無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

アベノミクスを謳歌している人々

2019年02月13日 | Weblog
長期政権であらゆる癒着腐敗が蔓延してしまった自民党政権の中にいて、そのなかで、あなたは政府マスコミのプロパガンダに騙されて、「民主党では日本はおしまいだ」とか

とか、思い込まされてはいませんか?

過去の「ダメな民主党政権」に目をやる前に、今の安倍内閣による政治をよく見て下さい。

あなたは、第二次安倍内閣になって、いざなみ景気を超え戦後最長となった景気拡大期を謳歌していますか? そして、安倍首相のおかげ(日米同盟の抑止力強化)で東京オリンピック等、国民の生活もテロの恐怖、「敵が攻めてくるぞ」の恐怖から解放されて安全・安心して生活できるようになりましたか?

あなたは実質賃金が上がって、長期休暇を取って家族で海外旅行したり、国内温泉旅行をしたり、別荘で余暇を過ごしたり、しているのでしょうね?
私の時代は、私の部下も(マイホームは持っていたのですが更に)避暑地に別荘(山小屋+α位のもの)を買い、夏はマイカーで家族(当時妻と子1人)で、そこに行って余暇を楽しむ、という生活をしていました。

さて、安倍政権の話に戻します。

あなたは「安倍政権になって良くなった事を並べてみて下さい」と言われて幾つ箇条書きに出来ますか?

私は、安倍政権がやった実績として挙げられるのは、

◎特別秘密保護法制定~集団的自衛権の行使容認~平和安全法制整備~刑事法改正(盗聴法)~共謀罪じゃなかった「テロ等防止罪」制定~憲法改正(進行中)といった全体統制軍事国家への道を歩んでいる事と、

◎「少子高齢化による社会保障費の財源不足」を錦の御旗に掲げた「消費税増税」8%。こんどは10%へ(進行中)


こんなんありました↓




前の古い資料(と言っても安倍政権の時の資料)を又載せる。



◎市民の安心利用を損ねる水道法改正(水質・料金)、漁民の民主的運営を奪う漁業法改正(民営化)、農民を窮境に追い込む種子法廃止、等をマスコミが報道しないために「強行採決ではなく」成立させた。菅長官「事実誤認だ!」(下は参考まで)

上の様な輝かしい成果を上げている「何でもどんどん決める実力者」安倍総理。

「アベノミクスを成功させた安倍」「外交の安倍」「拉致問題の安倍」「TPP+αの安倍」「日ロ和平条約の安倍」、果たしてその実体は!

前に載せた資料も含め出欠大サービスの貼り付けです。

今までやってきた安倍政権の政策、

≪↑一言≫政府内閣府調査「今の生活に満足している国民75%」と発表。


≪↑一言≫景気を支える要因はその60%を占める「一般個人消費」つまり、個人が財布の紐を緩めて消費に金を使う事。財布の紐を締めっぱなしという表で、これでは景気は良くなるはずがない。


≪↑一言≫派遣法改正で安賃金の「日雇い労務者」(長くて3年限り)が日本の労働人口の4割を占めるに至っている。


≪↑一言≫何でもやります、贅沢は言いません、頭を下げ詫びを入れ、すがる気持ちで仕事を貰い、今度こそまじめにやるんだ(泉谷しげる「春のからっ風」)

≪もう一言≫これに非正規以上に安賃金で働く外国人労働者が入ってきたら、日本で外国人労働者の排斥運動・外人差別のヘイトコールが巻き起こることは想像に難くない。


≪↑一言≫これは前に書いたので略。安倍首相が目指す下の政策の成果です。


そして、日本の貧困率は、


その実態は、


あなたは、これら「貯蓄ゼロ」の人々が、冠婚葬祭・急な病気や事故にあっての入院・自分や家族に介護が必要になった時、等、どうやってやり繰りすればいいのかを、自分の身になって考えて見て下さい。

私も介護保険という税金を取られてはいるが、いざ、自分に介護が必要になった時、介護料2~3割負担が払えなくて使いたくても使えない。今払っている「介護保険料」という税金はどぶに捨てるようなものだ、と思っている。

すこし、自分の話をするが、私も日本の経済を支える「中間層」に属する人間と思っていた。女房がガンと診断されるまでは。
人生の伴侶を失うことは耐えられない、と思い、毎月給料(手取り)の2~3倍のお金を「癌が治る」と言われている薬・自然食品といった類の商品を嘘だろうがなんだろうが構わずに買いあさって女房に与えた。1回500万円という治療を受けさせようとも思った。

結果、退職金を含めた預金を使い果たし、借金だけが残った形となった。


あなたは、正社員として、結婚も子育ても保険の利かない医療費も病気入院も自分又は親の介護も問題なく、妻・子健在で、健康で文化的な生活を謳歌しているのでしょう。安倍内閣を支持しているのですから。NHK世論調査(2019/2/12)での安倍内閣支持率は47%でしたし・・・。

話を戻します。

安倍政権下、正社員でさえが、

という実態です。

アベノミクスによってトリクルダウンは起きないと明確に解答されたトリクルダウン理論(新自由主義)提唱者であり、安倍政権の軍師でもある竹中平蔵氏は、「(格差社会をなくすためには=)同一労働・同一賃金を(現実に)目指すなら、正社員をなくしましょう」(2015年1月1日)と言っている。

(余談)
この「同一労働・同一賃金」と安倍首相が言ったときに、馬鹿な日本国民は、「そうだよな、正社員と同じこと(同一労働)をしているのだから非正規社員にも正社員と同じ待遇(同一賃金)をしてやらなければな。」と考えた。
だがすでにこの言葉が出た時、「これは(同一労働・同一賃金は)正社員の給料を非正規社員並みに安く抑えること(同一賃金)を意味している。」との批判が出ていたが、今、それが正解だったことが分かる。



安倍政権がやっている事、私にはどれをとっても「国民の為にならない事」をやっているとしか思えないのだが、もう独裁化してしまっている安倍政権を支持するあなたは、年間14億円の報酬を受け取る身分または、そこまで行かなくても年間1億円以上の役員報酬を受けとっている会社の役員さんなんですね。下の表の人数に入っていますよね。

≪↑一言≫でも、この人たちは日本で働く全労働者の0.0008%に過ぎません。「努力した人が報われる社会」であなたは努力しないダメ人間の一人ではありませんか?アメリカンドリームを夢みるのはもう止めにして自分の置かれている現実を直視してください。

もう一度聞きます。あなたはアベノミクスの成果を享受し、生活をエンジョイしていますよね。よく考えて答えてね。

今日はここまで、またね。

おっと忘れていた。投稿した後だが、追加して再投稿する。
 ◎安倍政権がある限り、私は他の野党を批判する気にはならないだろう!







日本のマスコミが作り上げた風潮

2019年02月13日 | Weblog
パソコンを開くと最初に飛び込んでくるMSN総合ニュースの見出しを見ると、毎日毎日書くことが出てくる。

前回書いた、辻元議員の批判ツイッターでも、マスコミが作り出した「ブーメラン」(批判がその批判した人に戻ってくること)とか、

とか、に浸りきっている。
自民党政権がほぼ70年にわたって長期化した為、持ちつ持たれつで(←安倍首相「印象操作だ!」連発)甘い汁を吸って来たテレビ局・大新聞社との癒着腐敗が、「民主党政権が続いたら日本はおしまいです」との風潮を作り出していることに気が付かない国民。

これも一つ一つ話していくと止め処も無くなるので、今日は略。
いずれにしても、「民主党政権が続いたら日本はおしまいだ」は私が飲んでいる時に話された言葉。
私は「このまま安倍政治が続いたら日本はおしまいだよ」と言い返しておいたのだが・・・。

私が仰々しい「洗脳」という言葉を使いだしたのも、その頃からだが、それにしても「第4の権力」マスメディアの力はすさまじく・凄いものがある。

長くなるので最近の話をする。

海外から「日本の新しい夜明け」といわれて誕生した民主党政権を政府マスコミ(おっとこの時の自民党は野党だったが)の作り出した「ダメ民主党」という“空気”によって潰し政権に返り咲いた自民党安倍内閣であるが、安倍首相はその時作り上げた“空気”を利用している。

≪見出し及びその内容列記≫

安倍首相が「悪夢のような民主党政権」と2月10日の自民党大会で発言した。
立憲民主党会派所属の岡田氏はその発言を「撤回しろ!」とせまった。
そこから「安倍VS岡田」といった見出しが躍る。

◎「何故名前を変えた」悪夢発言撤回せず―――朝日(2月11日)

◎悪夢のような民主党政権発言、「言論の自由ある」=安倍首相 ―――ロイター(2月12日)

安倍総裁「自民党総裁として旧民主党批判をするのは『言論の自由』だ。」
    
安倍首相の第2波攻撃「悪夢でないなら、なぜ民主党の名前を変えたのか」
「みなさん、悪夢でなかった、それを否定しろとおっしゃるが、ではなぜ民主党という名前を変えたんですか。私は非常に不思議だ。」
「みなさんは民主党というイメージが悪いからおそらく名前を変えたんだろうと推測する人がたくさんいますよ。」

◎なぜ変えた、痛いところを突いた首相―――FNN(2月13日)

この見出しの付け方!日本のマスコミがどちらを向いているか分かろうというものだ。
どうして変えたのかが重要な争点か!
安倍首相の言い分、岡田元副総理の言い分をいちいちとり上げて寸評していくと「マスコミの罠にはまる」ので止めておくが、ガマンしてFNNの結論だけ載せておく。

面倒な人は下の赤の部分だけ目を通してね。


今回、一連の議論がヒートアップした原因は、民主党政権の評価、平たく言えば失敗という国民の多くの記憶が、安倍政権にとって重要な生命線の1つであり、野党にとっては最大のハードルだという現実だ。

第二次安倍政権は民主党政権から「この国を取り戻す」と掲げて誕生し、ことあるごとに、民主党政権時代と比べて、これだけ結果を出してきたと強調してきた。
それは国民の間に一定の共感を生み、森友加計問題があっても、安保法制や消費税増税など国民の反発の根強い政策を通しても、安倍政権が一定の安定を保つ大きな原動力となってきた。

一方の野党にとっても、いかに民主党政権の負のイメージを払拭するかはこれまで大きな課題だったし、民進党への党名変更を突いた安倍首相の批判は、野党にとっては痛いところを突いたものだっただろう。
そして、野党内には今、民主党政権時代の記憶を払拭するのではなく、政権のよかった部分については堂々と再評価を訴えイメージを変えないと、政権奪還は難しいとの意見も強まっている。

夏の参院選でも、投票行動を左右する隠れた重大要素となる旧民主党政権の評価。

その重要性が改めて露わになった安倍首相と岡田元副総理の議論だった。
 
 
おいおい、今度の選挙、民主党政権時代の評価がどこに投票するかの重大要素だって!

あなたは何時まで政府マスコミの上の様な意見に納得し、感動して耳を傾けているのか!

次回はもう一辺、安倍政治6年間の素晴らしい実績を紹介していくことにする。

◎安倍政権がある限り、私は他の野党を批判する気にはならないだろう!

上の言葉を良く考えて下さいね、「肉屋を支持する豚」さんたち。またね。