毎日テレビを見ていると、どうしても「国民はテレビやラジオや新聞で言っていることを信じないで見てほしい」と感じ、コメントが続いてしまう。
国民は今の日本国のマスメディア(報道)を「北朝鮮の国営放送」「昔の“大本営発表”」と思ってみてほしい。
今日も26日の鳩山首相の所信表明演説についてのブログを引用して、私の意見として繋げてみることにした。
鳩山首相の所信表明演説をNHK以外のテレビ「中継」なし
原因は、「酒井法子裁判」一色の為だったらしい、。。。
残念ながら、私はテレビも見ないし、新聞も購買してないし。
で、パソコンでテレビ欄を見てみると、
アラ~ッ、まぁ~っ、これは尋常ではありませんな、。。。
昨日は聞きしに勝る、すごい状態だったのですね。
各局、一斉にウン時間の枠で「特番・酒井法子裁判」か!
放送するクソ・テレビ局も、その番組を見る国民も、
どっか、狂ってはしませんか??????
一国の総理の所信表明演説を放っておいて、。。。。。。
特番まで組んで放送するような内容か! (「晴天とら日記」さん)
鳩山首相は当日26日の定例記者会見で、所信表明演説の手応えについて「これからの私が行いたい政治というものを、国民の皆さまに伝えたかった…(中略)…」と述べた。また「『今までとは違うぞ』と、『どうも違う国になりそうだぞ』と、『協力したら面白いね』と、『自分たちも参加するんだね』という気持ちに皆さんがなっていただけたらうれしい」と語った。
しかし反響は無かった。テレビが国民に伝えなかったから…。
鳩山首相が「国民の為の政治をしたい」と頑張っているのに、それが国民に伝わらない。
下手をすると国民はノリピーの裁判(初公判)があったことは知っても、新政府の首相の所信表明演説があったことは知らないことも起こりえるほどのマスメディアによる情報操作がおこなわれたのだ。
所信表明演説があったことを知っていた人も、テレビを見て「やや冗長で感傷的だ。(首相への拍手歓声は)ヒトラーの演説に賛成しているような印象を受けた」と語った自民党の谷垣総裁の記者会見を映し出し自民党が選挙前に民主党攻撃に使っていた「民主党が政権をとったら小沢大悪党によるヒットラー・ナチスのような独裁国家が出来てしまう」の印象を持つに留まってしまう。
ここで余談だが、テレビ等マスメディアは政権交代前、政権(自民党)ベッタリだったが政権交代後も自民党ベッタリ報道をしている。
今回の「ヒトラー・ユーゲンスのよう」とか「北朝鮮のようだ」とか「独裁だ」とか「理想論だ」とか「現実を見ない」とか「財源をどうする」とか「日米同盟」とか「普天間基地」とか、「郵政」だとか「鳩山氏・小沢氏の政治献金虚偽記載」だとか、選挙前に自民党が民主党批判に使っていたことばかりを、政権交代しても毎日報道し民主党政権を責め立てている。
自民党が国民を無視した政治を続け、マスメディアもそれに追従していたため「国民生活をどうする」と自民党を責めずにいて、政権交代後も「財源をどうする」と民主党政権を責め立てている。
国民が今、もっとも政治に望んでいる最優先・最重要課題は経済・雇用対策である。国民の生活である。
それを鳩山首相が所信表明演説で言っているにも拘らず、テレビはそれを映さない。
国民は「冗長で、感傷的で、情感的で、具体性の無い、甘い所信表明だった」と思ってお終いである。
政・官・財・電・外の“悪徳ペンタゴン”は未だ健在であることを感じる。
「政」は今までの自民党と、自民党の県知事・県議会・市長・市議会・その他の団体と自民党時代に甘い汁を吸って来た連中のこと。(非自民系地方は補助金・交付金で締め付けられていた。完全中央集権・自民党一党独裁だった)
「官」は官僚・高級官僚・天下り団体(公団・財団・法人)
「財」は一流企業・財閥
「電」はテレビ局・ラジオ局・広告代理店・等、マスメディア。新聞・雑誌もここに入る。
「外」は外国資本のこと。単純に米国と考えても良い。
八ツ場ダムで分かるように、この五角形の「政」の一つ自民党が野党に転落してもそのほかの旧体制は依然多数であり、まだまだ、巨大な“悪徳ペンタゴン”=「政・官・財・電・外」VS「民主党・国民」の戦いは続くのである。
私が何回も言うように圧倒的多数の国民が民主党を離れたら、巨大“悪徳ペンタゴン”に民主党は息の根を止められてしまう。ひいては国民の窮乏に繋がる。
最近になってマスメディアは闇雲になって民主党攻撃に徹している。国民はその報道に騙されずに「国民の為の政治」をしようとしている鳩山政権を見守ることが肝要である。
私の日記に「民主党応援ご苦労様」とチャカしたコメントが付いていたことがあった。
私は民主党を応援しているのではない。年金生活で困窮している自分が生きのびたいからこうして「国民は騙されるな。民主党を見放したら元の木阿弥だぞ。」と訴えているのである。
困窮生活での消費税増税は厳しいし、後期高齢医療制度でお金を取られるのも厳しい、そうなったら生活していけるかどうか、先が不安であった。
新政府はそれを止めてくれる。だから支持するのは当たり前のことだ。…余談が長くなったがここまで。
所信表明をキチンと聞いた人の感想等をブログより引用する。
(「きっこの日記」より無断借用)
昨日の鳩山首相の所信表明演説は、ホントに素晴らしかった‥‥ってだけじゃなくて、ホントに斬新だった。
今までの自民党の総理は、官僚が原案を練って事務方が纏めた原稿を棒読みしてただけだったけど、今回の鳩山総理の所信表明は「官僚主導の政治からの脱却」の第一歩にふさわしく、すべて自分たちで考えてマトメたもので、昨日も書いたけど、すごく具体的で分かりやすかった。
たくさん届いてる読者からのメールも、みんな「素晴らしかった」「感動した」「とても良かった」っていう感想に加えて「具体的で分かりやすかった」と書かれてる。
今朝(27日)の「やじうまプラス」でも、デーブ・スペクターが「とても具体的で良かった」って絶賛してた。
だけど、民主党を批判してる人たちの中には「具体的じゃなかった」って言ってる人たちもいる。
それは「具体的な数字が出てこなかった」からだそうだ。
ようするに「CO2の排出量を削減します」って言うだけじゃダメで「CO2の排出量を2020年までに25%削減します」と「数字」を入れて言わないと具体的じゃないってことらしい。
だけど、総理大臣の所信表明ってのは、これからの政権の方向性を国民に示すものなんだから、細かい数字を列挙する必要なんてない。
鳩山総理は、現在の日本が抱えてる数々の問題の一つひとつに対して、キチンと方向性を明言したんだから、それで十分に「具体的」だ。
ここで、大赤字が続いてたプライマリー・バランスに関して、過去3人の自民党の総理大臣の所信表明演説の中の言葉を見てみよう。
安倍元総理「今後5年間に歳出改革を計画的に実施し、まずは2011年度に国と地方の基礎的な財政収支、プライマリー・バランスを確実に黒字化します」
福田元総理「国と地方の基礎的財政収支の黒字化を2011年度には確実に達成する」
麻生前総理「国と地方の基礎的財政収支を2011年までに黒字にする」
官僚が書いたものを棒読みしてるだけだから、3人とも同じ事を言っている訳だが、3人もの総理大臣が3年連続で所信表明に盛り込んで来た「2011年までに」っていう具体的な数字が、結局、まったく実現されてない。
こうした前例を見れば「数字を掲げてないから具体的じゃない」といった言葉は言えないと思うのだが…。
この3人の所信表明には、他にも具体的な数字がいくつも羅列してあって、たとえば安倍元総理の所信表明には「2010年までにフリーターをピーク時の8割に減らす」と明言されているけど、現状を見れば分かるように全く実現されてない。
他にも「具体的に数字」を掲げてる公約に関しては、3人とも1つとして実現してない。
要するに、自民党の総理大臣の所信表明に羅列してある「具体的な数字」は、全て出来もしないこと、やりもしないことを言ってるだけ。
それと比べること自体が、ちゃんと自分の言葉で所信表明演説をした鳩山総理に対して、ものすごく失礼だと思う。
今までの自民党の総理の所信表明は、各省庁から上がって来た通称「短冊(たんざく)」って呼ばれてた要望書の内容に沿って、事務方が作った原稿を棒読みしてただけだ。
もちろん、これは、所信表明に限ったことじゃなくて、通常の国会での答弁も、すべて関係省庁の官僚が作ったものを棒読みしてただけ。
だから、前総理のように、自分が手にしてる原稿を1枚飛ばして読んでも気づかないようなことが起こったのだ。
‥‥そんなワケで、総理大臣の所信表明でも、国会の答弁でも、すべて官僚の作った原稿を棒読みして来た操り人形、自民党政権がこの国に何をもたらしたのかと言うと、ハッキリ言って、庶民の生活をメチャクチャにしてしまったのだ。
この国は、森政権から麻生政権までのわずか10年間で、世界第2位のGDPを誇りながらも800兆円を超える天文学的な借金を抱えることになった上に、先進国の中でワースト1の自殺大国になってしまった。
これは、多くの国民が、官僚主導による「見せかけだけの好景気」に踊らされて来た結果だ。
演技力バツグンの小泉純一郎が首相になって課せられた課題は『日本の景気を回復すること』で、多くの国民が小泉首相(当時)のリーダーシップに期待した。
この時は、まだ国民が小泉氏が『希代のペテン師』だということに気づいていなかったからだ。
だからこそ、小泉氏が連呼した「痛みをともなう改革」って言葉も、批判を浴びるどころか、社会的弱者にも受け入れられたのだ。
だけど、「郵政民営化」に象徴された「小泉改革」の真の姿は、大手企業に対する税金や制限などの数々の緩和政策と、社会的弱者であるお年寄りや障害者、生活保護家庭や母子家庭、中小企業や個人商店などに対する徹底的な切り捨て政策、つまり、大手企業とお金持ちだけが得をする改革だった訳だ。
その結果、GDPは21兆円も増えたのに、サラリーマンの所得は4兆円も減り、自殺者の数は急増した。
たくさんのサラリーマンがリストラされ、たくさんの中小企業や個人商店が潰れ、庶民はぜんぜん好景気なんて実感してないのに、小泉首相(当時)はGDPの増加だけを大上段に掲げて「景気は回復した!」「いざなみ景気を超えた好景気だ!」って連呼してた。
麻生前首相が、今の子供たちに大きな借金を背負わせてまで断行したバラマキの1つが、エコカー減税だったりエコ家電のポイント制だったりするワケだけど、これにしたって、結局は自動車メーカーと家電メーカーっていう大企業を儲けさせるための政策でしかない。
そして、自動車メーカーと家電メーカーの売り上げが伸びれば、GDPは増加するワケで、あたしたち庶民は不景気のまんまなのに、世の中は“ジョジョに奇妙に”景気が回復して来たみたいな雰囲気になって来る。
これが、今までの自民党政権ていう官僚主導の政治が続けて来たレトリックなのだ。
昨日の鳩山総理の所信表明で、何よりも感動したのが、小泉氏と竹中平蔵氏の売国奴コンビが推し進めて来た「市場原理主義」から、国民1人1人がホントに幸せを実感できる社会への方向転換を明言してくれたことだ。
数え切れないほどの人たちが日々の生活に困窮してるのに、大企業だけを優遇して「GDPが何%増えたから景気が回復した」として、政権与党が自分たちの政策を自画自賛する‥‥なんていう今までの「一部の人たちだけのための政治」から、あたしたち国民1人1人の生活の水準を底上げしてくれる「全国民のための政治」へと大きく方向転換してくれるって約束してくれた以下の部分だ。
◎市場における自由な経済活動が、社会の活力を生み出し、国民生活を豊かにするのは自明のことです。
しかし、市場にすべてを任せ、強い者だけが生き残ればよいという発想や、国民の暮らしを犠牲にしても経済合理性を追求するという発想が、もはや成り立たないことも明らかです。(小泉・竹中ラインの政策)
私は「人間のための経済」への転換を提唱したいと思います。
それは、経済合理性や経済成長率に偏った評価軸(GDPといった数字)で経済をとらえるのをやめようということです。
経済面での自由な競争は促しつつも、雇用や人材育成といった面でのセーフティーネットを整備し、食品の安全や治安の確保、消費者の視点を重視するといった、 国民の暮らしの豊かさに力点を置いた経済そして社会へ転換させなければなりません。
日本は、GDP世界第2位の経済大国なのに、先進国・民主主義国の中で、自殺率は世界1位だ。
そして、国民1人1人が「自分のことを幸福だと思ってるか?」という「幸福率」では、世界90位だ。
これも、もちろん先進国の中では最低で、その日本より下位には飢餓に苦しむアフリカの国々や、インフラも整備されてない途上国の名前が連なってるだけだ。
こんな結果になったのも、これまでの政権が中小企業が潰れても大企業が儲かる政策、社会的弱者が自殺しても金持ちが儲かる政策、要するに「GDP絶対主義」を続けて来たからだ。
だからこそ、鳩山総理の「経済合理性や経済成長率に偏った評価軸で経済をとらえるのをやめようということです」「国民の暮らしの豊かさに力点を置いた経済、そして社会へ転換させなければなりません」という言葉に激しく感動したし、ようやく、人の心を持った政治家が総理大臣になってくれたんだと感激したのだ。
他にも、鳩山総理は、何度も「支え合い」という言葉を使い、「社会的弱者に手を差し伸べるような政治、人と人とが支え合う社会を目指す」と明言してくれたことが、ホントに嬉しかった。
とにかく、新政権は、昨日の所信表明で何度も使った「支え合い」って言葉の通りに、自民党政権が冷酷に切り捨てた生活保護家庭の「母子加算」をさっそく復活させてくれた。
そして、「後期高齢者医療制度」や「障害者自立支援法」なんかも、次々と廃止にしてくれるって言ってるから、これだけでも政権交代した意味があると思う。…盗作おわり
インターネットのブログは上記のような所信表明演説に共感する意見が多い。
テレビ・ラジオ・新聞はフジサンケイGや読売系や電通が株主といった“悪徳ペンタゴン”の連中が仕切っているのである。
極端に言えば、国民は「テレビ・ラジオ・新聞は国民の敵だ!」という気持で視聴すべきである。
次回は少し一般的な話が出きるかも知れない。
今日はここまで、又ね。
国民は今の日本国のマスメディア(報道)を「北朝鮮の国営放送」「昔の“大本営発表”」と思ってみてほしい。
今日も26日の鳩山首相の所信表明演説についてのブログを引用して、私の意見として繋げてみることにした。
鳩山首相の所信表明演説をNHK以外のテレビ「中継」なし
原因は、「酒井法子裁判」一色の為だったらしい、。。。
残念ながら、私はテレビも見ないし、新聞も購買してないし。
で、パソコンでテレビ欄を見てみると、
アラ~ッ、まぁ~っ、これは尋常ではありませんな、。。。
昨日は聞きしに勝る、すごい状態だったのですね。
各局、一斉にウン時間の枠で「特番・酒井法子裁判」か!
放送するクソ・テレビ局も、その番組を見る国民も、
どっか、狂ってはしませんか??????
一国の総理の所信表明演説を放っておいて、。。。。。。
特番まで組んで放送するような内容か! (「晴天とら日記」さん)
鳩山首相は当日26日の定例記者会見で、所信表明演説の手応えについて「これからの私が行いたい政治というものを、国民の皆さまに伝えたかった…(中略)…」と述べた。また「『今までとは違うぞ』と、『どうも違う国になりそうだぞ』と、『協力したら面白いね』と、『自分たちも参加するんだね』という気持ちに皆さんがなっていただけたらうれしい」と語った。
しかし反響は無かった。テレビが国民に伝えなかったから…。
鳩山首相が「国民の為の政治をしたい」と頑張っているのに、それが国民に伝わらない。
下手をすると国民はノリピーの裁判(初公判)があったことは知っても、新政府の首相の所信表明演説があったことは知らないことも起こりえるほどのマスメディアによる情報操作がおこなわれたのだ。
所信表明演説があったことを知っていた人も、テレビを見て「やや冗長で感傷的だ。(首相への拍手歓声は)ヒトラーの演説に賛成しているような印象を受けた」と語った自民党の谷垣総裁の記者会見を映し出し自民党が選挙前に民主党攻撃に使っていた「民主党が政権をとったら小沢大悪党によるヒットラー・ナチスのような独裁国家が出来てしまう」の印象を持つに留まってしまう。
ここで余談だが、テレビ等マスメディアは政権交代前、政権(自民党)ベッタリだったが政権交代後も自民党ベッタリ報道をしている。
今回の「ヒトラー・ユーゲンスのよう」とか「北朝鮮のようだ」とか「独裁だ」とか「理想論だ」とか「現実を見ない」とか「財源をどうする」とか「日米同盟」とか「普天間基地」とか、「郵政」だとか「鳩山氏・小沢氏の政治献金虚偽記載」だとか、選挙前に自民党が民主党批判に使っていたことばかりを、政権交代しても毎日報道し民主党政権を責め立てている。
自民党が国民を無視した政治を続け、マスメディアもそれに追従していたため「国民生活をどうする」と自民党を責めずにいて、政権交代後も「財源をどうする」と民主党政権を責め立てている。
国民が今、もっとも政治に望んでいる最優先・最重要課題は経済・雇用対策である。国民の生活である。
それを鳩山首相が所信表明演説で言っているにも拘らず、テレビはそれを映さない。
国民は「冗長で、感傷的で、情感的で、具体性の無い、甘い所信表明だった」と思ってお終いである。
政・官・財・電・外の“悪徳ペンタゴン”は未だ健在であることを感じる。
「政」は今までの自民党と、自民党の県知事・県議会・市長・市議会・その他の団体と自民党時代に甘い汁を吸って来た連中のこと。(非自民系地方は補助金・交付金で締め付けられていた。完全中央集権・自民党一党独裁だった)
「官」は官僚・高級官僚・天下り団体(公団・財団・法人)
「財」は一流企業・財閥
「電」はテレビ局・ラジオ局・広告代理店・等、マスメディア。新聞・雑誌もここに入る。
「外」は外国資本のこと。単純に米国と考えても良い。
八ツ場ダムで分かるように、この五角形の「政」の一つ自民党が野党に転落してもそのほかの旧体制は依然多数であり、まだまだ、巨大な“悪徳ペンタゴン”=「政・官・財・電・外」VS「民主党・国民」の戦いは続くのである。
私が何回も言うように圧倒的多数の国民が民主党を離れたら、巨大“悪徳ペンタゴン”に民主党は息の根を止められてしまう。ひいては国民の窮乏に繋がる。
最近になってマスメディアは闇雲になって民主党攻撃に徹している。国民はその報道に騙されずに「国民の為の政治」をしようとしている鳩山政権を見守ることが肝要である。
私の日記に「民主党応援ご苦労様」とチャカしたコメントが付いていたことがあった。
私は民主党を応援しているのではない。年金生活で困窮している自分が生きのびたいからこうして「国民は騙されるな。民主党を見放したら元の木阿弥だぞ。」と訴えているのである。
困窮生活での消費税増税は厳しいし、後期高齢医療制度でお金を取られるのも厳しい、そうなったら生活していけるかどうか、先が不安であった。
新政府はそれを止めてくれる。だから支持するのは当たり前のことだ。…余談が長くなったがここまで。
所信表明をキチンと聞いた人の感想等をブログより引用する。
(「きっこの日記」より無断借用)
昨日の鳩山首相の所信表明演説は、ホントに素晴らしかった‥‥ってだけじゃなくて、ホントに斬新だった。
今までの自民党の総理は、官僚が原案を練って事務方が纏めた原稿を棒読みしてただけだったけど、今回の鳩山総理の所信表明は「官僚主導の政治からの脱却」の第一歩にふさわしく、すべて自分たちで考えてマトメたもので、昨日も書いたけど、すごく具体的で分かりやすかった。
たくさん届いてる読者からのメールも、みんな「素晴らしかった」「感動した」「とても良かった」っていう感想に加えて「具体的で分かりやすかった」と書かれてる。
今朝(27日)の「やじうまプラス」でも、デーブ・スペクターが「とても具体的で良かった」って絶賛してた。
だけど、民主党を批判してる人たちの中には「具体的じゃなかった」って言ってる人たちもいる。
それは「具体的な数字が出てこなかった」からだそうだ。
ようするに「CO2の排出量を削減します」って言うだけじゃダメで「CO2の排出量を2020年までに25%削減します」と「数字」を入れて言わないと具体的じゃないってことらしい。
だけど、総理大臣の所信表明ってのは、これからの政権の方向性を国民に示すものなんだから、細かい数字を列挙する必要なんてない。
鳩山総理は、現在の日本が抱えてる数々の問題の一つひとつに対して、キチンと方向性を明言したんだから、それで十分に「具体的」だ。
ここで、大赤字が続いてたプライマリー・バランスに関して、過去3人の自民党の総理大臣の所信表明演説の中の言葉を見てみよう。
安倍元総理「今後5年間に歳出改革を計画的に実施し、まずは2011年度に国と地方の基礎的な財政収支、プライマリー・バランスを確実に黒字化します」
福田元総理「国と地方の基礎的財政収支の黒字化を2011年度には確実に達成する」
麻生前総理「国と地方の基礎的財政収支を2011年までに黒字にする」
官僚が書いたものを棒読みしてるだけだから、3人とも同じ事を言っている訳だが、3人もの総理大臣が3年連続で所信表明に盛り込んで来た「2011年までに」っていう具体的な数字が、結局、まったく実現されてない。
こうした前例を見れば「数字を掲げてないから具体的じゃない」といった言葉は言えないと思うのだが…。
この3人の所信表明には、他にも具体的な数字がいくつも羅列してあって、たとえば安倍元総理の所信表明には「2010年までにフリーターをピーク時の8割に減らす」と明言されているけど、現状を見れば分かるように全く実現されてない。
他にも「具体的に数字」を掲げてる公約に関しては、3人とも1つとして実現してない。
要するに、自民党の総理大臣の所信表明に羅列してある「具体的な数字」は、全て出来もしないこと、やりもしないことを言ってるだけ。
それと比べること自体が、ちゃんと自分の言葉で所信表明演説をした鳩山総理に対して、ものすごく失礼だと思う。
今までの自民党の総理の所信表明は、各省庁から上がって来た通称「短冊(たんざく)」って呼ばれてた要望書の内容に沿って、事務方が作った原稿を棒読みしてただけだ。
もちろん、これは、所信表明に限ったことじゃなくて、通常の国会での答弁も、すべて関係省庁の官僚が作ったものを棒読みしてただけ。
だから、前総理のように、自分が手にしてる原稿を1枚飛ばして読んでも気づかないようなことが起こったのだ。
‥‥そんなワケで、総理大臣の所信表明でも、国会の答弁でも、すべて官僚の作った原稿を棒読みして来た操り人形、自民党政権がこの国に何をもたらしたのかと言うと、ハッキリ言って、庶民の生活をメチャクチャにしてしまったのだ。
この国は、森政権から麻生政権までのわずか10年間で、世界第2位のGDPを誇りながらも800兆円を超える天文学的な借金を抱えることになった上に、先進国の中でワースト1の自殺大国になってしまった。
これは、多くの国民が、官僚主導による「見せかけだけの好景気」に踊らされて来た結果だ。
演技力バツグンの小泉純一郎が首相になって課せられた課題は『日本の景気を回復すること』で、多くの国民が小泉首相(当時)のリーダーシップに期待した。
この時は、まだ国民が小泉氏が『希代のペテン師』だということに気づいていなかったからだ。
だからこそ、小泉氏が連呼した「痛みをともなう改革」って言葉も、批判を浴びるどころか、社会的弱者にも受け入れられたのだ。
だけど、「郵政民営化」に象徴された「小泉改革」の真の姿は、大手企業に対する税金や制限などの数々の緩和政策と、社会的弱者であるお年寄りや障害者、生活保護家庭や母子家庭、中小企業や個人商店などに対する徹底的な切り捨て政策、つまり、大手企業とお金持ちだけが得をする改革だった訳だ。
その結果、GDPは21兆円も増えたのに、サラリーマンの所得は4兆円も減り、自殺者の数は急増した。
たくさんのサラリーマンがリストラされ、たくさんの中小企業や個人商店が潰れ、庶民はぜんぜん好景気なんて実感してないのに、小泉首相(当時)はGDPの増加だけを大上段に掲げて「景気は回復した!」「いざなみ景気を超えた好景気だ!」って連呼してた。
麻生前首相が、今の子供たちに大きな借金を背負わせてまで断行したバラマキの1つが、エコカー減税だったりエコ家電のポイント制だったりするワケだけど、これにしたって、結局は自動車メーカーと家電メーカーっていう大企業を儲けさせるための政策でしかない。
そして、自動車メーカーと家電メーカーの売り上げが伸びれば、GDPは増加するワケで、あたしたち庶民は不景気のまんまなのに、世の中は“ジョジョに奇妙に”景気が回復して来たみたいな雰囲気になって来る。
これが、今までの自民党政権ていう官僚主導の政治が続けて来たレトリックなのだ。
昨日の鳩山総理の所信表明で、何よりも感動したのが、小泉氏と竹中平蔵氏の売国奴コンビが推し進めて来た「市場原理主義」から、国民1人1人がホントに幸せを実感できる社会への方向転換を明言してくれたことだ。
数え切れないほどの人たちが日々の生活に困窮してるのに、大企業だけを優遇して「GDPが何%増えたから景気が回復した」として、政権与党が自分たちの政策を自画自賛する‥‥なんていう今までの「一部の人たちだけのための政治」から、あたしたち国民1人1人の生活の水準を底上げしてくれる「全国民のための政治」へと大きく方向転換してくれるって約束してくれた以下の部分だ。
◎市場における自由な経済活動が、社会の活力を生み出し、国民生活を豊かにするのは自明のことです。
しかし、市場にすべてを任せ、強い者だけが生き残ればよいという発想や、国民の暮らしを犠牲にしても経済合理性を追求するという発想が、もはや成り立たないことも明らかです。(小泉・竹中ラインの政策)
私は「人間のための経済」への転換を提唱したいと思います。
それは、経済合理性や経済成長率に偏った評価軸(GDPといった数字)で経済をとらえるのをやめようということです。
経済面での自由な競争は促しつつも、雇用や人材育成といった面でのセーフティーネットを整備し、食品の安全や治安の確保、消費者の視点を重視するといった、 国民の暮らしの豊かさに力点を置いた経済そして社会へ転換させなければなりません。
日本は、GDP世界第2位の経済大国なのに、先進国・民主主義国の中で、自殺率は世界1位だ。
そして、国民1人1人が「自分のことを幸福だと思ってるか?」という「幸福率」では、世界90位だ。
これも、もちろん先進国の中では最低で、その日本より下位には飢餓に苦しむアフリカの国々や、インフラも整備されてない途上国の名前が連なってるだけだ。
こんな結果になったのも、これまでの政権が中小企業が潰れても大企業が儲かる政策、社会的弱者が自殺しても金持ちが儲かる政策、要するに「GDP絶対主義」を続けて来たからだ。
だからこそ、鳩山総理の「経済合理性や経済成長率に偏った評価軸で経済をとらえるのをやめようということです」「国民の暮らしの豊かさに力点を置いた経済、そして社会へ転換させなければなりません」という言葉に激しく感動したし、ようやく、人の心を持った政治家が総理大臣になってくれたんだと感激したのだ。
他にも、鳩山総理は、何度も「支え合い」という言葉を使い、「社会的弱者に手を差し伸べるような政治、人と人とが支え合う社会を目指す」と明言してくれたことが、ホントに嬉しかった。
とにかく、新政権は、昨日の所信表明で何度も使った「支え合い」って言葉の通りに、自民党政権が冷酷に切り捨てた生活保護家庭の「母子加算」をさっそく復活させてくれた。
そして、「後期高齢者医療制度」や「障害者自立支援法」なんかも、次々と廃止にしてくれるって言ってるから、これだけでも政権交代した意味があると思う。…盗作おわり
インターネットのブログは上記のような所信表明演説に共感する意見が多い。
テレビ・ラジオ・新聞はフジサンケイGや読売系や電通が株主といった“悪徳ペンタゴン”の連中が仕切っているのである。
極端に言えば、国民は「テレビ・ラジオ・新聞は国民の敵だ!」という気持で視聴すべきである。
次回は少し一般的な話が出きるかも知れない。
今日はここまで、又ね。