多峰主山の山頂に集まるおじいたちの親睦会ができ、あの大猪君が名簿を届けてくれた。
「あれま、トノベさんはソノベさんだったんだ」、とか、「へぇ、川越から来てたんだ」、と新発見が楽しい。
会の名前はそのまま公表すると差障りがあるかもしれないので、「多峰主サミット倶楽部」としておこう。
何しろ日頃から大所高所のご発言が多いからね。
そして会の目的は以下のとおりである。
・健康の維持を第一目的とし、皆で多峰主山を楽しむこと。
・山歩きに安心安全パトロールを兼ねる。
・自然の動植物を大切にし、不法採集や持込をする者に注意する。
・ごみ拾いを励行する。
・植樹・除伐の要請があれば協力する。
・訪れる登山者には親切丁寧な応対をする。
そして名簿の見出しは、
~次世代に引き継ぐために~ 何か出来ることを・・・・・
この山には複数のボランティア組織があり、「西武飯能の森」計画は異論百出し、一向に纏まらないらしい。
多峰主山サミットのおじいたちは、注文ばかり付けて何も実行しないそういう連中を好かない。
ただ、ごみ拾いや山道の補修をする人もいるが、大方は山で世間話に興じて家に帰る、という上向きだが前向きとはいえない毎日だった。ここへきて「何か出来ることを」とはいい心がけである。
行政や大地主である西武鉄道の森林整備計画に協力することにも賛成します。
ついでに県が実施中の間伐作業に疑問を持てば、多峰主山はもっと素晴らしくなるはずである。
なにはともあれめでたしめでたし。
写真は現在多峰主山(とうのすやま)周辺で、県が実施中の間伐作業です。
関連記事「間伐という大津波」にも別の場所の写真があります。
次の土日に開催される飯能ツーデーマーチに参加される方々は、この猛烈な景観・自然破壊をシッカリご覧下さいね。
因みに、ボランティア組織は何も言っていないようです。
110517