林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

前立腺について

2012-08-29 | 病院巡り

                                                       

前立腺肥大症の治療についての講演会に出かけた。
まるひろ百貨店飯能店の会場は満席。予約した受講者のほとんど全てがおじぃ。
普段着で出かけたが、じぃさんたちの身なりがいいので驚いた。

埼玉医大国際医療センター泌尿器腫瘍科上野宗久教授の講演はかなり露骨で面白く、うとうとする暇はなかった。
へぇ~、そうだったの!という新知識が随分あったけれど覚えておらず、ここではお伝えできません。

でもね、一ヶ月もすれば、突然思い出すと思う。
それはその時のことにして、今日は会場で配られた自己診断表をご覧下さい。

    

うーん、そうか、ヤバイな。中等度な症状に該当だな。
で、ご同輩は如何でしょうか?

前立腺肥大を診断する方法は、昔は医者が肛門に指を突っ込むいわゆる触診という乱暴なものだった。
突然のことにのけ反り、もう懲り懲りで、あの時以来、健康診断では断って断って、ん十年経つ。

ところが最近はエコー検査で済むという。ついでの血液検査では前立腺癌が簡単に発見できるとか。
それならやはり診てもらおうかな、と新しい悩みを抱え込むことになった。

最後に質疑応答の時間になった。
先生は「個人的な医療相談ではないからね」と言ったのに、質問したじじぃは延々と個人的医療相談をする。
二人目のじじぃも同じく、何が何だかよく分からない回りくどい個人的医療相談だった。

一般的に、無料の医療関連講演会での質疑応答は、初期認知症診断に役立つようだ。

 

なお質問は申込み時に受け付けていたので、「のこぎりやし」の効き目について質問しておいた。
先生の講演会での回答は「よく効きます」とあっさりしたもので拍子抜け。

でも、よく考えてみれば講演会の主催者は「旭化成ファーマ」という製薬会社で、飯能地区医師会が後援だった。
先生としては、サプリメントの効き目について、これ以上は言えないよね。

挿絵と表は会場で配布されたパンフから。

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