神戸のよし子先生のお教室「ザ・クイーンズ・フィニッシング
スクール」で行われたファブリック講座に行って来ました~。
いつもロンドンやパリで、ウィンドウ越しに眺めるだけだった
高貴な布たちといっぺんに触れ合うことができて、もう夢みた
い~~!!
これらはみんなカーテン布地ですが、18世紀の宮廷絵画に描
かれている、貴婦人たちが着ているシルクのドレスの重みとか
光沢がどういうものだったのかがよくわかります。
”メゾンデコール”さんがオリジナルで作った一品もののクッシ
ョンやエントランススツール、エキゾチックな茶箱が本当にス
テキ!素晴らしい~~!!!
オリジナルバッグは、この2点が気に入りました。裏面は淡いピ
ンクと若草色のストライプが施され、布のクォリティーの高さが
半端なくて、いつまでもうっとりと眺めていられます。
しかしながら布のバッグはやっぱり使いづらい。
普段使いだと物を入れ過ぎて形が悪くなるし、パーティに持って
行くにはデザインがカジュアル。
「レティキュールだったら買うのになぁ~」
メゾンデコールさま~次回はぜひ19世紀初頭、リージェンシー
時代のレティキュールとレースの手袋セットなどを作ってくださ
いませ。
見て見て!この宝石のようなサンプルの数々!!
実はこれが一番欲しかった(笑)。
バッキンガムやベルサイユ宮殿で今現在も使われているものです。
エリザベス女王専門のサンプル集もありました。
色彩が、刺繍が、光沢が~、もう芸術です。
この中で1枚選べと言われても絶対無理。それなら、切れ端だけ
でも充分夢が見られるので、サンプルが欲しい。
「私はなんでカーテン屋にならなかったのだろう~?」
心の底から思いました。
家の格式を決めるのはファブリック!
日本ではただのカーテン屋でも、ヨーロッパではカーテン屋さん
テキスタイル&ファブリック職人の地位はとても高いのだそうです。
輸入カーテンの専門店は星の数ほどありますが、柄と色の組み合
わせ、コーディネイトの基本スタイルとセンスが完璧。英国とフ
ランスの宮殿や貴族の館で見たものとまったく同じ。
メゾンデコールさん素晴らしかったです。