林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

散歩の哀しみ

2011-02-10 | 林住期

家にいては煮詰まってしまう。暗い気分になる。
そこで、なにかいいブログネタが落ちてないか、とご近所を徘徊する。

楽しいヒト、嬉しいコト、面白いモノに行き当たればいいが、現実はそうはゆかない。
殊に、役割を終えて打ち捨てられたものを目にするのは、身につまされて哀しいものである。

赤瀬川原平先生が「散歩の収穫」という写真集を出した。
先生は並みの人間とは目の付け所が違う。きっと面白い写真ばかりであろう。朝日新聞の
書評にもそう書いてある。

こりゃぁ、買わずばなるまい、と思うが2520円もする。連載随筆取材ついでの写真にしては高過ぎるんでないの?
もっとも、先生はデジカメなんぞは使わずライカのはず。

 

面白いヒトやモノやコトに出会いたい。赤瀬川先生にあやかりたい。ハッキリ書くと、マネしたい。欲しいなぁ。
で、いま、古本をネット市場で探してますが........。

書評の「某紙連載中エッセイ」とは、毎日新聞の「散歩の言い訳」ではないかと思います。

110210