しましま動画(GINZA)

今日は一日雨が降っていた札幌から、ren.です。
一気に雪が解けたものの、まだ排水溝が雪の下のところも多く、道がザブザブ状態。
夕方になったら雪に変わりましたけど。

 

ニコ動の"東映特撮ニコニコおふぃしゃる"で「仮面ライダー」の配信が始まりました。
誰もが知っているようで、実際に観たことがない人も多いでしょうから、ぜひ平成世代に観て貰いたいところ。
リアルタイム世代や再放送世代も、観かえすと新しい発見があるはずです。

まあ、40年以上前の子供向け特撮番組ですから、色々と今の目で観ると厳しいところもあります。
話が進んでいくと辻褄の合わないところも数多く出てきたりします。
最初のうちは大人も楽しめるダークヒーローの装いだったものの、視聴率が振るわずに打ち切り直前でしたから、大きく方向転換したのがもっとも大きな原因です。

しかし、その方向転換や、主演の藤岡氏の怪我により、今やライダー以外のヒーローモノでも当然のように存在する、変身ポーズや2号ヒーローとの共闘や対立といったものが誕生したわけですから、この初代作品を観ていると現代の特撮やアニメの原点をいくつも発見できるでしょう。
また、現在のようにCG合成を使えない時代の爆破技術や人形特撮の現実感も楽しんで欲しいです。
あとは、当時の子供たちにトラウマを残した恐怖表現にも注目。
個人的にはサラセニアンの目が怖い。

それにしても、当時25歳の藤岡弘の渋いこと。
実際、当時の子供たちは30歳くらいのイメージがあったんじゃないだろうか(w
本郷が顔を出すスナック・アミーゴは大人のお店(風俗的な意味でなく)というイメージも強かったしね。
怪我をするまでは今でいうスーツアクターも本人が担当しているので、そこも注目です。