(1)
大きな壺形土器の上の縁に出産する女性の顔が付け足されている。表情はあっけらかんだ。顔の前側に、壺の中空部分があって、その前側外の壺側面の真ん中、ちょうどすわった女性の足の股の間に当たる位置から、子どもがどこか嬉しそうに顔を出している。印象が強烈だった。驚いた。縄文時代、無事、子どもが生まれることは、大きなめでたい出来事で、それが隠されることなく表現されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d8/e1dc7b140b2c8ccaaec9a1b624ce9734.png)
(2)
縄文のヴィーナス(土偶)は、妊娠し、肥っている。子どもが生まれること、また肥っていることは、繁栄の象徴だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/ef/816529b752e3627fd26cc5ce70b48332.jpg)
(3)
石棒は男根だ。まっすぐで元気そうだし健康そうだ。生殖、そして繁殖は、おそらく強い雄が優先だったろう。生存競争の時代だ。石棒は、権力者、強力なボスの男根か、あるいは男神の男根だ。日本の神々にとって、生殖は、讃えること、自然のことで、恥ずべきことでない。
(4)
お墓から出た子どもの手形、足形の焼き物は、おそらく亡くなった幼児のものだろう。縄文時代の親心が思いやられて、胸が痛んだ。
大きな壺形土器の上の縁に出産する女性の顔が付け足されている。表情はあっけらかんだ。顔の前側に、壺の中空部分があって、その前側外の壺側面の真ん中、ちょうどすわった女性の足の股の間に当たる位置から、子どもがどこか嬉しそうに顔を出している。印象が強烈だった。驚いた。縄文時代、無事、子どもが生まれることは、大きなめでたい出来事で、それが隠されることなく表現されている。
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(2)
縄文のヴィーナス(土偶)は、妊娠し、肥っている。子どもが生まれること、また肥っていることは、繁栄の象徴だ。
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(3)
石棒は男根だ。まっすぐで元気そうだし健康そうだ。生殖、そして繁殖は、おそらく強い雄が優先だったろう。生存競争の時代だ。石棒は、権力者、強力なボスの男根か、あるいは男神の男根だ。日本の神々にとって、生殖は、讃えること、自然のことで、恥ずべきことでない。
(4)
お墓から出た子どもの手形、足形の焼き物は、おそらく亡くなった幼児のものだろう。縄文時代の親心が思いやられて、胸が痛んだ。