林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

蔵と目刺

2012-04-09 | 重箱の隅

若い女子局アナちゃんが、先週、神奈川県三浦半島にある三崎に行ったようだ。
三浦市三崎は、それはそれはレトロな港町だったそうだ。

町角に古ぼけた土蔵がある。女子アナちゃんは先輩お父さんアナ氏にそれを報告し、問いかける。

     倉庫みたいな建物がありました。これって何だと思いますかぁ?

ベテランお父さんアナ森本健成氏はしばし考え込む。

     う~ん.......、何でしょうか?

そして女子アナちゃんとおじアナ氏は和気藹々、喋々喃々。微笑ましい光景である。...... ふんっ。

     蔵でぇす。

     へー!! 蔵ですかぁっ! ほーっ!

次の画面。 路地に住民が集まっており、小魚を何やら加工している。

     町の皆さんが目刺を作ってました。

     目刺ぃっ!!!!

そして女子アナちゃんは親切な町の人たちから(NHK職員なので)大いにもてなされた。
土地の珍味を口に一杯入れたまんま、

     もぐもぐもぐ・お・もぐ・い・もぐもぐ・しい・もぐもぐも.........

なんと言ったのか、よく聞き取れなかった。

NHKで毎週土曜日朝8時前に放送する「土曜すてき旅」。
4月7日はこんな展開だった(と記憶している)。

女子アナはおフランス育ちかも。日本の港町では、完全にエトランゼでありデラシネだった。
しかし外人離れしたお父さんアナ氏は、どこでどういう暮らしをしてきたんだろうか? 目刺くらいで驚くなよ。

   今後、記事が間に合わない時にはNHKの番組宣伝をしてあげようと思う。
   NHKはほんとに楽しいね。うふふ。

因みに目刺のつくりかたは「魚屋三代目日記」さんをどうぞ。大人気で、綺麗で、便利で、楽しいですよ。
なお、美しい写真もお借りし、勝手ながら上下を少し削りました。ごめんなさい。

お約束したお花見の記事作りに苦戦しております。
今夜頑張って、明日には載せますね。

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おむすびにしよう

2012-04-06 | 重箱の隅

   八王子市の西にある桜の名所へお花見に出かけた。
   「東京は満開」と気象予報士ははしゃいでるけれど、同じ東京でも関東平野の西端・八王子では、ま~だだよ。

というわけでお花見には早かった。が、今日の「林住記」の更新には間に合わない。
で、とりあえず昼飯の弁当についての考察です。

今度も門前まで車で送迎して下さる匠さんが、「弁当はコンビニで買いましょう」、とのご提案だ。
これまでは愛妻弁当だったのに、もしかするともしかしたのかも.......。

ま、それはともかく。
コンビニで買い求めたのは「田舎風おにぎり3個入り」300円である(写真はイメージです)。
これって、ずいぶんな名前だなぁ。

森生は子供の頃、現在「おにぎり」といわれている簡易携帯食品を、母からは「おむすび」といわれて大人になった。
くも膜下出血でリハビリ療養中の料理研究家・小林カツ代さんが元気溌剌大車輪だったころ、

   「おにぎり」じゃぁ身も蓋もないわねぇ。
   おむすびの方が心がこもってるわ。子どもとお母さんの心を結ぶから「おむすび」なのよ。

と喝破したことも覚えている。おむすび、大賛成ですね。さすがカツ代先生だ。

きょう日、コンビニではどの店も、おむすびをおにぎりと言ってるようだ。
しかし、やはりおむすびをおにぎりなどとむくつけなことはいわず、おむすびはおむすびにしよう。

3月11日以後、特に小売業は世相に配慮しなければなるまい。
そこで森生は提案します。

「田舎風おにぎり」よりも、
「がんばれ日本・絆おむすび」、がいいと思うよ。

写真は奈良・吉水神社宮司さまのブログから拝借しました。
宮司さまは、「おむすびには神さまが宿る」、と説かれておられます。是非とも一読を畏み畏みてお願い申し上げまする。

明日明後日の天気が良かったら、お花見のご報告は明々後日にさせて頂きますね。

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自慢の椿

2012-04-05 | 庭いじり

自慢の椿が咲き始めた。



上から玉の浦(鉢植え)、千代姫(庭植)、卜伴(鉢植)で~す

3品種とも挿木して育てました。卜伴は奉仕作業をしていたお寺から、枝先を頂きました。

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庭掃除のこつ

2012-04-05 | 庭いじり

森生は庭掃除が上手い。
大きな寺で奉仕作業をしていた時も、注文の多い方丈さんに何度も褒められた。

庭掃除のこつは植木や飛び石や置石の輪郭をクッキリさせることだ。
輪郭をもやもやさせる枯葉や、鑑賞価値がない苔を取り除く。
乱雑に蔓延る地被植物や雑草を引き抜くのである。

種を撒き、根を這わせて勝手に子孫を増やす草花や花木の苗も引き抜かなくてはならない。

お寺さんの庭園なら、さっさと余分なものを取り除くだけでいい。
でも、我が猫額亭庭園となるとそう簡単にはゆかない。

桔梗、花韮、昼咲き月見草ほかを庭のしかるべき場所にまとめて移植して群落を作る。
知り合いに差し上げるために、鉢上げをするのだ。
また、徒長枝の剪定や石組みの手直しをしたりもする。
まるで千手観音のような一人親方なのだった。

結局一日かけて飛び石一列の掃除がやっとだった。

夕方には、とうとう腰がみしみしし始めた。
さいわい明日、友だちがお花見に誘ってくれている。
庭弄りを休み、久し振りに遠出をしますね。

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しゃがんで悩む

2012-04-04 | 庭いじり


朝からいい天気である。
雨の後は草毟りがし易くなるので、先ず、庭に植えた玉龍を引き剥がすことにした。

当初、玉龍の絨毯にしようとした。
しかし
造成地のため土が非常に悪く、結局期待した効果は得られなかった。
期待した場所には根付かず、都忘れやぎぼうしを植えた場所に割り込んで生えてくる。
野生の畑草が混じりはじめ、却って見苦しく、邪魔になったのだ。

除草剤を撒くか、鍬で剥がせばいいのに、それができない。
どこかに、これから芽を出すぎぼうしや桜草があるからだ。

狭い場所にしゃがみ、用心深く玉龍や畑草を毟る作業は楽ではない。
一日かけて畳3枚ほどがきれいになった。

後に何を植えるか。
花期、配色、草丈、日照など、また悩むことになった。

近くの日陰に、絶えてしまったはずのカタクリが一輪、こっそり咲いていた。
ここはカタクリ嬢の顔を立てて、落葉掃除はしないことにしよう。
我が猫額亭は広大無辺である。えへん

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桜未開花情況報告

2012-04-03 | 高麗便り


桜? ......... まぁだだよ。
この町は北向きだもの。公園にある町内桜標準木の蕾は少しふくらんだだけ。
そう、入学したての女子高生くらい。


宵のうちには季節外れのモノスゴイ暴風雨が来るそうで、確かに雲行きが怪しい。
でもね、公園を囲む連翹(れんぎょう)には、春が来ているよ。

それにしても靖国神社内にある標準木。なんて惨めな樹形だろう。あれでは生けるシカバネ。
石原都知事閣下、他のもっと立派な桜を推薦して下さいね。

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春は早起き

2012-04-03 | 林住期

冬の間は毎朝8時過ぎ、日によっては9時を過ぎないと起きられなかった。
ところが春はあけぼの、5時には一旦目が覚める。そしてなんと、6時には寝床から這い出せるようになった。
我ながらエライと思う。

きょう一日、やることは山ほどある。あの躑躅を移動し、後には木瓜を持ってくる。それから、それから.......。
あ、そうだ、錆びて折れちまった物干し台をどうしようかなぁ。
落葉だらけの庭を掃除しなくちゃな.....。

枝垂れ梅・月影がようやく咲き始めた。
樹形を良くしようと、剪定ばかりしていたので、木が弱り、却ってヘンな形になってしまった。
梅だって切り過ぎはバカなのであった。

夕方から季節外れの暴風雨になるそうだ。
忙しいね。

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元気満杯

2012-04-02 | あらら!

木も球根も元気一杯に育ったので、鉢を壊してしまった。

春が来て、球根は芽を伸ばし始めた。間もなく木も芽吹くはずだ。
この先どうなるのだろうか........。

        過ぎたるは及ばざるが如し

元気一杯も考えものである。

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