決して脳内組織ではない防衛団体、「地球防衛協会」(仮名)某地方支部顧問、
という肩書きを持っているわたしですが、つい最近それに
「水交会会員」「海軍兵学校76期会会員」
というあらたな肩書きが加わりました。
その経緯については、近々兵学校76期会の参加記の続き(まだ終わってないのよ)
でご報告するつもりですが、実はそれ以外にも元陸幕長が会長をしている防衛団体、
国某協会(仮名)
と、本日懇親会に参加してきた、
GO!友会(仮名)
にもいつのまにか名前を連ねているのでした。
GO!友会の参加は、地球防衛協会の副会長がこの会の地方会長を務めていて、
「東京で統幕長や政治家の先生などと懇親会があるから行きませんか」
とお誘いをいただいたため、自動的に会員になることも決まったのです。
どの会もわたしが会員になったからって、そこで何ができるというものではありませんが、
一人でも国防についての問題意識を共有する会員が増えたということに意味が有るわけで。
わたしの場合はこっそりとではありますが、こうやってブログで広報活動をし、
世間への周知を図るという「使命」もありますしね(笑)
懇親会は会合(決算報告、活動報告など)のあと、防衛省御用達の
市ヶ谷グランドヒルホテルで行われます。
ちょうど防衛省の正門前の信号ですが、これを右に曲がったところ。
防衛省御用達ということは、自衛隊関係、防衛団体の会合や、たとえば自衛隊員の結婚披露宴なども
ここで行われるということです。
お誘いくださったFさんとは会場前ロビーで待ち合わせ。
Fさんが招集した「GO!友会地方支部」は、わたしを入れて3人で、そのいずれもが
地方支部に名前を連ねていながら関東圏に在住という「なんちゃって県人」ばかり。
しかもそのうち二人は女性で、Fさんは皆に
「◯◯地方支部は美人を選りすぐってきたんですか」
などと”お約束”で突っ込まれてご満悦です。
招待されている政治家たちの花付き名札。
この、偉い人の名札にブーケを飾るというのはおそらく世界でも
日本国だけの現象ではないかと思うのですが、どうでしょう。
小池百合子、長島昭久(保守だけど議員になりやすいからと民主に入った人)
など、防衛政務にかかわる議員の名前が見えます。
ここでびっくりしてしまったのが、防衛大臣の左隣にあるリボン。
小西洋之〜〜〜〜?!
国会で憲法クイズをして安倍首相を苛立たせ、そのことを名前を出さずに批判した
新聞社をなんと訴えるという、ほとんど恫喝、脅迫に抵触すれすれをやらかした「クイズ王小西」がここへ?
(一般女性を訴えるとか恫喝した前科ことがあるらしいので表現控えめ)
「なんでこんなのを呼ぶんでしょうかね」
となんちゃって県人の女性の方にいうと、
「民主党の外交防衛の委員かなんかじゃないんですか」
今ご本人のHPを見ても、どうも該当するそれらしい肩書きがないのですが。
しかし、支援している政治家が保守系で、自衛隊の支援団体であるこのGO!友会に、
しかも昨今、一般には全く無名ではあるけど、ネットでは反日とまで言われる反安倍派の有名人、
「あの」小西議員が来るなんてことがあるのだろうか?
もし来るとすれば、去年の練習艦隊艦上レセプションに、のうのうと(と見えた)
現れた白真勲議員のように、思いっきり一般人から白い目を向けられるのも覚悟の上で?
どちらにしてもオラわくわくすっぞ。
これが懇親会会場でございます。
すでにあちこちでは名刺の交換などが始まっていました。
GO!友会会長のご挨拶。
この日、とても名前が覚えきれないほどの名刺交換をしましたが、会の上層部には
元自衛官が就任しているらしいこともわかりました。
その中のお一人が「わたしは昔陸自のパイロットで」とふともらしたのが100年目。(彼にとって)
「固定翼ですか?回転翼ですか」
早速目を輝かせて質問するわたし。
「回転翼です」
「ど、どんな機種を・・・」
「いろいろ乗りましたが・・・OH-1とか」
「おおおOH-1ですかっ!宙返りとかされましたか」
・・・・・中学生かあんたは。
「ああ、宙返り、あれはすごく難しいんですよ。
回転しようと思ったら(ここ忘れた)しなくてはいけなくて、
ヘリは失敗したらもうおしまいですから簡単に挑戦なんかできません」
ということは・・YouTubeで見る宙返りは、よほど熟練の上級者しかできないのかしら。
そう聞くと一層、一度はこの目で見てみたいものです。
続いて水交会会長の挨拶。
水交会といえばこのわずか3日前に練習艦隊壮行会でご挨拶されたのを聞いたばかり、
と思う間も無く、
「2日前に練習艦隊を見送りましたが、今年の練習艦隊はマゼラン海峡を通過します」
という話が・・。
まわりは口々に、ほお、マゼラン海峡、などと反応しています。
やはり自衛隊に関連の深い人ばかりが集まっているこの会合で、
このことは興味深いニュースとして受け止められたように見受けました。
2013年の10月には中国海軍が初めてここを通過したというニュースがありましたが、
当時海上の風速は20.8-28.4m/s、波高は4-6メートル、艦艇の揺れは10度以上に達したそうで、
海峡に入った後も風速は8.0-13.8m/s、平均波高は3メートルだったとのこと。
”航行の安全を確保するため、全将兵は指揮官を務める南海艦隊副参謀長の指揮の下、
真剣に研究し、入念に準備し、精確に操作し、狭い水路の航行、霧の中の航行、
強い波風の中の航行の手はずを厳格に整え、いかなる過ちも犯さず、順調に海峡を通過した。”
ということですが、やっぱり大変なところなんですね。
しかし我が日本国自衛隊の練習艦隊もそれ以上に入念な準備と訓練で臨んでいることでしょう。
会が始まって国会議員の先生方が到着し始めました。
なんとわたしの真横で到着のご挨拶をされているのは・・・?
そう、髭の隊長こと佐藤正久議員でした。
「1分以内でご挨拶を」
と政治家に対して無茶な注文をつける運営(笑)
最初の若い自民党議員(お名前失念しましたorz)も1分ではすみませんでしたが、
佐藤正久議員も3分くらいにはなったのではないかと思います。
政治家には1分と言っておけば3分くらいで納めるだろうという意図だったのかも。
こちらも自衛官出身議員、宇都隆史議員。
後でご挨拶に行き、結構長時間お話もさせていただきましたが、
そのことについてはまた別の日に。
「30年前にここで結婚式を挙げたのを思い出します」
と言うことはこの議員も自衛隊出身?
と思ったのですが
ちなみに、元自衛官の現役国会議員は、防衛大臣の中谷元議員、佐藤、宇土議員以外は
中谷真一・自民党・元陸自第一空挺団
だけだったので、多分違うと思います。
しかし、もう少しいてもいいですよね、自衛官出身議員。
壇上の自民党議員を撮るふりしてこっそり佐藤議員を撮りました。
近くで他の会員の方とお話ししている様子は、あの独特な喋り方といい、
国会中継で見るそのまま。(当たり前ですが)
そこにやってきた河野(かわの)統幕長。
去年海幕長から統幕長になられ、ますます貫禄が増しておられます。
乾杯の発声は統幕長。
またしても佐藤議員の後ろ姿をフレームに入れて写真を撮るわたし(笑)
国会議員の先生方は到着したらその都度壇上で一言ご挨拶。
この女性議員は・・・・お名前失念しました。
おそらくですが自民党の秋元司議員。
つまり壇上に立って挨拶をしたのは全員自民党議員だったのですが、
全員が集団的自衛権の「積極的平和主義」という言葉を盛り込み、自主憲法の成立につなげる
意欲を語り、皆様方のご支援をお願いしたい、と結びました。
「共産党と社民党は戦争法案などと言いますが、我々は平和法案だと思っております」
もしここに小西先生がいたらどう反応したのか、ぜひそれを観察するべく、
わたしはこころから先生の出席をお待ち申し上げていたのですが、どうやら
民主党の長島議員共々来られなかったようで、大変残念です。
小西先生の心臓には白先生ほど毛が生えていなかったということでございましょうか。
同じテーブルを囲んでいたこのエトロのネクタイの紳士も元自衛隊員。
GO!友会の顧問でいらっしゃいます。
一応わたしも同じ肩書きを持っているのですが、それはともかく、この方は、
若き日になんとあの三島事件の時に現場におられ、刀で切られて病院に運ばれたという
歴史の生きた目撃者であります。
あまり詳しくお話しできませんでしたが、何人かが斬られたのに
自分が一番傷か深かったようなことをおっしゃっていました。
そういえば、三島由紀夫は
「マッカーサーのサーベルの下で作られた憲法下、日本人が民主主義の美名のもとに
物質の繁栄とは裏腹に精神を荒廃させていることへの警告と、その社会に亀裂を入れるための楔」
としてあの行動を起こしたのでした。
本日出席の議員たちが全員改憲を口にしたことと、この人物を目の当たりにしたことが、
わたしにとって何か不思議な符号のようにも思えました。
本日の出席者は水交会の実習幹部たちとは違い、運ばれてくるものを瞬く間に食い尽くすような
そんな旺盛な食欲を持ち合わせていないので、テーブルの上はいつも賑やかでした。
食べるよりも話をする方に皆が忙しかったせいもあります。
佐藤議員は途中で退席してしまったらしく、ご挨拶できずじまいでした。
宇土議員は議員の皆さんがほぼ全員途中で退席する中、最後まで
話しかける人々と熱心に会話をしており、おそらくほとんど食事をしていないと思われました。
このあと地方支部会長が河野統幕長のところに連れて行ってくれ、
写真を一緒に撮っていただきました。
「ふゆづきの就役のときにもご挨拶させていただきました」
というと、
「そうでしたね。あのときは大変な雨で」
と即座におっしゃるので、ちょっと驚きました。
海幕長時代からそれこそ新鋭艦の就役には何度となく立ち会ってこられたのに、
艦名をきいただけでそのときの天候がすらりと出てくるなんて・・。
やっぱり自衛隊という組織の頂点である海将になられるような方は違う、
とこんなところでも思った次第です。
違うといえば、この日はわたしの所属する国某協会の会長であるもと陸将とも
久しぶりにお会いしてお話しをさせていただきました。
元陸将とも撮れ、と地方会長がいうので一枚。
(だいたいわたしはあまり自分の写真を撮らないので言われるまでこういうことをしません)
何を言っていたか忘れたけど、熱い。見るからに熱い元陸将である。
えー、ちなみにこの人が「初弾は0800だ」(過去エントリ)の方です。念のため。
元陸将は中国政経懇談会という会の会長ですが、曰く
「これで戦争をやってます」
日本と中国に今後も友好はあり得ない、付き合っていくしかないが融和はないと言い切り、
それを政経懇談会では中国側に向かってはっきりと言い放ったそうです。
おお、言ってやれ言ってやれ。じゃなくて言ってやってください。お願いします。
というか、こんなことを面と向かって言い放つ人物に対してはさすがの中国も
ハニーもマニーも全く意味をなさないと思い知ったでしょう。
この日、ある議員が、
「我々は情報戦争の最前線で戦っているところです」
とスピーチしたように、銃火を交えるだけが戦争ではないのです。
匕首を突きつけあいながら片方の手で握手する、というのが現実世界の外交であり、
その情報戦において、例えば昨今の軍艦島ユネスコ遺産登録についても
「戦っている最中です」
なのだそうです。
豪遊会会長最後の挨拶。
最後に万歳三唱。
右は河野統幕長です。
つまりこの防衛団体は、武力での備えである自衛隊と、そして、
情報戦、外交戦での尖兵である国会議員や元陸幕長のような人々を、
民間の立場で支援し後押しをする後方部隊、ということになりましょうか。
ホテルの前に駐車していたのは、あの有名な播磨屋おかきの新作街宣トラック!
噂は聞いていたけどこの日初めて見ました。
店主によると、今の自衛隊には戦うための大義が与えられていない、
ゆえに軍隊になどなりようがないということで、安倍晋三は木偶の坊なのだそうです。
安倍首相でこうなら、民主党政権の時はどんなトラック走らせていたのか興味あるなあ。
まあ、どこかで三島由紀夫の思想にもつながる部分があるのかもしれないけど、
「皇太子奉じ王道クーデター」・・・・
皇太子殿下御自身はおそらく奉じられたくないと思われると思うがどうか。
今日一番のインパクトは実はこのトラックでした(笑)
終わり。
昭南島太郎さまのご実家の御用達というくらいならさぞかし口の肥えた方々に愛好されているのでしょう。
というわけで、わたしはお試しセットを注文してみました!
なんと、初回に限りお試しセット、送料だけ負担の無料です。
店主が主張する内容は「さておいて」利用している人、多いのかもしれませんね。(^◇^;)
あの、まるで街宣右翼のようなトラックをしかも大量に走らせて、
企業として全く売り上げへの影響を心配している様子もありませんよね。
つまりこれはそれにもかかわらず売れている=美味しいという証拠に違いありません(笑)
まあ、真に国のことを愛しておられるということがひしひしと伝わってくるのは確かです。
怖いです!!!!
護衛艦だとまだましなのでしょうが、ヨットでこの波にもまれたら生きた心地もなかったでしょうね。
おまけに沿岸には風と波に洗われた不気味な岩肌の続く光景。
いかに大変とはいえここまでのものとは思っていなかっただけに衝撃です。
本当に、練習艦隊の皆さんには無事で通過して欲しいですね。
両親が取り寄せていたのを子供のころから好きでよく食べてました。
まさか、このような街宣車を出していたとは知りませんでした(汗)
メッセージの内容はさておいて、その気概に共感しました(笑)。
昭南島太郎
小さいときから大好物です!
御やきもち、という黒豆入りのおかきがお勧めです。
こんなに美味しいおかきは、ほかに食べたことがありません。
黒豆の旨味が濃く、生地が香ばしく、きちんと作られているのが感じられます。
お店は清々しく、少しのお買い物でもお店の方がつききりで一人ずつ対応してくださいます。
お茶や冷たいものや、おかきもサービスしてくれます。
以前は食べ放題だったのですが、中国の観光客が押しかけてマナーも良くなかったので、今はお買い物のときにクーポンを渡し、喫茶コーナーでおかきやお汁粉、飲み物がサービスされます。
そう言えば、宣伝カーもその頃からだったような・・・まさか中国人よけ?^^;
ちなみに、民主党時代のトラックには、「野田首相、気は確かか?」と言うのを見たことがありますw
昔はこんなに勇ましいおかき屋さんではなかったのですが^^;
いちどお店に行かれるとをお勧めします。
某まねっこ山荘とは、サービスも、おかきも、気骨も、レベルが違います^^
http://j.people.com.cn/94474/8427455.html
↓のヨットの航海記とほぼ同程度の風速・波高だと思いますが、乾舷の高さが低い程(視点が海面に近い程)海の怖さが感じられるものなので、軍艦では大した波風に思えませんが、ヨットだと大変です。
http://aomi-sailing.com/bws/bluewater-story05.html
動力船でも、タンカーのように幅広で馬力が弱いと、岸に吹き寄せの風なら、遭難の可能性があると思いますが、軍艦は船体が小さい割に馬力があるので有利です。
きちんと荒天準備をし、流されそうな物や転倒しそうな物を固縛し、当直員以外はひたすらベッドに縮こまっていれば何とかなりますが、ヨットなら生きた心地はしないでしょうね。
風任せのヨットで岸に吹き寄せの風なら、シーアンカーと呼ばれるパラシュート状の物を海中に投入し、セールを全部下ろして、船を風に立て、ひたすら風が収まるのを待つ(天に祈る)ことしか出来ません。風が弱まるまで頑張って、岸に打ち寄せられなければ、何とかなります。