代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

震災復興と石原都知事

2011年03月14日 | 震災関連
 亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げます。
 復興支援に当たられている自衛隊員をはじめとする関係者の皆様、ごくろうさまです。避難所生活を送っている方々、頑張ってください。何もできない自分が歯がゆいですが、精一杯募金で支援させていただきます。
 福島第一原発に関しては、メルトダウンが起こらないことを祈るばかりです。

 首都圏に住んでいる私たちにできること。家族なるべく一部屋に集中して過ごして、余分な電気は消しましょう。皆が節電に協力して、計画停電の必要のない状態をつくりましょう。計画停電などというから、皆の不安感を増幅させて買い付け騒動が起こってしまう。とにかく今は皆がそれぞれの持ち場で日常業務を可能な限り平常通りに遂行することだと思います。

 今回の大震災の復興支援策について、ジャーナリストのまさのさんがすごく良いことを書いていたのでリンクさせていただきます。

****ブログ「ダム日記2」より引用**********

http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-40e0.html

(前略)
オーストラリアのケースを参考に日本の東北地方太平洋沖地震に応用するなら、復興支援パッケージとして以下のようなものになるのではないか。
・ 被害総定額と復興額を試算してその工面に向けて国も自治体も一致協力
・ 国としては、各省庁で不急事業予算の割り出しと削減
・ 自治体への不急事業予算への補助金の割り出しと削減。
・ 富裕層、大企業への課税上乗せ
・ 自治体で法人税徴税が強化できるよう大企業の節税策の規制による予算捻出
・ 被災者・被災地への生活再建・復興への予算付け

余談を言えば、原発推進関連予算と米軍関係予算のカットから始めることが望ましいと思われますが、民主党の子ども手当、高速道路の無料化、自民党の公共事業へのバラマキ推進も含め、エゴを捨てて与野党一致協力して、復興に向けた見通しをつけることに全力をあげることが重要だと思います。
(後略)

*****引用終わり*************

 本当に、子ども手当なんて全く不要だと思います。国民世論で子ども手当てを廃止して、その全額を震災復興予算に回してもらうよう声をあげましょう。
 国交省も、被災地のインフラ復興に公共事業費を可能な限り転用することを決断し、ダム建設予算などは即刻凍結して復興予算に回すべきでしょう。

 本日のニュースで山口県知事が上関原発の中止を要請したそうです。

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819890E3E6E2E28B8DE3E6E2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195165008122009000000

 住民の反対を押しつぶして建設を強行しようとしている上関原発の建設予算なんて真っ先に震災復興に回すべきですね。

 東京都議会は先日の3月11日に築地市場の移転予算を可決しました。この非常時に、そんなムダきわまりない予算を執行するなんて非常識きわまりない。現在の状況を鑑みれば築地移転など即刻中止して、都はその予算を震災復興に使ってもらうべきでしょう。この非常時に多くの都民が反対する築地移転なんかに予算を使っている余裕があるわけないでしょう。 

 ちなみに築地移転予算可決についてはこの記事参照。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20110313-OYT8T00018.htm 

 これをひっくり返すには都知事選での一票の行使しかありません。

 本日、蓮舫大臣が石原都知事に節電の要請をすると、何と石原都知事は「スーパー堤防は必要だろう」と蓮舫氏に噛みついたそうです。以下の記事。

http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210314080.html

 恐るべき発言だ。建設までに400年もかかるスーパー堤防予算なんて真っ先に震災復興に転用すべき予算だ。

 ちなみに石原氏は大震災と津波被害に対して「天罰だ」という恐るべき発言もしたそうだ。以下の記事。

http://www.asahi.com/national/update/0314/TKY201103140356.html

 「我欲、物欲、金銭欲」に満ちた日本への「天罰」だと・・・・。

 「我欲」「物欲」に憑りつかれている日本人は確かにいる。しかし永田町や霞が関や六本木や東京都庁舎あたりには多数棲息していても、三陸方面などにはほとんどいそうにない。
 いったい「我欲」「物欲」「利権」に憑りつかれて築地移転や八ッ場ダムやスーパー堤防など、悪政の限りを尽くそうとしているのはどこの誰だろう?? 天罰が加えられるべきは石原氏に対してではないのか?

 今度の都知事選は都民の民度が問われている。一期目の石原氏はまだクリーンで、ディーゼル規制など有意味な政策をしたと思う。しかし二期目・三期目はひどい。長期政権になればなるほど、人間は利権に絡め取られて腐敗していくのだということが、彼を見ているとよく分かる。今の彼にあるのはまさに我欲のみ。完全な利権政治家と化している。東京オリンピック招致を見ても分かるが、およそまともな判断能力も失っている。このような人物には即刻退場してもらうべきだろう。

 東京都民にできること。節電とともに、都知事選での賢明な一票の選択だ。


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
goo blogユーザーが出品しています
他の出品作品をマルシェルで見る
« 『現代農業』4月号の特集「TP... | トップ | 海外で英雄と称えられる原発... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ななし)
2011-03-16 02:26:12
拝金主義、利益至上主義の構造改革を推し進めたのは小泉や石原なんですがね~。
小泉改革を全力を挙げて応援してたのを覚えてます。
日本を助け合いの国(ケインズ主義)から我利我利亡者(市場原理主義)に変えたのは彼らですよ。
どの口が言うんでしょうね。
こいつが当選するようでは東京都民の良識を疑いますね。
そんな事を言うんなら、私財を被災地に差し出したらどうですか?と私は言いたいですね。
とてもノブレスオブリッジの精神があるような御方には見えませんがね。
悩みます (やまべ)
2011-03-16 11:51:34
でも悩みます>都知事選

石原消しは当然。しかし他の有力候補と言えば、渡邊と小池。二択なら小池に入れたいけど、石原に勝てそうなのは渡邊。石原を落とすことを第一に渡邊に入れるべきなのか。それも嫌だなぁ……。
環境系都知事候補の擁立に動いています (sinesuma)
2011-03-19 18:34:15
震災の陰で、都知事選がやばいです。

このままだと原発推進、一極集中、排外主義の石原氏の4選ということになってしまいます。

あるいは経済のための環境や福祉事業ともいうべき、ワタミ化する社会になってしまいます。

あちこちに連絡しても、誰も立つという情報がないので、とりあえず、誰かを擁立するためのブログを始めましたので見てください。

早くしないと、民主党が渡辺氏の支援を決めるということになりそうなので、こちらも早く発表しないと!

みなさん、都知事選に絶望している人たちに、いま希望を灯しに行きますよ、とお伝えください。ぎりぎりまで命をかけてガンバりますが、もし擁立に失敗したらご容赦ください。


イシハラを訴えよう (Y)
2011-03-21 01:52:35
最近あった判決。長野地裁上田支部は、治療ミスで痛がる患者に「きちがい」と言った歯科医師に5万円の慰謝料請求を命じた。この軽井沢の歯科医師は同時に「セクハラ」でも慰謝料支払いを命じられたとんでもないやつですが。この判例に則って、被災者全員がイシハラを訴えれば、一人当たり5万どころじゃなく、10万は認められるのじゃないでしょうか?そうすれば、10万×40万人=400億。少しだけですが復興の足しになると思うのですが。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

震災関連」カテゴリの最新記事