林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

お茶汲み好々爺

2017-05-10 | 林住期

夜、雨が降り、庭が濡れている。
今日の作業は休み。朝刊を読み始めたが、どうも落ち着かない。
12時半から自治会館で、文化厚生部が主催する月1回の老人会があり、森生はお茶汲み当番を仰せつかっているからだ。

自治会の班長職は忙しい。
この1ケ月余りで、総会・大掃除・回覧・部会・集金・集金・回覧・集金・お茶汲みと続き、来週は初の班長会がある。
全く落ち着きませんなぁ。こだけの話、退会しとけばよかったよ。

さて、老人会に集まるのはどんなじじばばだろうか。
自治会館にやって来られるんだから、足腰はそれなりにまだ動かせるのだろう。
だけど時間潰しを自治会に頼るなんて、ましてやお茶を飲むのに八十爺の手を煩わせるなんて、情けないヤツラだ。

ま、折角の骨休めだ。イライラカリカリせず午後3時まで、好々爺を演じきるつもりだ。
平穏無事に、できれば愉快な老人会になり、新しい友だち1人でも見つかればと祈りながら、これから行ってきます。

画像は「糖尿病を治そう!」さまからお借りしております。

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姫うつぎ

2017-05-09 | 庭いじり

まだ5月だというのに、真夏なみの暑さになった。
しゃがんで作業をしていると、背中や後頭部が焼けるように熱くなり、やがてふらふらよろよろしてきた。
これは熱中症の前ぶれか、軽い脳梗塞ではないだろうか.........。

作業は30分で切り上げ、亭内へ退避。

午後は、団地の外れに住むハンモックじぃさん宅を訪問した。
手土産は、丁度咲き始めた鉢植えの姫空木である。

玄関先の路上に折畳椅子を持ち出し、しばし閑談、道端会議。

  栃木県鹿沼市の山奥にあり、東照宮より古く、庭園が有名な神社の名前、何だっけ?

ほか、あれ誰だっけ?どこだっけ?何時だっけ?、が多いのは合計160歳になるのだから致し方あるまい。

持って来た姫空木の鉢をどうするかが問題になった。
敵もさるもの引っ掻くもの、森生じじぃと同じで「毎日の水遣りは御免蒙りたい」のだそうだ。

議論の結果は、「他人の土地だが、隣の林の木漏れ日が当たる斜面に、植え付ける」ことにした。
水遣りは基本、植え付けた今日の1回だけで済むからね。

  しめしめ、鉢数を減らすにはこういう手もあるナ。

話変わって、帰宅後の夕方である。
散歩帰りの風墨画先生に、椿(千代姫)の鉢を勧めてみたら、喜んで引き取ってくれた。
今日は外交努力により、2鉢減ったわぃ。

姫空木の写真は「道草の時間」さまからお借りしました。
神社の名前は栃木県在住の、ハンモックじぃの妹さんに電話した結果、古峰ヶ原(こぶがはら)の「古峰(ふるみね)神社」でした。

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一心不乱

2017-05-08 | 庭いじり

  

大型連休中は何処へも行かなかった。
永久連休中のじじぃは猫額亭に閉じ篭り、庭の手入れに一心不乱だった。

毎日、朝から薄暗くなるまで庭で働き、夕食を済ませ、朝刊を読み始めると、意識が遠くなる。
風呂から出ると朦朧とし、日課の体操をする力はもうなかった。
手摺に縋り、2階の寝室に着くと、バタンキュー。

パソコンは日記と家計簿だけ。後は野となれ山となれ。だから、書き置きブログ記事の在庫は全然ありません。

しかし庭はサッパリした。
以前、シャモじぃが「野趣に富み、結構ですなぁ」と貶してくれた庭園は、見違えるほど整備された。
部分的には、足立美術館の名園に負けてないと思う。

鉢植えの皐月は庭に植え、余った鉢花は通り縋りの人に差し上げ、高くなった花木はぐんと低く切り、弱った木は伐採した。
狭い通路は広く、霜で浮き上がった石組みは組み直し、シンビジウムは捨て・・・・・・(以下省略)。

もうこの辺で終わりたいところだが、植物の生命力は逞しい。
生垣の正木や満天星は新芽で膨れ上がり、ぎぼうしや杜鵑や蛍袋は密かに勢力を拡大する。
高砂百合は所かまわず生えてくる。

梅と木瓜にはアブラムシが付き、葉が縮れてきた。

まだまだ休めない日々が続きそうです。

あ、そうそう。大型連休中は自治会費の集金のため、受け持ちのお宅15軒に夜討ち朝駆けもしました。
結果、年会費を集金し終わりましたが、その先が上手く運ばない。その辺のことはまた後でね。

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庭自慢

2017-05-02 | 庭いじり

4月の始めからの庭仕事は、飽きずにまだ続けている。
こうなると愉しむよりも、植物の成長に追いかけられて、あたふたしている感じがいないでもない。

作業の内容は、

 ・脚立なしでも手入れができるように、花木類の大幅な刈込・枝透かし・切り詰め。

 ・大量の落葉の清掃・雑草毟り・玉龍や竜の髭の除去。

 ・都忘れ・ぎぼうし・つわぶきなどの株分けと移植。

 ・植替えと水遣りを止めるために、鉢植えの皐月や草花を地面に植え付け。

 ・霜で浮き上がった石組みのやり直し。

 ・百合や桔梗の支柱づくり。

等々キリがない。

躑躅が咲き始めた。
根津神社や塩船観音や五大尊に較べれば、大分チマチマしているが、われながら見事な庭園でアルナ。

きのうは午後から少し雨が降り、今朝は地面が濡れているので、午前中は自治会費の集金だ。
午後から躑躅皐月の配置換えを検討しよう。

いやその前に、正木の生垣を刈込もう。
黒い小さな毛虫の発生前に済ませると、ごみの分量が少なくなるからね。

というわけで、娑婆は連休中であっても、じじいはシャカリキでありまする。

 

 皐月自慢は後日としますね。

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集金初日

2017-05-01 | 林住期

自治会費を集金する初日である。
気が進まなかったが、前の晩から準備をした。

紙幣を上手く捌くために爪を切った。
怪しまれないように、普段の薄汚れた作業着を改め、滅多に着ない上等のシャツとスラックスに改めた。
釣銭や領収書をテキパキと扱うために、紙挟みを取出し、金種別携帯を考慮し、ポケットの多いベストを着用した。
コンビニで2回レジをし、千円札と百円玉を潤沢に準備した。
夫々のお宅での自己紹介と訪問目的の台詞を考えた。

さぁ、矢でも鉄砲でも持って来い。

ところが........。

1軒目は留守だった。
2軒目も留守だった。
3件目は洗濯物は干してあるのに、何度、ベルを押しても返事がなかった。車が無いので近場へ外出したのかも。

4軒目は、あ~ら嬉しや、初対面の品のいい素敵な奥さまがご在宅だった。
台詞は上手く言えたし、気持ちよく1年分の会費2400円を払って下さることになった。(2回分割払いも可)
しかし、事前に書いて取出し易く整理しておいた領収書とその控えが、焦ったためかなかなか見つからない。
やっと見つけた領収書を控えから切り離し、奥様に手渡し、別に森生の収入にはならないが最敬礼。

5件目のお宅を訪れる前に、そのお宅の領収書と控えを取り出そうとしたら、控えはあったが領収書が無い!
混乱した頭で考えたら、いまの奥様に、領収書を2枚重ねて切り取り、渡してしまったらしい。

慌てて4件目に戻り、わけを話して領収書を確認すると、やっぱりありました!

自治会費の集金なんか簡単な作業とたかをくくっていたのは間違いだった。
普段から小切手や手形を使う生活に慣れきっていると、こういう小銭の世界はホントにややこしいね

しかし、折角準備万端整えた5軒目もお出かけ中だった。

6軒目。高齢の旦那様がお留守番だ。
年会費2400円ですと言ったら、それでは5千円でとなった。
領収書と釣銭を渡すと、???。ふんっ、まだら惚けかよと密かに思ったが、5000-2400=3600だったのだ!
呆けてるのは森生だったというわけ。

小1時間で担当する15軒を回り、集金できたお宅は僅か3軒だ。
しかし心身ともくたくた。残りはGW中にぼちぼち集金することにしよう。
あ、そうだ。森生も払わなくちゃね。

だけどGW中の集金は、不在が多く無理かもしれない。
自治会への持参期限は5月18日までなので、GW後の集金がいいかもしれないな。
と集金初日に、早くもやる気が萎えたのだった。

前任の班長氏が「慣れない集金はタイヘンですよ」と言ってたとおりだ。
ふう。

170501