
「2兆円の財源を優先的に使うべき政策」の質問への回答では、定額給付金は3・3%。「年金・医療など社会保障」が42%で最も多かった。
(共同)
与野党、攻防激化へ 民主、参院で審議拒否も
国会は、総額2兆円の定額給付金などを盛り込んだ2008年度第2次補正予算案と関連法案が13日に与党の賛成多数で可決され、衆院を通過する見通しだ。
民主党は採決に反対している。参院でも定額給付金を2次補正から切り離すよう求め、これに与党が応じなければ審議を拒否する方針で、与野党の攻防が激化しそうだ。
13日は衆院予算委員会で麻生太郎首相が出席して2次補正の締めくくり総括質疑を行った後、採決。続いて財務金融委員会など3委員会でも関連法案の質疑、採決が行われ、衆院本会議に緊急上程される。
民主、社民、国民新3党提出の2次補正の修正案などは否決される。野党は参院にも提出する方針だ。
定額給付金などを批判し自民党離党に言及している渡辺喜美元行政改革担当相らが採決で「造反」するかも焦点になる。
(共同)