林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

土俵の上と下

2018-04-13 | 床屋放談

このところお詫びばっかりの八角理事長はお気の毒である。
でも、大男のお詫びは、何故か愉快だ。

大相撲春巡業の土俵上で倒れた舞鶴市長は、くも膜下出血だった。
場内放送での制止を無視し、狼狽える男どもの中で、心臓マッサージを続けた女性は偉かった。

これに対し、土俵下で挨拶した中川智子宝塚市長。

  女性だから土俵に上がれないのは差別であり、悔しい。
  伝統を守りながら変革する勇気も大事。

何も、大相撲の巡業を迎えるために、市長がわざわざ出向く必要はあるまいに。
この市長、選挙運動が目的だった感じがする。 

このモンダイに対して、小池百合子都知事。

  急遽救助活動を行ったことは素晴らしい。
  私は表彰のために土俵にあがるなどということにエネルギーを割くつもりはない。

いいね。大分成長したようだ。
じじぃは、貴乃花親方のご意見も伺いたい。

  〇●

  何もかもを欧米の物差しで測ることは如何なものか。
  人命に関わる場合を除き、広い世界で、狭い土俵の上くらいは、女人禁制を続けてもいい、とじじぃは思いますが........。

  静岡県のちびっこ相撲で、女の子が土俵から排除された由。
  可哀想だけれど、世の中の不条理を体験できた。相撲以外の格闘技に進んで欲しい。

  180413