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「鈴木其一 江戸琳派の旗手展」サントリー美術館(2016/09/14)

2016-09-17 19:57:28 | Weblog
鈴木其一(1795-1858)は、江戸琳派の祖・酒井抱一の弟子。近代的都会的洗練を示す。宗達・光琳・抱一に続く、琳派第4の大家とされる。

「朝顔図屏風」(メトロポリタン美術館)は、緑、群青、金を対比させる。尾形光琳(1658-1716)国宝「燕子花(カキツバタ)図屏風」を思い起こさせる。


「藤花図(トウカズ)」(細美美術館)は、琳派風でありながら、写実性を示す。


「向日葵(ヒマワリ)図」(畠山記念館)は幻想的。ゴッホの「ひまわり」と別の意味で、強烈な印象だった。