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特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」展、東京国立博物館・平成館(2018/01/17)

2018-01-22 17:22:54 | Weblog
国宝・孔雀明王像(北宋時代・11-12世紀、京都・仁和寺蔵)
密教修法の孔雀経法を修する際の本尊画像。孔雀明王は毒蛇を食い殺す孔雀を神格化したもの。


重文・千手観音菩薩坐像・経尋作(平安時代・12世紀、徳島・雲辺寺蔵)
眼病治療のために造られた仏。雲辺寺は、四国八十八カ所第六十六番札所のお寺で、香川県と徳島県の県境にある。別名「四国高野」


重文・降三世(ゴウザンゼ)明王立像(平安時代・11世紀、福井・妙通寺蔵)
像高250cmで大きい。大自在天(シバ神)とその妃烏摩 (ウマー) を足下に踏みつけている。貪(トン)、瞋(ジン)、痴(チ)の三毒(根本の煩悩)をおさえしずめる。「瞋(イカ)るは地獄、貪(ムサボ)るは餓鬼、癡(痴)(オロ)かは畜生」(日蓮)。

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