花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

静御前の白椿

2007年02月08日 20時59分43秒 | サザンカ・椿 
雪よりも白い、芯にわずかにクリーム色がかかる
清楚な椿、白拍子。
白拍子といえば静御前ですね。

源義経の愛人? (今となっては適切な呼び方がありません)
となり、兄弟仲違いの後にとらわれて鎌倉へ送られ、頼朝の
前で舞を舞ったといいます。
そのとき詠った2首を Wikipediaから。
「吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき」
「しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな」
当時 静御前はわずか19歳。 悲恋の絶唱です。

それにしても頼朝の、静の子 (つまり実の甥) を殺させる執念深さ
には底知れぬ狂気を感じます。

ところで、その後の静の生涯は諸説あり、お墓も確認されていません。
10数年まえに何かの地図で、古河あたりに静御前の墓、というマークが
あるのを見て探したことがありますが、見つかりませんでした。
ところが今日、ネットで調べてみると、古河ではなく 栗橋町にありました。

東武線栗橋駅徒歩1分のその地は、旧村名を静村というそうです。
諸説の一つではありますが、興味深いですね。
ここには桜の品種で静桜というものもあり、遅咲きの桜だそうです。
今年ぜひ見に行ってみたいものです。

椿から桜の話になってしまいました。
     (埼玉県東松山市 武蔵丘陵森林公園 070127)

              白拍子 静のゆかり尋ねたし  rocky

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ピンクの梅 扇流 (おうぎながし)

2007年02月08日 07時27分22秒 | うめ     
ほんのりとしたピンクの一重の梅、扇流 (おうぎながし) 。
動詞系の名前はたいへん珍しいと思います。

梅の桃色も濃さ薄さ、いろいろありますが、この扇流の
色が青空にぴったり、という感じですね。
今週が満開でしょう。
     (東京都文京区 小石川植物園 070203

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