『ジャッジョーロ』のランチパーティーの後、
よし子先生とBunkamuraで開催中の
トワル・ド・ジュイ展に行きました~。
なかなか行くチャンスがなかった、ヴェルサイ
ユ近郊ジュイ市にあるトワル・ド・ジュイ美術
館の協力を得た展覧会を、日本で見る機会に恵
まれるとは夢のようです。
東インド会社によりヨーロッパにもたらされた
インド更紗のプリントに熱狂したヨーロッパの
貴族たち。更紗のモチーフをドイツ出身のプリ
ント技師オーベルカンプが、フランスのヴェル
サイユ近郊の工房で開花させた西洋更紗=それ
がトワル・ド・ジュイ(ジュイの布)です。
木版から銅版に移行していく中で、アジア的だ
った花鳥の図柄が西洋のものになって行く変化
が面白い
ジュイはロココ~リージェンシー時代を象徴す
る様式ですが、それはやがてリバティープリン
トやウィリアム・モリスのデザインに引き継が
れて行ったことがわかり、やっと長年の自分の
趣味がつながり、腑に落ちて大納得なのでした。
モリスの原点はジュイだったのです。
ジュイグッズいろいろGET
あ、図録が逆向きになってる(笑)。