ランは華やかですが、香りは無いか、ごく少ないようです。
そのなかで、フレグランス部門の最優秀賞に選ばれていたのが
この富貴蘭 Neof.falcata ‘金楼閣’。
香りは癖がなく、何ともいえず甘く素晴しいものでした。
Neofinetia (Neof.) ネオフィネチアはフウラン属、falcata は
フウラン(風蘭)のことで、‘金楼閣’は品種名ということでしょう。
私も初めて知ったのですが、日本原産の着生ランです。
特に夕方からよく薫る、といくつかのHPに書かれています。
「富貴蘭のホームページ」 によると、徳川11代将軍家斎の
文化・文政時代は歌麿・蕪村・一茶などが輩出し、文化が爛熟
した時代ですが、この将軍家斎が大の風蘭好きでブームが興り、
200種にも及ぶ『富貴蘭』が生まれた、ということです。
大名家や豪商が競って品種の発見や育成に努めたので『富貴蘭』と
呼ばれるようになったようです。
幕末以降散逸し忘れられていたフウランが、再び脚光を浴びる時代が
やってきたのでしょう。
日本のランはエビネくらいかと思っていた私は、帰ってきてから
こうしたことを調べて、驚きました。
日本原産のことや江戸時代のことなどは詳しい説明がありません
でしたが、もったいないですね。
それにしても富貴という別名だけあって、一鉢数万円も珍しくない
ということです。
(世界らん展2007 東京都文京区 東京ドーム 070224)
フウランと一茶蕪村は同世代 ! rocky
そのなかで、フレグランス部門の最優秀賞に選ばれていたのが
この富貴蘭 Neof.falcata ‘金楼閣’。
香りは癖がなく、何ともいえず甘く素晴しいものでした。
Neofinetia (Neof.) ネオフィネチアはフウラン属、falcata は
フウラン(風蘭)のことで、‘金楼閣’は品種名ということでしょう。
私も初めて知ったのですが、日本原産の着生ランです。
特に夕方からよく薫る、といくつかのHPに書かれています。
「富貴蘭のホームページ」 によると、徳川11代将軍家斎の
文化・文政時代は歌麿・蕪村・一茶などが輩出し、文化が爛熟
した時代ですが、この将軍家斎が大の風蘭好きでブームが興り、
200種にも及ぶ『富貴蘭』が生まれた、ということです。
大名家や豪商が競って品種の発見や育成に努めたので『富貴蘭』と
呼ばれるようになったようです。
幕末以降散逸し忘れられていたフウランが、再び脚光を浴びる時代が
やってきたのでしょう。
日本のランはエビネくらいかと思っていた私は、帰ってきてから
こうしたことを調べて、驚きました。
日本原産のことや江戸時代のことなどは詳しい説明がありません
でしたが、もったいないですね。
それにしても富貴という別名だけあって、一鉢数万円も珍しくない
ということです。
(世界らん展2007 東京都文京区 東京ドーム 070224)
フウランと一茶蕪村は同世代 ! rocky