林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

見学する野次馬

2011-10-18 | 重箱の隅

  荒川にアザラシが現れた
  大変な人気で、「見学」する人々が群った。
  現場である志木市の市長も「見学」しに来た。

と国営放送が夕方の首都圏ニュースで放送した。
森生の聞き違いじゃない。

ふ~ん、「見学」ねぇ.........。リッパなもんだ。
川に迷いこんだゴマフアザラシから、野次馬や市長は何を学んだのだろう。知りたいね。

アップ・ダウン・トップ・ピーク・トラブル・アドバイス・アクセス・マップ・セレモニー・スウィーツ・キープ・アスリート・グッズ・ビーチ・マイホーム・マネー・・・・・・・・・・

普通の日本語をカタカナ英語に代えようとする国営放送である。「見学」も「見物」も「視察」も使い分けられないのだ。
受信料を殆ど強制的に徴収しながら、何もかも曖昧模糊にする国営放送である。

なお国営放送によると、志木市はこのアザラシに「志木あらちゃん」と命名し、住民票を交付する。
いやはや。

写真はasahi.comから。

111018