代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

武田邦彦は印税収入をすべて水害対策に寄付せよ

2018年10月03日 | 温暖化問題
 武田邦彦氏は、厚顔無恥にもほどがある。
 降雨量の増加にともなう水害の増加にかんして、「雨量に応じた治水工事をやるべきだったが民主党政権でコンクリートから人をやった。これが豪雨災害が広がった大きな原因」と述べたそうだ。
 以下参照。
https://snjpn.net/archives/58908

 つい最近まで武田氏は、「温暖化での被害が出てくるのは100年後だから、それまでは温暖化対策などせずに、二酸化炭素をバンバン出して経済成長を優先しよう」と主張していたのだ。
 以下参照。
 https://www.mag2.com/p/news/361911

 温暖化の被害が出るのは100年後じゃなかったのか? だったら雨量も増加しないはずだろう。あなたが悪質なデマを流し続けたこと自体、温暖化対策の足をどれだけ引っ張ったと思っているのだ?
 豪雨の増加に対する対策が遅れている原因の一端は自分にもあると恥じて謝罪すべきだろう。民主党政権のせいにするとはどれだけ厚顔無恥なのだ。
 
 武田邦彦氏には、国民を騙して、温暖化対策を遅らせてきた罪に対して、損害賠償を請求したいくらいである。実際、武田氏のデマによる被害総額は数千億円では足らないのではないか。

 少なくとも、これまで温暖化していないというデマを流し続けたゴミのような著作の数々で儲けた印税は、すべて水害対策予算として政府に寄付すべきだろう。
 それが、せめてもの誠意ある責任の取り方ではないのか。
 
 


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