ポッチ~さんという方が、「俳号は《風天》」という記事(8/7)で、渥美清の俳句を教えて下さった。
深い句です。
その記事に対し夏目雅子の俳句を返したコメントがあった。
二人とも、もっと生きていて欲しかった人です。
和歌、俳句、川柳など日本の短詩は心に沁みてきますね。
小沢昭一さんの「川柳うきよ大学」で、ハッ、とする川柳を見つけました。
敗戦4ヶ月前、24歳の4人の特攻隊員が玉砕出撃の寸前に遺した川柳です。
この川柳には到底、余計な感想を書けません。
生きるのは良いものと気付く三日前
諸共と思へばいとしこのしらみ
犬に芸教へおほせて友は征き
慌て者小便したいままで征き
特攻へ新聞記者の美辞麗句
万歳がこの世の声の出しをさめ
以上は同書84頁に小沢さんの感想と共に載っております。
080811