春の梅 入日の海

子供の頃、日の傾くまで海で遊んで、帰りのすこし
寂しい気持ち。
そんなあわい淡い思い出のような桃色の梅、入日の海。

撮影したのは午前中ですから、メインの写真は
ちょっと元気な色合いで写っているのではないで
しょうか。
　　　　　(埼玉県川口市　埼玉花と緑の振興センター 070210 )

　　　　　　　　　　　　　　夏の子の遊び疲れて入る夕日　　rocky
　　　　　　　　　　　　　　春の日の入日の海ののどかさよ　rocky

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川に餌をとるハクセキレイ

昨日の旅行先の栃木県方面は椿さえもあまり咲いてなく、
梅が咲くには早いようで、花はまったく不作でした。
もともと花見の旅行ではないので仕方がありません。

朝食後　散策すると、宿の周りを川が流れていて、
小鳥が水遊び？ ではなく餌をとっているようです。
野鳥はなかなか近寄れないのですが、この子だけは
４ｍ近くまで寄せてくれました。
おかげでかなりアップの写真が撮れました。

帰ってからＷｅｂで検索して調べてみると、
体長15ｃｍほどで、頬が白く目のところの黒い筋、背が灰色で腹が白、
水辺にいる、ということで、きっとハクセキレイ （白鶺鴒） の
冬毛状態でしょう。
花のかわりにハクセキレイに歓迎してもらったようです。

鳥は不案内なので、違っていたら教えてください。
　　　　　（栃木県南那須町　大金温泉付近の荒川　070212）

　　　　　　　　　　　　　　みず鳥やひと時こころ通う夢　　rocky　　





鳥のすこし下流は瀬になっていました。

濃いピンクの椿 東方朔

濃いピンクの大輪の椿、東方朔　(とうぼうさく)。
とうほうではなく、トウボウと濁音です。

大辞泉によると、
中国、前漢武帝に仕えた文人曼倩(まんせい)の号で、
ユーモアと奇行で知られ、西王母の桃を盗んで食べ
長寿を得たという伝説があるといいます。
また謡曲、脇能物の一作品で、漢の武帝が七夕の星祭りを
していると、東方朔が西王母とともに現れ、聖寿の長久を
祝福するという筋とのことです。
西王母と対になる名前のようですね。

サブの写真の下の葉を良く見ると、去年のセミの抜け殻が残って
いました。
　　　　　(埼玉県東松山市　武蔵丘陵森林公園　070127)

　　　　　　　　　　　　　空蝉も待ち居たるべし紅椿　　　rocky

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