香港の西九龍地区に新しくできた『香港故宮文化博物館』に行って来ました!!
すごい規模~。
昔、故宮にあった宝物は、全部蒋介石が台湾に持ち去ったから中国には何もない!と聞かされていたし、実際80年代に行った北京の紫禁城はがらんどうだった。
でも、お宝・・・あったんですねぇ~。
明・清時代の紫禁城に実際あった貴重な品々が大量に展示されていました。
展示室のテーマは3つ。
①「紫禁城に入る。建築、コレクション、遺産」
②「夜明けから夕暮れまで。紫禁城の生活」
③「威風堂々との出会い。清朝の皇帝と皇后の肖像」←ここでは、明・清時代の宮廷生活を垣間見ることができます。
まあ、もちろんかつて存在していた数と比べたら微々たるものでしょうけど、これだけのものをあの文化大革命から守ったんだと思うと、とても感慨深かったです。
建物の全体像を撮り損ねたので、公式?のを拝借。夜景だけど。
実際、皇帝が着ていた「龍袍」。
まったく同じ装束を着た皇帝の御容(肖像画)もありました。
皇后の衣装
巨大な空間に映像が映し出されているバーチャル屋敷のエントランス。
台北の故宮と比べて、やっぱり大きいものが多いですね。
北京の紫禁城を入口からずっとず~~っと歩いて行くと、突き当りに奇岩の庭が現れるのですが、それを写真で再現してるイメージでしょうか?
翡翠でできた何か…花?野菜??
台北にある白菜と並べて見たい。
色合い、細かい柄、すべてがワタシ好みの器たち~。
硝子の食器。
べっ甲か水牛の角でできたレードル。
あまたある展示品の中で、私が最も好きだった桃の壺。
本当に素晴らしかった
緑と黄色の陶器もたくさんありました。
すごく九谷焼っぽい。
この芍薬?の花もホント美しくて震える~~。
色合いが品がいい。
このデミタスカップも本当にきれいなブルーでした。
普段使っていた食器、カトラリー類。
何もかもが好き。
これもなんか久谷っぽい。
やっぱり桃のモチーフの色合いが最高にカワイイ。
テーマ別に分かれている各展示室にはエレベーターやエスカレーターで移動します。
香港島が一望できるテラス。
本当に巨大で見ごたえたっぷり。
立地が分かる全体像を、またまた拝借 。