みみかほう

こころの耳をすませて すてきな果報にであいたいとおもいます。

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✿未熟な実

2015年01月09日 | ✿陶芸
昨年の午年が
動物の馬とは、まったく関係なかったように


今年の未年も
動物の羊とは、まったく関係ありません。







説明文↓は、トクする日本語より。(いつもお世話になっています、ありがとうございます。)












十二支は漢字で表わすと「子(シ)丑(チュウ)寅(イン)卯(ボウ)辰(シン)巳(シ)午(ゴ)未(ビ)申(シン)酉(ユウ)亥(ガイ)」と読みます。日本では「未(ビ)」を「ひつじ」と読みますが、この漢字はもともと動物とは関係ありません。これらの漢字はもともと、草木の成長の過程を表わす字としてあてられたものです。「子(シ)」は種子の「子」つまりタネのことですね。「丑(チュウ)」は芽の成長の始まり。例えば「辰(シン)」は震える意味で、盛んに成長すること。そして「未(ビ)」は草木に未熟な実がついたころを表わします。漢字の「未」は、木に一(枝)を足して、まだ伸び切らない未熟な様子を表わす字なのですね。そして最後の「亥(ガイ)」は再びタネに戻ることを表します。このように十二支は植物の成長を表わす字なのですが、古代中国で字が読めない人に覚えやすいように、それぞれ動物をあてはめました。ただこれは紀元前のことなので、なぜこの順番に動物をあてはめたのかは、本来の理由は伝わっていないようです。そして、日本では、それぞれの漢字を「ね、うし、とら」など、当てはまる動物の名前で訓読みするようになったわけです。ただ「ひつじ」だけは例外と考える説があります。十二支の「未(ビ)」の字を「ひつじ」と訓読みしたのが先で、それがあとから動物の名前になったという考えです。ではなぜ「未(ビ)」の字を「ひつじ」と読んだのかと言うと、「日のつじ」ということばが元になっているという説が有力です。「つじ」というのは通路のことです。十二支を時刻に当てはめると、「未(ビ)」の刻は午後1時から3時頃です。日が天中から西への下りの通路、つまり〝つじ〟にさしかかるころということで、「日のつじ」から「ひつじ」になり、十二支の「未(ビ)」にあてられる動物のことも、「ひつじ」と呼ぶようになったというのです。











ふむふむ。
「日のつじ」で「ひつじ」なのですね。

干支にまつわるおもしろいお話はここ
ここに書いています。是非~どうぞ。


未年の「未」は草木に未熟な実がついたころという意味。
一年かけてじっくりと、上手に素敵に熟させてみたい。です。







2015年 未年。
ひつじとは関係ありませんが、今年最初の陶芸作品紹介は
やっぱり、「ひつじ」です。












コメント (11)
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