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アンティークミルの整備中

先日店頭にてアンティークミルを選んでいただきました、某社長のN氏が再来店。コーヒー豆をお買い上げされたのですが、今月下旬から又海外へ出発されるとの事でした。お選びしていただいたミルの整備進行具合が気になるのではないかと思います。

さて、今進行中のミルですが、

なんといっても年代が年代だけに慎重に作業を進めていますが気になるところがあります。それは見出しの写真にあるパーツなのです。分解をした内歯の裏側には丸く穴があります。アンティークミルはほとんどこのような工作になっています。ただ、部品が組み合わせてあった状態からすると部品の損傷か、または欠損ではないかと考えています。

そこで機械の軸受けに使われているベアリングを分解して、ボールを活用してみる予定です。ドイツの古い時代のボックスミルは内歯の裏側にはボールベアリングが使われている場合が多くあります。その機構をもとに具合よく、組込められればと思っています。ミルのレストア作業はまだまだ続きます。

10年前とは格段に目が悪くなっています。

ミルの分解作業は細かな作業なので拡大鏡を買ってきました。これは+1.5ですがパソコンでの作業時には+1.0を使っています。






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