無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

日本のマスコミが作り上げた風潮

2019年02月13日 | Weblog
パソコンを開くと最初に飛び込んでくるMSN総合ニュースの見出しを見ると、毎日毎日書くことが出てくる。

前回書いた、辻元議員の批判ツイッターでも、マスコミが作り出した「ブーメラン」(批判がその批判した人に戻ってくること)とか、

とか、に浸りきっている。
自民党政権がほぼ70年にわたって長期化した為、持ちつ持たれつで(←安倍首相「印象操作だ!」連発)甘い汁を吸って来たテレビ局・大新聞社との癒着腐敗が、「民主党政権が続いたら日本はおしまいです」との風潮を作り出していることに気が付かない国民。

これも一つ一つ話していくと止め処も無くなるので、今日は略。
いずれにしても、「民主党政権が続いたら日本はおしまいだ」は私が飲んでいる時に話された言葉。
私は「このまま安倍政治が続いたら日本はおしまいだよ」と言い返しておいたのだが・・・。

私が仰々しい「洗脳」という言葉を使いだしたのも、その頃からだが、それにしても「第4の権力」マスメディアの力はすさまじく・凄いものがある。

長くなるので最近の話をする。

海外から「日本の新しい夜明け」といわれて誕生した民主党政権を政府マスコミ(おっとこの時の自民党は野党だったが)の作り出した「ダメ民主党」という“空気”によって潰し政権に返り咲いた自民党安倍内閣であるが、安倍首相はその時作り上げた“空気”を利用している。

≪見出し及びその内容列記≫

安倍首相が「悪夢のような民主党政権」と2月10日の自民党大会で発言した。
立憲民主党会派所属の岡田氏はその発言を「撤回しろ!」とせまった。
そこから「安倍VS岡田」といった見出しが躍る。

◎「何故名前を変えた」悪夢発言撤回せず―――朝日(2月11日)

◎悪夢のような民主党政権発言、「言論の自由ある」=安倍首相 ―――ロイター(2月12日)

安倍総裁「自民党総裁として旧民主党批判をするのは『言論の自由』だ。」
    
安倍首相の第2波攻撃「悪夢でないなら、なぜ民主党の名前を変えたのか」
「みなさん、悪夢でなかった、それを否定しろとおっしゃるが、ではなぜ民主党という名前を変えたんですか。私は非常に不思議だ。」
「みなさんは民主党というイメージが悪いからおそらく名前を変えたんだろうと推測する人がたくさんいますよ。」

◎なぜ変えた、痛いところを突いた首相―――FNN(2月13日)

この見出しの付け方!日本のマスコミがどちらを向いているか分かろうというものだ。
どうして変えたのかが重要な争点か!
安倍首相の言い分、岡田元副総理の言い分をいちいちとり上げて寸評していくと「マスコミの罠にはまる」ので止めておくが、ガマンしてFNNの結論だけ載せておく。

面倒な人は下の赤の部分だけ目を通してね。


今回、一連の議論がヒートアップした原因は、民主党政権の評価、平たく言えば失敗という国民の多くの記憶が、安倍政権にとって重要な生命線の1つであり、野党にとっては最大のハードルだという現実だ。

第二次安倍政権は民主党政権から「この国を取り戻す」と掲げて誕生し、ことあるごとに、民主党政権時代と比べて、これだけ結果を出してきたと強調してきた。
それは国民の間に一定の共感を生み、森友加計問題があっても、安保法制や消費税増税など国民の反発の根強い政策を通しても、安倍政権が一定の安定を保つ大きな原動力となってきた。

一方の野党にとっても、いかに民主党政権の負のイメージを払拭するかはこれまで大きな課題だったし、民進党への党名変更を突いた安倍首相の批判は、野党にとっては痛いところを突いたものだっただろう。
そして、野党内には今、民主党政権時代の記憶を払拭するのではなく、政権のよかった部分については堂々と再評価を訴えイメージを変えないと、政権奪還は難しいとの意見も強まっている。

夏の参院選でも、投票行動を左右する隠れた重大要素となる旧民主党政権の評価。

その重要性が改めて露わになった安倍首相と岡田元副総理の議論だった。
 
 
おいおい、今度の選挙、民主党政権時代の評価がどこに投票するかの重大要素だって!

あなたは何時まで政府マスコミの上の様な意見に納得し、感動して耳を傾けているのか!

次回はもう一辺、安倍政治6年間の素晴らしい実績を紹介していくことにする。

◎安倍政権がある限り、私は他の野党を批判する気にはならないだろう!

上の言葉を良く考えて下さいね、「肉屋を支持する豚」さんたち。またね。

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