無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

あなたに迫る悪魔の“魔の手”

2019年02月27日 | Weblog
上のタイトルは「朝の朝刊」「馬から落ちて落馬して」と同じダブル表現、とは思ったがそのままにした。

日本の世界報道の自由ランキングは、最近、政府の文書改竄やら統計不正やらを報道しているおかげで、2018年度はめでたく8ランク上がって64位に浮上した。(これでも低くない?)



だが、日本のテレビ・大新聞は政府側の見解を垂れ流すだけで、正義の名のもとに政府を糾弾することは全然していない。

モリカケ問題然り、公文書改竄然り、基幹統計の不正然りである。挙げれば切りがない。

だから、国民は「野党はいつまでモリカケやってんだ!」となり、正体を完全に表している黒幕のほうに目が行かなくなっている。

官僚や小役人の不正になって片付いてしまう。

今日は、最近の政府による東京新聞言論弾圧事件の記事を例にとって話していく。

事件と書いた様に、この事件は日本国民の知る権利が無くなるかも知れないという大事件なのに、当の本人(大新聞)の報道は、

◎東京新聞記者に菅官房長官「あなたに答える必要はない」

官房長官会見で記者が質問中に会見進行役の報道室長から「簡潔にお願いします」などと言われることが「質問妨害」にあたるとの指摘について、菅義偉官房長官は26日の記者会見で、「妨害していることはない。質問の権利を制限することを意図したものではまったくない。質問にしっかり移ってほしいということだ」と述べた。(朝日新聞デジタル2019年2月26日)

朝日の記事を読んでがっかり、政府批判記事かと思ったら、これでは政府見解の垂れ流しではないか!

前に載せたYou Tubeの動画をもう一度貼り付け(↓)
【辺野古土砂投入開始日】東京新聞 望月衣塑子記者 vs 菅官房長官 2018年12月14日午前 記者会見

見るのが面倒な人のために画像で、


望月記者の質問は上の妨害後の22秒で終わっている。
それに対して菅官房長官の回答。(↓)

次の質問は?にもう一度望月記者「関連ですが・・・」と質問開始、


この質問に対して、菅官房長官の回答。(↓)


望月記者の質問の仕方云々を問題にするよりも、2017年から続いている東京新聞望月記者に対するマイクによる質問妨害する会見進行役や菅官房長官の「あなたの予測に答える場ではない」発言のほうがあなたにとって重大な問題なのに国民、特にネトウヨや安倍応援団は気が付かず、菅氏の肩を持ち望月記者を貶すことに余念がない。

菅長官のこの場合の回答は「そんなことは考えていません」の一言で済む話なのに、「あなたの予測に答える場ではない」と望月記者の質問自体を否定する。独裁の兆候である。逆に質問自体を否定することで「怪しいな。やっぱり望月記者の言う通り、そう考えているんじゃないかな。」と勘繰られてしまうのに・・・。
(前の質問の「今お答えした通りです」がどんな回答だったのかがこの動画では分からないためコメントは略す)


こんどは、当該事件に関する批判ブログを載せる。


官房長官の菅義偉は26日の記者会見で、東京新聞の記者から「この会見は一体何のための場だと思っているのか」と問われたのに対し「あなたに答える必要はない」と述べた。

首相官邸側は東京新聞や記者クラブへの文書で「この記者は事実に基づかない質問を繰り返している」と主張している。

記者の質問は「会見は政府のためでもメディアのためでもなく、国民の知る権利に応えるためにある」などとして、見解を尋ねる内容だった。

*******************************

菅義偉は傲慢の極みだ。

記者の質問に「答える必要はない」と言うのであれば、記者会見が成り立たなくなる。

突然変異で官房長官になったためか、彼は「官房長官」の何たるかを心得ていない。

官房長官は内閣のスポークスマンだ。
首相に代わって内外の出来事の疑問や質問に応えるのが最大の仕事だ。
それをわきまえていたら「記者の質問に答える必要はない」などと言う愚かなことを言うわけがない。

それにしても、お粗末にもほどがある。安倍政権は内閣の体をなしていない。
少しぐらい知性を持ち合わせた者がいないのか?

常識も、マナーも、ルールも、何も通じない無法地帯だ。


あなたも、上の茶色の一行に書かれている今の国会の現状を噛みしめてほしい。

極端に言えば、あなたは国会に巣食う悪魔の毒牙にかけられようとしているのです。

この「悪魔の“魔の手”」からあなたが脱出する方法はただ一つ、選挙で自民党に投票しなければ良いのです。簡単でしょ?

それが、私が何回も載せている、

◎安倍自民党政権がある限り、私は他の野党を批判する気にはならないだろう!

との言葉になるのだ。

今日はここまで、またね。

もう一つ話しておくことあり

2019年02月26日 | Weblog
前回の完結編が完結編ではなかった。

今日こそは、と思ったが、また別の話となる。


安倍首相をはじめとする政治権力者(政権担当者)及びテレビ・大新聞は、ありえないアメリカ艦船による日本人老若男女の救出パネルで集団的自衛権の行使を国民に納得させ、何をしでかすか分からない北の将軍様による日本へのミサイル攻撃を喧伝し、平和安全法制を整備し日米同盟による抑止力を強化した。

このナチスの手法「敵が攻めてくるぞ~!」と国民に思い込ませることに成功した安倍首相は、北のミサイル発射実験情報を掴んでおり、近2回とも前日から首相官邸宿舎(立派な核シェルター)に宿泊、万一に備えて指揮が採れる体制をとった。

少し、以前載せた映像を貼り付けておく(文だけでは飽きられるから

に対して、
J-アラートが北海道・東北・中部に鳴り響いた。(↓)

安倍首相はスグにコメントを出した。(↓)

そして、安倍首相が

と発射からミサイルの動きを完全に把握し万全の備えをしていたために、被害の報告は入っていない。

被害が無かったのも、偏に「備えあれば患いなし」で国民が日ごろから「ミサイル避難訓練」を積んでいたからである。(↓)









さて、実際にミサイルが飛んだ詳細は、(↓)

で、襟裳岬上空を通過したのは、人口衛星軌道の遥かかなたの宇宙空間(480Km離れた空間)である。(↓)


上空とは?
領空は領海の上の空間で上はどこまでかは議論が分かれているが、大気圏内とするのが一般的な見解で、(↓)

そして、北朝鮮が和平に乗り出す結果となった、アメリカに届く大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功した時の、ミサイルの最高高度は770Kmに達している。
「宇宙空間まで届き迎撃できる」といわれるイージス・アショアでもせいぜい150Kmまでであり、ミサイルの秒速5Km~11.7Kmの速度を打ち落とす技術はない。

上の「名もなき投資家」さんのツイートを参考に「北のミサイルの悪夢」から目を覚ましてもらいたい。

北のミサイル(発射実験)が日本を狙ったものではないのと、日本に届く北のミサイルはこの政府マスコミによる喧伝の前から既に200基から300基備えているのに、安倍政権前には騒がず、幸いにして何事もなく過ごしてきた。(この話も略)

今日話したかったのは、やはり今一番国民が問題にしなければならない、東京新聞望月記者の政府及び記者クラブによるバッシングである。

これを、他人様のブログを載せて私の意見に換えようと思う。

◎北朝鮮のミサイル発射知っていた日本政府、国民には知らせずいきなりJ‐アラートで大騒ぎ

東京新聞の望月記者が、のらりくらりの菅官房長官にほぼ同じ質問を角度を変えて繰り返し行なった。明らかに厭々答えているのが見て取れる。

望月記者「前夜にある程度の内容が分かっていたなら、なぜ国民に知らせないのか?」

菅長官『答えることは控えたい』

望月記者「知らせる必要がなかったという判断なら、領土・領海外に飛ぶので落下の心配ないと判断したのなら、そのことを事前に国民に通知する方が、安全安心を保つために必要なのではないでしょうか?」

菅長官『答えることは控えたい。政府としては万全の体制で臨んでいます。』

望月記者「公宅に泊まった日だけ次の日に発射しています。今後国民は何も言われなくても、公宅に泊まった日の翌日はミサイル発射があると警戒する。次は建国記念日に宿泊することになるんでしょうか?」

菅長官『政府としては万全の態勢で、国民の安全安心を守ることが、何か悪いことをしているような質問です。国民の安全のために今後とも尽くしてまいります。』


事前にミサイル発射を知っていながら、まるで日本が空襲されるような勢いで安倍晋三は記者会見をしている。(上記参照)ミサイル発射、3分後である。
そして日本に向けられたとか、警戒しろ、とは猿芝居もいいところである。

安倍晋三にとって、北朝鮮は危険でなければならない。
防衛予算を増やし、安保関連法(戦争法)の正当性のためにも、北朝鮮と中国の危険性を間断なく訴えなければならない。
地上550キロも上空でオーロラのさらに上を飛ぶ”飛翔体”は、落下しても燃える尽きる。(ミサイルの実験では大気圏突入で燃え尽きる様に作られている)ましてや殆ど垂直下に日本領土はない弾道軌跡である。しかも事前に安倍首相ら官邸は知っていたのである。
事前に知らせると、安倍晋三の意図に反することになる。危険でも何でもなく、領土など通っていない”飛翔体”には何の危険もない。頭を抱えてしゃがみこむ訓練など国民騙しの上塗りに過ぎない。
東京新聞記者の質問に対して、政府お抱えの産経新聞は文句を付けている。
菅官房長官のいい加減な回答と、事前に知っていながら知らなかったふりをする安倍晋三の姿勢に納得するような国民はいないだろう。


この東京新聞望月記者の質問に腹を立てた権力者は、(↓)


こんな政府マスコミに脅かされているあなた、もう一度言います。目を覚ましなさい!

もう一度、J-アラートが鳴った時間やら、秒速5Kmとしても30秒間に150Km進むスピードのミサイルを頑丈な建物に隠れて身を守る時間など取れるはずもないし、日本の上空(襟裳岬上空)を通過などと言う政府マスコミのウソを上の絵をよく見ながら分かって下さい。海外メディアから上のミサイル避難訓練が「(現実的に)ありえない光景」と揶揄された点も理解してね。

話は違うがついでにこの記事も載せておく、
トランプ米大統領に「ノーベル平和賞」をと安倍首相が「日本を代表して」推薦した時の日刊ゲンダイの記事。


そして軍拡路線をひた走り、戦争をお気楽に考えている安倍総統のお言葉。


「このへんは今度のテストに出るところだから、よく読んどいてね」という先生の言葉を思い浮かべながら、今日はここまで、またね。


洗脳された国民を正気に戻せるか?(完結編)

2019年02月24日 | Weblog
これは最初に書いたタイトルの続きです。(前々回の続きなので、読み返して見てもらえるとありがたい)

YouTubeをもう一度見てもらってから今日の話に入って下さい。

最初に、私はこんにちのブログの書き方・見出しの書き方・タイトルの過激な表現・ジャーナリズムを担うテレビ・大新聞の野党や人の意見の垂れ流し(社や局の意見ではなく、誰々がこう言って怒っている的な表現)による日本の三流国への転落を批判した。

第一に、YouTubeのタイトル「安倍総理に太田怒り爆発の質問攻め」

第二に、テレビの画面右上のテロップに長く出されていた「正義の戦争はあるのか?」

そして、今日の話。

第三に、安倍首相が憲法改正理由を述べる最初に「私は、憲法を改正したいと言っておりますけれども、(それには)3つの理由があるのです。」といっている、その「私が憲法改正したいと考えている云々」の下り。
「国民の大多数がこんな憲法じゃ困る、憲法を改正しろ!と叫んでいるので、国民投票法にかけてでんでん。」なら分かるのですが・・・。
憲法を遵守すべき義務を負う政治権力者(国家公務員)が、その権力を縛っている憲法を改正しようとしている異常さに日本国民は気が付いていないのだろうか?

◎法つくる人が権力握るなら、権力縛る法はきえゆく。

緊急事態条項や国民に憲法遵守の義務を負わせようと考えている自民党改正案と現憲法を良く比べてもらいたいものだ。

今回自民党が考えている4項目はどれも憲法を改正する必要のないものである。(説明略)

少し、日本会議所属の自民党議員達の考えを挙げておく。前にも何回か出したが、あなたは下の考えに同調しているのか。








第三の私の考えを述べたので、これも前に何回も出している基本的な事柄も載せておく。

ぼうごなつこ氏の「子供でもわかる憲法」より


この3コマ目は安倍首相の絵だったのだが、ぼうごなつこ氏の考えで「歴史的人物に変えた」そうだ。私には今の安倍総理がぴったりと当て嵌まっている様に思えるのだが。

だんだんと話が多岐にわたりそうになってきたので、一つだけ最近の独裁風景を載せて次回に安倍首相の考えている、というより、似非右翼(ネトウヨ含む)の考えている、単純細胞の頭の中を覗いてみることにする。

(独裁政治の断片)日本の記者クラブの中で唯一ジャーナリズム精神を保持している東京新聞に対する弾圧が厳しくなってきている。

東京新聞は20日付の朝刊で一連の問題を検証する記事を掲載。2017年の秋以降、官邸側から「事実に基づかない質問は厳に慎んでほしい」など9件の質問が文書であったと報じた。
記事によると、昨年6月の記者会見で、記者が森友学園に関し、財務省と近畿財務局の協議について「メモがあるかどうかの調査をしていただきたい」と聞くと、官邸側は「記者会見は官房長官に要請できる場と考えるか」と文書で質問。
東京新聞が「記者は国民の代表として質問に臨んでいる」と主張すると、官邸側は「国民の代表とは選挙で選ばれた国会議員。貴社は民間企業であり、会見に出る記者は貴社内の人事で定められている」と反論。
菅官房長官は20日の記者会見で、首相官邸が東京新聞記者の質問権を制限するような要請を官邸記者クラブに出した問題に関し、官邸側が東京新聞に「記者が国民の代表とする根拠を示せ」と要求した。

田島泰彦・元上智大教授(メディア法)は「権力が一方的な考え方を押しつけてきており、本末転倒だ。記者は市民が共有すべき事柄を、市民に成り代わって取材し伝えている。広い意味で、知る権利に応える国民の代表である」と指摘した。(西日本新聞)

もう一度、最高裁の見解を載せておく。
🔲報道機関(テレビ・ラジオ・新聞等)の報道は、国民が国の政治に関わるために重要な情報(国民に『判断材料』)を提供し、国民に政策の良し悪しを判断できる様にする(国民の『知る権利』に奉仕する)ものである。
――――――昭和44年最高裁見解


田島氏が「広い意味で国民の代表」というのを上の最高裁見解から感じ取ってほしい。

権力の報道統制では、もっと恐ろしい話がある。

神奈川新聞が「報道の危機」について警鐘を鳴らしたのである。

共同通信が、官邸の取材妨害に絡む記事を配信した。

共同通信社は、本紙(神奈川新聞)を含め全国の地方紙や全国紙、海外メディアなどに記事を配信する国内最大級のニュース通信社で、世界41都市に支社総支局を置く。NHKを含め加盟新聞社は56、契約民間放送局は110に上る。

その配信した記事は、「官邸要請、質問制限狙いか 『知る権利狭める』抗議」と題するもの。

官房長官記者会見での東京新聞記者による質問について、首相官邸が「事実誤認」だと断定し質問制限とも取れる要請文を内閣記者会に出したことについて、問題点を指摘する記事だった。

共同通信は24時間体制で速報を流し続けるため、記事の配信後に内容が随時差し替わっていくケースは少なくない。分量が増えたり、無駄な記述が短縮されたり、事実関係について随時削除、追加されたりすることもある。

しかし、今回、共同通信が加盟各紙に配信した記事の一部を削除すると通知してきた。その内容は意味合いが全然ちがうものだ。
削除された8行は、その記事の核心部分で、それをなきものにしてしまったのだ。

(要請文が出された経緯や、その後に報道関連団体から出された抗議声明、識者の見解などを紹介する記事の終盤に差し掛かる段落の)下の記述が削除されたのだ。

メディア側はどう受け止めたのか。官邸記者クラブのある全国紙記者は「望月さん(東京新聞記者)が知る権利を行使すれば、クラブ側の知る権利が阻害される。官邸側が機嫌を損ね、取材に応じる機会が減っている」と困惑する。

共同通信による「編注」(編集注意)には削除理由としてこう記されていた。
〈全国紙記者の発言が官邸記者クラブの意見を代表していると誤読されないための削除です〉

東京新聞は20日、朝刊1ページを全て使い「官邸側の本紙記者質問制限と申し入れ」と題して「検証と見解」を発表した。

質問制限の異常性が明らかにされている。

東京新聞記者による質問の際、官邸報道室の上村秀紀室長が「質問は簡潔に」「質問に移ってください」と数秒置きにマイクを通じて言い、わずか1分半の質問時間の中で計7回も遮ったケースもあったという。
この妨害は2017年秋から始まり常態化しているという。こうした様子は官邸のホームページで公開されている動画でも異常性を確認できる。
会見の場で質問を遮る妨害、さらには記者クラブに対し要請文をもってかける圧力。
権力者によってこれほどあからさまに私たちの報道の自由が抑圧されたことが戦後あっただろうか。

次なる闇は、その(報道の自由抑制の)片棒を報道の側が担いでいる点だ。
報道側の忖度による自壊の構図が削られた8行に込められている。

表現の自由を弾圧し、批判をよそに次々と法案を強行採決する。閣僚が不祥事の責任を取らず、まともな説明すらしない。

こうした政治の惨状をしかし私たちは初めて経験するわけではない。

先の大戦、到底勝ち目のない戦争へと突き進んだとき、国家の底は抜け、破滅の危機を認識したときには既にその暴走を誰も止めることはできなかった。

自由と権利を持ちこたえさせることができるのは、その行使と、健全な民主主義と、それを支える知る権利の他にない。

報道はその一端を担っているという職責を忘れてはならない。

――――――神奈川新聞


最近、新聞では全国紙から政府批判の声が聞こえてこないが、地方紙にまだジャーナリスト精神が残っているのを感じる記事だったので、また、タイトルと違ってしまったが、先に掲載しておいた。

種子法廃止・農業法改正で、日本の農業を壊滅に導き、漁業法改正で日本の水産業を壊滅に導き、水道法改正で設備保全は国民の税金で行ない、運営の甘い汁は民間企業にといった市民泣かせの悪法を次々に強行採決した安倍自民党政権を批判しそれを農民・漁民・市民に伝え選挙に反映する力があるのは地方紙かも知れない。

今日はここまで、またね。


洗脳された国民を正気に戻せるか?(続き)

2019年02月21日 | Weblog
やはり、戦争とか憲法の話になると、洗脳された日本国民の思考は遮断されてしまうようだ。

考えたくない、あるいは、この二つの言葉を聞くことを避けようとしているのか、閲覧数の減り方で分かる。

気を取り直し、前回の続きをコピペしてから、話に入る。

◎戦争は戦争のために戦われるのでありまして、平和のための戦争などとはかつて一度もあったことはありません。
――――――内村鑑三

人物紹介:日本のキリスト教思想家・文学者、時事社会批判に基づく日本独自の「無教会主義」を唱えた。

◎戦争とは、最も罪深い連中が権力と名誉を奪い合う状態をいう。
――――――トルストイ

人物紹介:帝政ロシアの小説家。ドストエフスキー、ツルゲーネフと並び19世紀ロシア文学を代表する文豪。代表作は「戦争と平和」「復活」「アンナ・カレーニナ」等、文学のみならず、政治・社会にも大きな影響を与えた。

◎戦争は死です。
――――――ローマ法王ヨハネ・パウロ二世


◎どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ。
――――――ドラえもん


◎戦争は悪である。たとえ相手が悪だとしても 
――――――ジミー・カーター

人物紹介:第39代アメリカ大統領。2002年ノーベル平和賞受賞。

◎人類から愛国主義者(ナショナリスト)をなくすまでは, 平和な世界は来ないであろう。
――――――バーナード・ショウ

人物紹介:アイルランドの文学者・脚本家・劇作家・政治家・ジャーナリスト。戯作「ピグマリオン」は「マイ・フェア・レディ」の原作となった。

◎世界平和のために出来ることですか?  先ず家に帰って家族を愛しなさい。
――――――マザー・テレサ

人物紹介:カトリック教会の修道女。修道会「神の愛の宣教者会」の創始者。

◎憎しみに激怒で立ち向かうなら たたかいもあらそいも終わらない
許すことがすべてのいきどおりとねたみを終結し あなたを永遠の至福に導く

――――――仏教の教え


◎「あなたがたも聞いているとおり、『目には目を、歯には歯を』と命じられている。 しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」 
――――――新約聖書


◎私は人を斬ることが嫌いで、一人も斬ったことが無い。ひとに斬られても自分は斬らぬ、との覚悟だった。
――――――勝海舟


◎真実の非暴力を貫かずして、誰の開放も有り得ない。
――――――マハトマ・ガンジー

人物紹介:インドの弁護士・政治指導者。インド独立の父。「非暴力・非服従」を信条とした。

◎暴力に拘わることには全く参加せず、あらゆる迫害に苦しむことを覚悟すれば戦争は無くなるであろう。
それが戦争をなくす唯一の方法である。

――――――フランス「散歩場の楡の木」


◎私たちの平和とは?  
アメリカの武器によって強いられたものではない。
それは人々が子供達のためにより良い生活を築く、希望のある真の平和。
永続する平和。
それを不可能, 非現実的というのは敗北主義である。
(戦争は無くならない、戦争は必然と考える現実主義者と呼ばれる人々の事)
人間がもたらした問題は人間が解決できるはず。
結局の所, 我々は皆この小さな地球に住み, 同じ空気を吸い, 子供の未来を思いやりながら, 命を終えるのだから。
――――――ジョン・F・ケネディ

人物紹介:第35代アメリカ大統領。名前のイニシャルをとってJFKと呼ばれる。任期中にテキサス州ダラスで暗殺された。これは「初の衛星中継」として日本でも実況されていた最中の出来事で日本国中に衝撃を与えた。

◎誰が何と言っても戦争って汚くて、むごたらしく、嫌ぁなものです。
これも人生の必然ならよろこんでしなければならないんだが…。
ウソッパチの新聞武勇談みたいなことは現代の戦争にはないと思いなさい。
僕には許されても(ウソの武勇談なんか)書けないよ、さいなら。 

――――――「きけわだつみのこえ」より戦没学徒兵の手記


(余談)当時、新聞ではどこどこの戦場で、誰々が百人切り・千人切りを達成した(敵兵の首を切って戦果・手柄とした)といった記事が載り、そういった武勇伝が国威高揚のために使われた。

(余談)当時、戦場から国許へ送られる兵士の手紙は検閲を受け、今のTPP交渉資料の様に「女々しい、弱気な事を書いてある箇所」は黒く塗りつぶされた。しかし神風特攻隊の様に帰還する燃料も与えられずに死地に向かう戦士の最後の手紙(遺書)は黒塗りなしに国許に送られた。上の手紙もその一つ。

(余談)新聞の武勇伝と違い、最前線では戦闘による死者より、マラリヤ等の熱病・疫病や餓死した兵士の数が多く、6割を占めており、国許には「名誉の戦死」で届く、その現実とのギャップが上の戦没学徒兵の言葉となっているのだ。


整理・コメントしながら書いたら、「安倍首相憲法改正について語る」の私の全体の感想が最初の2つ目で止まってしまっている。

次回は、その3つ目の私の全体意見から書いていく。今度はほんと、またね。


洗脳された国民を正気に戻せるか?

2019年02月20日 | Weblog
私が「政府マスコミ」と表現するのは、植草一秀教授のいう悪徳ペンタゴン「米・政・官・財(業)・電」の内、一体化してしまっている「政」と「電」の事を言っているのだが、この政府マスコミが日本中に作り出してしまった“空気”を払拭するのは大変なことだ。
何しろ、「何から何まで」なのだから。

①日本のみっともない、押し付けられた憲法では平和は守れない


本当は、「日米同盟」のウソ、「抑止力」のウソ、から話し出そうと思ったが、つい書いてしまったので、そのままで話を進める。

安倍首相が何故みっともない憲法か、をテレビ出演して語っている場面。(Tou Tubeより。2分44秒から本題)

残念?!?!!


上をクリックして見て下さい。 安倍首相が何故憲法改正を企てているのか良く理解できましたか。これが似非右翼・日本会議・ネトウヨ・安倍応援団の頭の中の構造(理屈)です。

このTou Tubeより、ピックアップしておく。

その前に、全体的な事で私の3点の指摘を載せておく。

先ず一点は、私がいつも話している(そんなに話してなかったかな?)「誰々VS誰々」的な書き方。

Tou Tubeのこの動画のタイトルは「安倍総理に太田怒り爆発の質問攻め」

本当にもうこの様なタイトルはいい加減やめてほしい。忙しい国民はタイトルを見ただけで内容を見ることを止めてしまう。

この動画のタイトルは「安倍首相憲法改正について語る」で良いのだ。

次におかしい点は、右画面情報に長時間出ていたテロップ(サブタイトル)

「正義の戦争はあるのか?」

正義の戦争などない事は、わたしの最初の頃の日記に箇条書きにして書いている。(コピペだけなのでながーい貼り付けをしておくが、もう読み飽きた人は飛ばしてくださいね。

◎『正しい戦争』とか、『間違った平和』と言うものは在った試しがない。
――――――ベンジャミン・フランクリン

人物紹介:独立宣言を書き「アメリカ合衆国建国の父」とよばれた。避雷針発明や「時は金なり」の言葉で有名。

◎もっとも正しい戦争よりも、もっとも不正な平和を選ぶ。 
――――――キケロ

人物紹介:紀元前100年ころの政治家・哲学者、「国家論」「義務について」の著者でモンテスキューやカントに多大な影響を与えた。

◎如何に必要に感じようが、如何に正当に感じようが、戦争が犯罪ではないと考えてはならない。
――――――A・ヘミングウェイ

人物紹介:アメリカの小説家・詩人、「老人と海」「武器よさらば」「日はまた昇る」等で有名。

◎人類は戦争に終止符をうたねばならない。そうしなければ、戦争が人類に終止符をうつだろう。
――――――ジョン・F・ケネディ


◎いかに多くの罪悪が《国家のために》という美名の仮面のもとになされたことか。
――――――マクドナルド


◎悪い平和は、良い戦争よりも良い。
――――――ロシアの古い諺


◎戦争は国民の生活問題を何一つ解決しません!何一つ!
それは働く者(国民)のみじめな状態をさらにみじめにするだけだ。

――――――マルタン=デュ=ガール

人物紹介:フランスの小説家、代表作「チボー家の人々」

◎国家は祖国ではない。
それを混同させるのはそれによって儲ける連中だけだ。

――――――ロマン・ローラン

人物紹介:フランスの作家、「ジャン・クリストフ」でアカデミー文学大賞受賞・ノーベル文学賞受賞。ヒューマニズム、平和主義、反ファシズムを掲げて戦争反対を世界に叫び続けた。


◎勝利に終わる戦争と言えども,常に一つの悪であると私は考える。
政治は民衆をそれ(戦争)から守る努力をしなければならぬ。

――――――オットー・フォン・ビスマルク
人物紹介:最終、ドイツ帝国首相(在職1871年-1890年)。ドイツ統一の中心人物であり「鉄血宰相(独: Eiserne Kanzler)」の異名を取る。

◎往時においては母国のために死ぬことは心地よく、ふさわしいものであると書かれたが、近代戦争では戦死が心地よくふさわしいものは何もない。
諸君は犬のように死ぬであろう。

――――――A・ヘミングウェー


コピペだから簡単と思ったが、体裁を整えるのがすごく大変になったので、次回にそのまま続けます。

許してちょんまげ。

他人様の意見借用

2019年02月19日 | Weblog
①言論弾圧について

東京新聞望月記者の言論弾圧について、前々回にあとから載せておいたツイッターを再掲載して話を始める。



これは、女性週刊誌に「~か?」という疑問符なしに載っていたので事実なのだ、と前々回に載せた。




自由党森ゆうこ氏が立憲民主党・国民民主党・日本共産党・自由党・社民党の各会派を代表して解任決議案の趣旨説明を行なおうとした直前に圧倒的多数の自民党の“緊急動議”によって、森ゆうこ氏の趣旨説明時間が15分に制限されてしまった件もテレビ・大新聞で取り上げていないが、森ゆうこ氏が「言論弾圧には屈しない!」という通り、正に言論の府である国会に「言論の自由」がなくなってしまった瞬間ともいえる。

②公安の監視対象について

最近、政府は「主義の底に暴力革命を目指している共産党は今でも公安の監視対象です」と閣議決定した。

藤原紀香も公安の調査が入り、望月記者にも・・・。

また、最近共謀罪(盗聴法改正)の監視機能強化のおかげで○○人だった犯罪者の検挙率が数倍上がったと提灯記事が出ていた。
つぎはあなたの番だ!

公安の監視対象が数年前にバレている。その対象団体は、

◎言論団体(日本ペンクラブ、日本ジャーナリスト会議等)

◎消費者団体(生活協同組合や産地直送運動・環境保護団体)

◎(一部の)労働組合や労働争議支援団体

反戦運動反基地運動反核運動団体

原発反対運動団体

市民オンブズマンなど行政監視グループ

人権擁護運動をする団体(青年法律家協会・自由法曹団・日本国民救援会・アムネスティ・インターナショナル、等)

となっており、政府に楯突く輩を監視していることが明るみになっている。

何よりも、国会の質疑で安倍政権を困らせている共産党迫害は戦前を思い出させる。


あなたも、安倍内閣以下、極右思想団体「日本会議」で多数を占めている国会に危惧を抱いてほしい。

戦前の様に「共産党」絶対悪!などと思い込まされないようにね。

安倍独裁の国会風景

これも前に載せたが、加計学園の時、


安倍首相:『お父さん憲法違反なの』と言われて、自衛官の息子さんが涙を浮かべていた。

ここで他人様のブログ貼り付け

国会でのやりとりです。

立憲民主党・本多平直衆院議員「(安倍首相が)下関の講演で、『お父さん憲法違反なの』と言われて、自衛官の息子さんが涙を浮かべていたという話をしているが、これは実話なのか」

安倍首相「実話であります」、「防衛省から聞いた話であります」

本多議員「わたしの実感と違うんですよ。わたしは、小学校中学校とずっと自衛隊の駐屯地のそばで育ち、たくさん自衛官の息子さんがいて、こんな話が出たことがないんですよ。」

すると、安倍首相はいきり立ってこう言い出した。

安倍首相「本多委員はですね、私が言っていること、嘘だって言っているんでしょう? それは非常に無礼な話ですよ。嘘だって言っているんでしょ、あなたは。本当だったら、どうするんです、これ。あなた、嘘だって言ってるんだから!」

本多議員が「いつどこで聞いたのかって聞いてるんですよ。」と問い直しても、安倍首相はまともに答えようとせず延々とキレ続ける。
「こんなに時間を使って私に対して嘘だと言っているというのは、きわめてひどい話だと思います。あまりにもですね、全面的に人格攻撃ではないかと思う!」
そしてあげくの果てに「こういう話をですね、私が嘘を言うわけはないじゃないですか!」


私も本多氏同様、同じ教室に自衛隊員の子供がいたが、その子がイジメられている、あるいはシカトされている、のを見たことがない。
確かに、ソ連共産主義の脅威から日本を守るために、アメリカ軍に日本に常駐してもらう事にした「日米安全保障条約」締結時の「’60年安保闘争」前後には「自衛隊違憲」の声はあったが、当時の唯一?の娯楽、映画館で上映される映画の前に必ず放映されたニュースで「台風の暴風雨の中、堤防決壊を防ぐために土嚢を積み上げる自衛隊員の活躍」が多く取り上げられたことが功を奏し、「自衛隊違憲論」は姿を消してしまった。

そう、私の子供の時から「自衛隊違憲論」は全く出なくなっているのだ。

あなたも子供の頃から今まで、「自衛隊は憲法違反だ」とデモや街頭演説で大騒ぎしている大人たちを見たことがありますか?

「そんな話は出たことがない」のが現実であり、日本政府も従来から「合憲」の立場でいて、今既に自衛隊員は立派な正規の公務員なのです。

内閣府が2018年に行なった「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」によれば、自衛隊に対してよい印象を持っていると答えた人が89.8%。一方、悪い印象を持っているという人は5.6%しかいなかった。

安倍首相は、もう半世紀も前の話を蒸し返して、国民に憲法改正を納得させよう、としているのだ。

例えは悪いが似非(似非右翼)の連中がの歴史、の場所や人の名簿を高額な値段で売り付けて来るときの「私もの人間ですがの事を分かってもらおうと思い・・・。」との人間として「辛苦をなめさせられてきた」ことを強調する手口。
「お父さん憲法違反なの、と子供が涙ぐむ」も同じである。昔の事を今日に持ってきて利用する。


この問題は、安倍首相の頭の中が、時代の変化に合わせてアップデートされていないことなのだ。
これは非常に恐ろしいことでもある。
内閣総理大臣たる者は、常に時代の流れに目を配り、時勢を読み切り、その時々で最適な判断しなければならない。
それが安倍総理がまったく出来ていないことが、このやり取りで判明した。

平成も終わろうとしているこの時代に自衛隊を“憲法違反”だと問題視する国民がいったい何人いるだろう。
前出の本多議員は筆者の4つ下だが、小中学校のときにはすでに「そんな話は出たことがない」と言っている。


他人様のブログを拝借するのは難しい、此処は端折ろう、と思うが、ブロガーの言いたいことを載せないのは悪いな、と載せてしまうからだ。

従って、長くなったので今日はここまで、又ね。


他人様のブログを改竄・要約・借用

2019年02月17日 | Weblog
今日は、他人様のブログを要約・引用して載せておく。(楽だから)

①悪夢の民主党政権(By 安倍晋三)

「権力は集中したり、長期化すると腐敗する」

現代の民主主義の基本原理である。

アメリカでは大統領が民主党・共和党からほぼ同数交代ででているように、民主主義には権力の交代が欠かせない。
何故なら、権力が変わらなければ(=選挙でも自分たちの権力の座が安泰であれば)権力掌握期間に例えどんな悪事をしようとも、次も自分たちの支配が続くのだから、悪事がばれることは無い。

だから日本では半世紀以上にわたり、米・政・官・財・電の悪徳ペンタゴン(By植草一秀教授)がお互いに「持ちつ持たれつ」(←印象操作だ!by安倍)で甘い汁を吸いあってきた。(私は『既得権益』との表現があまりピンと来ないので“甘い汁を吸っている支配層”としている)

民主党に政権を取られそうになった時に慌てた政治家・テレビ局・マスメディア等の悪徳ペンタゴンは、小沢氏・鳩山由紀夫氏追い落としに躍起となった。

※政権は「官房機密費」を持っていた。つまり使途不明金が許されていた。選挙で政権が民主党に移ることが決まった時に、既に政権から下野した自民党政権は5億円という官房機密費を民主党に渡さず、一瞬で使い果たしてしまった。
噂では「これからの報道、宜しくお願いします」とテレビ・マスメディにバラまいた、との事だが真偽のほどは闇の中。機密費だからね。
しかし、政権担当者が使う金を、政権担当を外れた党が一瞬で使い果たす、ということがあっていいのかなあ~?

この話もし出すとどんどん長くなるのでストップ、続きは私の昔の日記を検索して見てください。

だけど、もう一言だけ。民主党政権の誕生時のマスメディア報道。

産経新聞は、衆院選の投開票が進み自民党の歴史的惨敗が伝えられた8月30日の夜に「twitter」の「産経新聞公式サイト」において「(選挙では負けたけど)民主党さんの思うとおりにはさせないぜ。これからが産経新聞の真価を発揮するところ」などというコメントを発信。(あとでお詫びと謝罪。但しこの考えを取り消したわけではない)

政権交代で日本はどうなってしまうのか?
――――――政権交代2日目のテレビ


民主党に何を期待できる(という)のでしょうか?
――――――同じく政権交代2日目のテレビ


民主党政権始動…小沢閣外支配
――――――政権交代達成の翌日の日本国の新聞(見出し)


民主 はやくも 内紛
――――――政権交代達成の2日後の日本国の新聞(見出し)


「鳩山首相」 恍惚と不安
――――――鳩山首相の首相就任記者会見時の産経新聞(見出し)


(民主党のマニフェストは財源無きバラマキであり、無駄使い等の削減では財源は出てこないので)「民主党には全く期待できません」
――――――選挙の次の日早朝、ラジオで産経新聞の政治部長・乾正人氏が発言


さて、この様に期待されず(マスコミには、と付けた方が正解かな?)に誕生した民主党政権。自民党政権の5億円バラマキが功を奏し、国民に史上最悪の政権と印象付けに成功して早々と(長期政権の悪辣不埒な悪行三昧が世間にさらされる前に)マスコミの手によって追い落とされた。

さて、昔の「甘い汁を吸いあう」政府マスコミ体制が復活するや、マスコミはそれを祝うかの様に、一面大見出しで、

安倍、危機突破内閣 発足

安倍首相、経済安定政策最優先

記事の内容も安倍首相を持ち上げるものばかり、急に世の中明るくなったような印象を国民に与えた。

さてここでやっと他人様のブログに戻る。


安倍晋三は「悪夢のような民主党政権」と言い、口を開けば、親の仇のように前任の民主党政権をののしり、批判する。

すべて悪いことは民主党政権のせいにする。

情けないのは安倍晋三の尻馬に乗って民主党たたきをしたマスコミだ。
読売、産経ばかりかほとんどすべてのメディアが、民主党を悪者扱いした。

その典型が小沢一郎に対する「国策捜査」だ。

最初から権力による「特定の人間を陥れることを目的とした捜査」である。

この検察リークによるガセネタが流布されたことで、民主党も小沢も大きく傷ついた。
大変な被害を被った。
マスコミはいまだその責任を取っていない。

++++++++++

民主党政権は素人集団、実行力ゼロなど、これでもかと言わんばかりに、新聞・テレビ・週刊誌までが民主党政権の悪口を書き立て報道した。急先鋒は産経、読売、週刊文春だった。

大衆は単純なものだ。煽られると「すっかりその気」になって、民主党政権を「悪者」と叩く。
そして気が付けば大衆が先頭を切って民主党政権を「デビル」に仕立てていた。

一度レッテルを張られると「前科者」同様の扱いを受ける。民主党に「あの」がついて「あの民主党」が、となる。

+++++++++

本当に民主党は安倍晋三・マスコミが扇動したような「悪夢のような民主党政権」だったのか? 答は である。

そのあたりについて日刊ゲンダイが具体的なデータを列記して、明らかにした。
安倍政権よりも、民主党政権のほうがはるかに良かったことをデータが証明した。(これも話したいが我慢して今日は略・私の前の日記参照の事) 
安倍晋三はメディアを使って「悪夢のような民主党政権」と吹聴しまくった。
だが、いまの安倍自民党は「悪魔の政権」そのものだ。


全くの途中だが出かけるのでここまで投稿しておく。またね。




最近の記事・ブログより(2019年2月15日.16日)

2019年02月16日 | Weblog
①安倍首相、トランプ大統領を「ノーベル平和賞」に推薦(時事通信2019/02/15~16)

(記事内容・要約)
トランプ米大統領は15日、ホワイトハウスでの記者会見で、安倍晋三首相からノーベル平和賞選考機関に送ったとされる「推薦状」のコピーを受け取ったと明らかにした。

トランプ氏によると、安倍首相は「日本を代表し、謹んであなたをノーベル平和賞に推薦する」と伝えた。

トランプ氏は安倍首相の「推薦」の理由について、米朝首脳会談をきっかけに「上空を飛来する(北朝鮮の)ミサイルへの懸念が消え去り、安心感を得るようになったからだ」と指摘。(後略)


あなたは、安倍首相の手によって「美しい国・日本」が汚れ、汚され、醜く劣化して、日本が軽蔑され、危険視され、無視され、孤立化している事に上のような記事を読んで感じ取れなければ、あなたも政府マスコミのプロパガンダ攻撃で「安倍化」されてしまって脳が液状化現象を起こしてしまっているのだ。


赤で書いた部分をよく考えてもらいたい。推薦理由は

「上空を飛来する北朝鮮のミサイルへの懸念が、米朝首脳会談をきっかけに、消え去ったから」

である。

しかし、北朝鮮は今回のミサイル騒動の前から日本に届くミサイルを300基以上持って、日本に向けて配備しており、今でもその体制に変わりはないのだ。


北朝鮮はアメリカ産軍複合体が獲得している莫大な軍事予算の消費先として自国を「ならず者国家」と名指ししているアメリカに攻め込まれないため、アメリカまで届く大陸間弾道ミサイルを急いで開発し、アメリカが北朝鮮に攻撃を仕掛けてきたら、自分(アメリカ)もただでは済まないぞ、とアピールしたわけで、その「火星15号」計画が成功するや、核開発中止を打ち出し、和平交渉を(北朝鮮側から)言い出してきたのだ。

それを知っている世界は安倍首相(日本)のこの「トランプ大統領にノーベル平和賞を」との推薦を冷ややかな目で見下している。

ここで一言、「日本が世界から孤立するのではない、世界が日本から孤立するのだ。」(某日本の政治家)

②トランプ大統領、非常事態宣言(ロイター2019/02/16)

(記事内容) トランプ米大統領は15日、議会の承認を得ずにメキシコ国境の壁建設費を確保するため、国家非常事態を宣言した。・・・「南部国境は現在、中核的な国家安全保障上の権益を脅かし、国家非常事態を構成する安全保障、人道上の危機にある」と指摘。

①の記事のすぐ後に②の記事が出てきた。自国の平和のために「国家非常事態宣言」をしてメキシコ国境に壁建設を強行するトランプ大統領を日本は「ノーベル平和賞」に値する、と推薦している訳だ。

あなたも①の安倍首相の考えに賛同しているとしたら、今までの「北のミサイル」の政府マスコミの「敵が攻めてくるぞ」のナチスの手法に完全に洗脳されてしまっているのだ。これは憲法改正に大いに関係があるので、また後程まとめて話す。

≪言論弾圧関係≫

③東京新聞・望月記者に対する言論弾圧事件

まずは、下のYou Tubeの映像から見てもらおう。

【辺野古土砂投入開始日】東京新聞 望月衣塑子記者 vs 菅官房長官 2018年12月14日午前 記者会見

上を見て、望月記者の質問内容をとやかく言う前に、あなたは気が付かなくてはならない。

この進行役の内閣府上村室長が望月記者の質問を遮って妨害している点に、である。
この妨害が質問開始何秒後に発せられたか、が出ている。しかも短い質問秒数の中で4回も望月記者の発言を遮っているのだ。発言妨害としか言いようがない。(編集してカットしてるわけじゃないよ、その為、質問開始からの秒数が出ているのだ)

話を続ける前に、どうしても一言、言っておきたい、苦言を呈しておきたい、ことがある。
正常な「サヨク」(まともな考えの意見の方たち)のブログの書き方についてである。
あなたももう慣れ過ぎて分からなくなっているのかもしれないが、「東京新聞 望月衣塑子記者 vs 菅官房長官」と言った「誰々VS誰々」と見出しに使う事である。
これは、見たり、聞いたりする人の頭にボクシングの試合を見ているのと同じ「受動的受け入れ」を作り出す。
即ち、自分の事だという感覚を持てず、その内容を斟酌せずに「傍観者」あるいは「観客席から見ている観客」になってしまっているのだ。

だから、ネトウヨや安倍応援団から、

◎「望月衣塑子 VS 菅官房長官 ・面白 一週間まとめ18」――――――上の事件の様な内容を「面白い」と表現することを許してしまうのだ。本当は菅長官や権力者側の発言に「恐ろしさ」を感じなければ、それこそ「肉屋を支持する豚」になってしまうのに。

◎「東京新聞の望月衣朔子が質問時間の無駄遣いに菅官房長官が完全論破の記者会見」

◎「菅官房長官が説教タイムで東京新聞の望月衣朔子をフルボッコで涙目の面白記者会見」

といった映像タイトルの充満・氾濫を許す結果となっている。

だからまともな意見を述べる人々にお願いしたい。もう「誰々VS誰々」といった表現を見出し・タイトルに使うことは止めてほしい。


話しが逸れたが、どうしてもいつかは言っておかなければと思い、今日になった。VS表現はネトウヨの主張を援護するものなのだ。

話を元に戻す。

④菅義偉官房長官が国会で望月衣塑子記者の質問「赤土混入の調査拒否」は事実なのに「事実誤認」と答弁し望月記者を攻撃(リテラ)



菅長官は記者の「国民はこう思ってしまうが、そんなことは無いでしょうね」という国民の疑念を質問しているのに、「そんなことは有りません」と明確に一言いえば済むことを「あなたの予測に答える場ではない」と記者の質問を無視・罵倒している。
恐ろしい世界になったものだ。


これは、女性週刊誌にも「か?」抜きで取り上げられていたので、憶測記事ではなく権力者により、望月記者に「公安」調査の手が入ったのは事実だろう。
――――――◆――――――◆――――――◆――――――◆――――――


とここまで書いてきたら、上の①②の続きとして、次の様な見出し記事が出されたので載せておく。

⑤安倍首相の推薦状、文氏と間違えたか(毎日新聞2019/02/16)

確かに文氏はトランプ大統領を「平和賞にふさわしい」と推していた。

間違えた、とするとトランプ氏の「日本を代表して」とか推薦理由として挙げた「上空を飛来する(北朝鮮の)ミサイルへの懸念が消え去り、安心感を得るようになったため」という言葉とつじつまが合わなくなる。トランプ氏が完全にウソをついたのか?

そこで、これでもまずい、と感じた政府マスコミは、

⑥トランプ氏をノーベル賞に推して…米国が安倍首相に依頼(朝日新聞2019/02/17)

(記事内容)
トランプ米大統領が安倍晋三首相から北朝鮮問題でノーベル平和賞候補に推薦されたと明らかにしたことについて、安倍首相が米政府から非公式に依頼を受け、ノーベル賞関係者にトランプ氏を推薦したことが16日日本政府関係者への取材でわかった。


そして朝日の記事は①の内容をフリダシに戻って繰り返している。(記事内容の世間様への言い直し)

この⑤⑥の記事を読んでそうだったのかメデタシメデタシと思った人はおめでたい人だ。

「日本を代表して」なのに日本人には内緒?

日本はアメリカの言いなり?

もう書くのが馬鹿らしくなったので、いったん筆を擱く。また気力が戻ったらね、またね。





ショートショート㉑忖度(そんたく)

2019年02月15日 | Weblog
私は、今盛んにテレビ・大新聞で使われている「忖度」(そんたく)という言葉に嫌悪感を持っていた。
政府マスコミによる「国民騙し」の言葉だと思ったからだ。

その「忖度」について書いてあるブログが目に入ったので載せておくことにした。

森友学園への国有地の激安払い下げ事件に関連してマスコミは盛んに「忖度」と言う言葉を使った。

それ以来、みんながマネをして「忖度」「忖度」と言うようになった。
言葉は注意して使わないと間違ったまま、一人歩きをする。


として、「全然」という言葉を典型例として挙げている。

典型が「全然」と言う言葉。
これはAとBでは色も形も全然違う。別物だ。と言うように「全然」のあとには「否定」する言葉が来るのが本来の正しい使い方だ。
そう言う基本を知らない者は「全然、大丈夫ですよ」などとトンチンカンなことを平気で言う。程度が疑われるから気を付けた方がいい。


続きます。

それと同様に「忖度」(そんたく)もしかりだ。

「忖度」という言葉は今回、権力側が意識して使った。一種の世論操作だ。

どういうことかというと「安倍総理は何も言っていないのに、役人どもが勝手に気を効かした」と世論操作するために、御用メディアを介して広めた用語だ。

役人の気配りなどではない。官僚の「人事権」と言う急所を押えた権力側が「圧力」を加えたのである。ここを取り違えてはならない。

「財務省による忖度」と表現するのではなく、「財務省官僚らが圧力に屈し、その結果、国有地が非常識な安価で払い下げられた実態が明らかになった」とするのが、正確な表現の仕方だ。

言葉を間違えて使うと、真逆の意味に受け止められるから要注意だ。

――――――◆「半歩前へ」さんのブログより
 

私が何度も言うように、財務省にしても厚労省にしても、官僚は決して自分の意志では行動しないし、自分の考えでは行動できない仕組みになっている。
前にも出したが、官僚(財務省や厚労省)と首相官邸の関係は、


である。
言われた通り実行し、自己保身のために記録を残しておく。

森友学園にしても、加計学園にしても、基幹統計の不正にしても「〇〇省の誰々が」といって辞めさせて済む問題ではないのだ。

森本学園について例にとると、当時の大阪府知事橋下徹氏が、

といっており、

森友学園の籠池氏がテレビ出演して、司会者から「8億円値引きは忖度ですか、指示ですか?」と問われた時、



と明確に答えている。
なのに籠池氏夫妻が監獄行きで、巨悪はお咎めなし。これも安倍独裁者(菅長官・麻生副総理もそうだが)にひれ伏したマスメディアによって作られた“空気”なのです。

今日は、半歩前へさんのブログを載せておきたかったのだが、数行で済んでしまったので、前の「忖度」に関する記事をのせておいた。

何回同じこと載せるんだい!とお叱りを受けそうだが、次も余談として前に書いた内容を載せておく。

前に私の勤めていた会社では「天皇」と呼ばれる部長がいて、会議等で「俺はこうした方がいいと思うが・・・」とその部長がひとこと言えば、部下は全員その意見の通り行動した。部長が正式に「右向け右」と言わなくても、部長の何気ない言葉を忖度して部下は動いていた。

ヤクザの組長が「あの新聞記者、少し目障りだな」と言えば、組頭が配下の組員に「あいつを殺せ」と指示し行動に出る。
組長が後で警察に尋問されても「私は“殺せ”とは一言も言っていない!」と強い口調で怒って否定することが出来るわけだ。(本当の事だから)
これも、組頭の「忖度」といえるのかな?

いずれにしても、籠池氏が「忖度だって(とんでもない)、指示ですよ、命令ですよ!」とはっきりと言っているのに、安倍首相周辺には波紋が届かない。
これも、安倍独裁者を忖度している日本のテレビ・大新聞のせいなのです。

◎安倍政権がある限り、私は他の野党を批判する気にはならないだろう!


上の意味が分かる人、手を挙げて! まだ少ないみたいですね。続きます。








アベノミクスを謳歌している人々

2019年02月13日 | Weblog
長期政権であらゆる癒着腐敗が蔓延してしまった自民党政権の中にいて、そのなかで、あなたは政府マスコミのプロパガンダに騙されて、「民主党では日本はおしまいだ」とか

とか、思い込まされてはいませんか?

過去の「ダメな民主党政権」に目をやる前に、今の安倍内閣による政治をよく見て下さい。

あなたは、第二次安倍内閣になって、いざなみ景気を超え戦後最長となった景気拡大期を謳歌していますか? そして、安倍首相のおかげ(日米同盟の抑止力強化)で東京オリンピック等、国民の生活もテロの恐怖、「敵が攻めてくるぞ」の恐怖から解放されて安全・安心して生活できるようになりましたか?

あなたは実質賃金が上がって、長期休暇を取って家族で海外旅行したり、国内温泉旅行をしたり、別荘で余暇を過ごしたり、しているのでしょうね?
私の時代は、私の部下も(マイホームは持っていたのですが更に)避暑地に別荘(山小屋+α位のもの)を買い、夏はマイカーで家族(当時妻と子1人)で、そこに行って余暇を楽しむ、という生活をしていました。

さて、安倍政権の話に戻します。

あなたは「安倍政権になって良くなった事を並べてみて下さい」と言われて幾つ箇条書きに出来ますか?

私は、安倍政権がやった実績として挙げられるのは、

◎特別秘密保護法制定~集団的自衛権の行使容認~平和安全法制整備~刑事法改正(盗聴法)~共謀罪じゃなかった「テロ等防止罪」制定~憲法改正(進行中)といった全体統制軍事国家への道を歩んでいる事と、

◎「少子高齢化による社会保障費の財源不足」を錦の御旗に掲げた「消費税増税」8%。こんどは10%へ(進行中)


こんなんありました↓




前の古い資料(と言っても安倍政権の時の資料)を又載せる。



◎市民の安心利用を損ねる水道法改正(水質・料金)、漁民の民主的運営を奪う漁業法改正(民営化)、農民を窮境に追い込む種子法廃止、等をマスコミが報道しないために「強行採決ではなく」成立させた。菅長官「事実誤認だ!」(下は参考まで)

上の様な輝かしい成果を上げている「何でもどんどん決める実力者」安倍総理。

「アベノミクスを成功させた安倍」「外交の安倍」「拉致問題の安倍」「TPP+αの安倍」「日ロ和平条約の安倍」、果たしてその実体は!

前に載せた資料も含め出欠大サービスの貼り付けです。

今までやってきた安倍政権の政策、

≪↑一言≫政府内閣府調査「今の生活に満足している国民75%」と発表。


≪↑一言≫景気を支える要因はその60%を占める「一般個人消費」つまり、個人が財布の紐を緩めて消費に金を使う事。財布の紐を締めっぱなしという表で、これでは景気は良くなるはずがない。


≪↑一言≫派遣法改正で安賃金の「日雇い労務者」(長くて3年限り)が日本の労働人口の4割を占めるに至っている。


≪↑一言≫何でもやります、贅沢は言いません、頭を下げ詫びを入れ、すがる気持ちで仕事を貰い、今度こそまじめにやるんだ(泉谷しげる「春のからっ風」)

≪もう一言≫これに非正規以上に安賃金で働く外国人労働者が入ってきたら、日本で外国人労働者の排斥運動・外人差別のヘイトコールが巻き起こることは想像に難くない。


≪↑一言≫これは前に書いたので略。安倍首相が目指す下の政策の成果です。


そして、日本の貧困率は、


その実態は、


あなたは、これら「貯蓄ゼロ」の人々が、冠婚葬祭・急な病気や事故にあっての入院・自分や家族に介護が必要になった時、等、どうやってやり繰りすればいいのかを、自分の身になって考えて見て下さい。

私も介護保険という税金を取られてはいるが、いざ、自分に介護が必要になった時、介護料2~3割負担が払えなくて使いたくても使えない。今払っている「介護保険料」という税金はどぶに捨てるようなものだ、と思っている。

すこし、自分の話をするが、私も日本の経済を支える「中間層」に属する人間と思っていた。女房がガンと診断されるまでは。
人生の伴侶を失うことは耐えられない、と思い、毎月給料(手取り)の2~3倍のお金を「癌が治る」と言われている薬・自然食品といった類の商品を嘘だろうがなんだろうが構わずに買いあさって女房に与えた。1回500万円という治療を受けさせようとも思った。

結果、退職金を含めた預金を使い果たし、借金だけが残った形となった。


あなたは、正社員として、結婚も子育ても保険の利かない医療費も病気入院も自分又は親の介護も問題なく、妻・子健在で、健康で文化的な生活を謳歌しているのでしょう。安倍内閣を支持しているのですから。NHK世論調査(2019/2/12)での安倍内閣支持率は47%でしたし・・・。

話を戻します。

安倍政権下、正社員でさえが、

という実態です。

アベノミクスによってトリクルダウンは起きないと明確に解答されたトリクルダウン理論(新自由主義)提唱者であり、安倍政権の軍師でもある竹中平蔵氏は、「(格差社会をなくすためには=)同一労働・同一賃金を(現実に)目指すなら、正社員をなくしましょう」(2015年1月1日)と言っている。

(余談)
この「同一労働・同一賃金」と安倍首相が言ったときに、馬鹿な日本国民は、「そうだよな、正社員と同じこと(同一労働)をしているのだから非正規社員にも正社員と同じ待遇(同一賃金)をしてやらなければな。」と考えた。
だがすでにこの言葉が出た時、「これは(同一労働・同一賃金は)正社員の給料を非正規社員並みに安く抑えること(同一賃金)を意味している。」との批判が出ていたが、今、それが正解だったことが分かる。



安倍政権がやっている事、私にはどれをとっても「国民の為にならない事」をやっているとしか思えないのだが、もう独裁化してしまっている安倍政権を支持するあなたは、年間14億円の報酬を受け取る身分または、そこまで行かなくても年間1億円以上の役員報酬を受けとっている会社の役員さんなんですね。下の表の人数に入っていますよね。

≪↑一言≫でも、この人たちは日本で働く全労働者の0.0008%に過ぎません。「努力した人が報われる社会」であなたは努力しないダメ人間の一人ではありませんか?アメリカンドリームを夢みるのはもう止めにして自分の置かれている現実を直視してください。

もう一度聞きます。あなたはアベノミクスの成果を享受し、生活をエンジョイしていますよね。よく考えて答えてね。

今日はここまで、またね。

おっと忘れていた。投稿した後だが、追加して再投稿する。
 ◎安倍政権がある限り、私は他の野党を批判する気にはならないだろう!







日本のマスコミが作り上げた風潮

2019年02月13日 | Weblog
パソコンを開くと最初に飛び込んでくるMSN総合ニュースの見出しを見ると、毎日毎日書くことが出てくる。

前回書いた、辻元議員の批判ツイッターでも、マスコミが作り出した「ブーメラン」(批判がその批判した人に戻ってくること)とか、

とか、に浸りきっている。
自民党政権がほぼ70年にわたって長期化した為、持ちつ持たれつで(←安倍首相「印象操作だ!」連発)甘い汁を吸って来たテレビ局・大新聞社との癒着腐敗が、「民主党政権が続いたら日本はおしまいです」との風潮を作り出していることに気が付かない国民。

これも一つ一つ話していくと止め処も無くなるので、今日は略。
いずれにしても、「民主党政権が続いたら日本はおしまいだ」は私が飲んでいる時に話された言葉。
私は「このまま安倍政治が続いたら日本はおしまいだよ」と言い返しておいたのだが・・・。

私が仰々しい「洗脳」という言葉を使いだしたのも、その頃からだが、それにしても「第4の権力」マスメディアの力はすさまじく・凄いものがある。

長くなるので最近の話をする。

海外から「日本の新しい夜明け」といわれて誕生した民主党政権を政府マスコミ(おっとこの時の自民党は野党だったが)の作り出した「ダメ民主党」という“空気”によって潰し政権に返り咲いた自民党安倍内閣であるが、安倍首相はその時作り上げた“空気”を利用している。

≪見出し及びその内容列記≫

安倍首相が「悪夢のような民主党政権」と2月10日の自民党大会で発言した。
立憲民主党会派所属の岡田氏はその発言を「撤回しろ!」とせまった。
そこから「安倍VS岡田」といった見出しが躍る。

◎「何故名前を変えた」悪夢発言撤回せず―――朝日(2月11日)

◎悪夢のような民主党政権発言、「言論の自由ある」=安倍首相 ―――ロイター(2月12日)

安倍総裁「自民党総裁として旧民主党批判をするのは『言論の自由』だ。」
    
安倍首相の第2波攻撃「悪夢でないなら、なぜ民主党の名前を変えたのか」
「みなさん、悪夢でなかった、それを否定しろとおっしゃるが、ではなぜ民主党という名前を変えたんですか。私は非常に不思議だ。」
「みなさんは民主党というイメージが悪いからおそらく名前を変えたんだろうと推測する人がたくさんいますよ。」

◎なぜ変えた、痛いところを突いた首相―――FNN(2月13日)

この見出しの付け方!日本のマスコミがどちらを向いているか分かろうというものだ。
どうして変えたのかが重要な争点か!
安倍首相の言い分、岡田元副総理の言い分をいちいちとり上げて寸評していくと「マスコミの罠にはまる」ので止めておくが、ガマンしてFNNの結論だけ載せておく。

面倒な人は下の赤の部分だけ目を通してね。


今回、一連の議論がヒートアップした原因は、民主党政権の評価、平たく言えば失敗という国民の多くの記憶が、安倍政権にとって重要な生命線の1つであり、野党にとっては最大のハードルだという現実だ。

第二次安倍政権は民主党政権から「この国を取り戻す」と掲げて誕生し、ことあるごとに、民主党政権時代と比べて、これだけ結果を出してきたと強調してきた。
それは国民の間に一定の共感を生み、森友加計問題があっても、安保法制や消費税増税など国民の反発の根強い政策を通しても、安倍政権が一定の安定を保つ大きな原動力となってきた。

一方の野党にとっても、いかに民主党政権の負のイメージを払拭するかはこれまで大きな課題だったし、民進党への党名変更を突いた安倍首相の批判は、野党にとっては痛いところを突いたものだっただろう。
そして、野党内には今、民主党政権時代の記憶を払拭するのではなく、政権のよかった部分については堂々と再評価を訴えイメージを変えないと、政権奪還は難しいとの意見も強まっている。

夏の参院選でも、投票行動を左右する隠れた重大要素となる旧民主党政権の評価。

その重要性が改めて露わになった安倍首相と岡田元副総理の議論だった。
 
 
おいおい、今度の選挙、民主党政権時代の評価がどこに投票するかの重大要素だって!

あなたは何時まで政府マスコミの上の様な意見に納得し、感動して耳を傾けているのか!

次回はもう一辺、安倍政治6年間の素晴らしい実績を紹介していくことにする。

◎安倍政権がある限り、私は他の野党を批判する気にはならないだろう!

上の言葉を良く考えて下さいね、「肉屋を支持する豚」さんたち。またね。

追補

2019年02月12日 | Weblog
前回書いたテレビ・マスメディアは権力の犬だの補足を書いておく。(他人様のブログより)

政治資金規正法の「外国人献金」に違反した大悪人=辻元国会対策委員の下のタブロイド紙とテレビ報道についての補足なので、前回私の日記を見ていない人は先にそちらを見てね。





この大悪人・辻元はこのような大それた犯罪を犯しておきながら、そして「辻元ヤメロ!」との批判が殺到しているにもかかわらず「私は辞めない」と言い張り、自分に大甘な態度を取り続けている。

テレビでは「批判を真摯に受け取り、辞任してやり直すべきだ」と世の中を騒がした大犯罪者・辻元に忠告した。

大悪人・辻元は、

などと弁解している。

さて、テレビ・大新聞を見ていると、愚衆は上の様に頭の中に刷り込まれる。

今日は、それゆえの補足である。

①(高野真光さんのブログより)

 「立民 辻元国対委員長 外国人からの政治献金が判明し返金」

 このニュースの扱いには、多くの人が違和感を感じたようです。

 たかだか1万円の献金の、それも献金した側の手続き的なミスに目くじら立て、「国対委員長辞任」を迫る大手メディアの政治記者たちの異様さ。

これらの記者たちは、安倍首相配下の「広報担当職員」と言ってもおかしくないでしょう。


②実はやりたい放題できる 「外国人献金」の抜け道

辻元さんの外国人献金の話。
5万円未満の献金は通常、氏名・住所・職業は公表しなくて良く、合算で収支報告書に記載すれば良いことになっている。
それで見ると、1万円で氏名等を記載していた辻元さんの収支報告書はある意味「透明性」が高い。
政治資金収支報告書が求めるもの以上に透明性が確保されていたからこそ、今回の「外国人献金」についての指摘・批判・記事掲載が可能だったという事実はそれを物語っている。

もちろん事前に気がつくべきだったのだろうが、既に指摘されているように現行の法律の中で政治家がチェックするのは難しい部分がある。(だから、「修正」で済ませている訳だ)

さて、実は外国人献金、実は今の日本の法律ではやりたい放題でできちゃうんですよ。
「5万円以下」なら氏名も公表されないから、いくらでも、時には複数の氏名を使っても可能となる。(5万円×10名にして50万円受け取る、とか。そうそう、自民党の大臣で11人から200万円もらってた人いたよね、その追及はどうなったの?) 
外国人献金が問題だという人々は、なぜこの「5万円以下献金」について指摘しないのだろうかと不思議である。
ちなみにこれは政治資金収支報告書を書いたことのある人なら、誰でも知っているバグ。
何度も繰り返されるこの問題。いい加減、終わりにしよう。
そのためには、特に「外国人献金が問題」と言っている現職政治家には、今すぐ法改正に着手、法案提出してもらいたい。
外国人献金、問題なんでしょ?1万円でも。
私?はい。禁止されている事項を守れないようなバグ法、そしてその運用は大問題だと思っています。
真面目にやっている政治活動者が罠にはまる可能性もあるから


今回の辻元氏の事件?は安倍政権の不正追及から国民の目を逸らすための騒動で、自民党政権の常套手段である。

早い話が「政府マスコミ」により作られた「事件」だったのだ。


話は変わるが、補足ついでに、私の日記言論封殺で話した小川アナの寿退社(結婚退社)について、本人の言葉が「リテラ」に追加の形で載っていたので、それも載せておく。

2月9日にテレビ朝日を退職することを発表した小川彩佳アナウンサー。同時に一般男性との結婚予定も発表されたことから、「寿退社」とする報道が多かったが・・・。
実際、小川アナ本人も発表当日の『Abema Prime』(AbemaTV)で、一般男性との交際については認めつつも「結婚ということになっていますけど、結構、会社が結婚を機に、と走っちゃったかな…という気もしていて、まだ結婚はこの先(の話)なんですけれども」と、退社の理由が結婚ではないことを示唆していた。


今日は前に書いたことの追補で終わる。またね。

と、投稿したところで、辻元氏の「外国人献金」についての政府マスコミによって洗脳されたお馬鹿さんの浅はかな意見が目に飛び込み、「政府マスコミによる国民洗脳の威力」がマザマザと伺える内容だったので、これは本来なら、前回のタイトルの最初に並べておくことだったのだが、仕方がなく、ここに並べておく。

時間のある人はこれらを見てから、私の前回のタイトルから今日の追補までもう一度読み返してもらいたい。
私には「政府マスコミにより洗脳されてしまった国民」を見せつけられ、気分の悪くなる思いがするのだが・・・。


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あ~ああアあ、やんなあちゃった、あ~ああ~ああぁ、おどろいた


テレビ・マスメディアは権力の犬だ

2019年02月11日 | Weblog
今日は、上の過激なタイトルを付けて余談的な話をしたい。

立憲民主党の辻元清美衆院議員の政治団体が、外国籍の男性弁護士から2013年に1万円と2014年に1万2000円の献金を受けていて、それが、政治資金規正法で禁止している「外国人献金」に当たると大騒ぎされ、党内役職である国対委員長の辞任を周りから迫られた事象について。

この男性が使った振込用紙には「寄付金は外国籍の方からはできません」と記載されており、辻元議員には「外国人献金」であるとの認識はなかった。しかも、男性も夕刊フジの取材に対して「政治資金規正法に抵触するとの認識はなかった」と説明している。

猪野亨弁護士は、

辻元清美議員の政治団体が韓国籍の弁護士から献金(2年にもわたり1万円+1万2千円という大金)を受けていた問題では、同議員は指摘された後、速やかに返金し修正を行い、問題を解決しています。
辻元議員が修正も返金もしません、というのであれば現行法上は違法ということにはなっていますから、それは立憲民主党としての指導も必要となるでしょうし、辻元氏自身も追求されます。
しかし、すでに返金も含め修正済みです。
これはその程度の問題です。修正すれば済む話で、それ以上にどうにかしなければならない問題ではありません。

と言っている。

その通りなのだが、テレビ朝日系番組「ワイドスクランブル」では、この大騒ぎの発端である「夕刊フジ」の記事を基に大々的にテレビ報道している。そこが問題なのだ。





(内容=報道の仕方を少々)

夕刊フジの記事の内容は、辻元国会対策委員長をめぐって、辻元さんの政治団体が韓国籍の男性弁護士から政治資金規正法に抵触する「外国人献金」を受けていた、という事なんです。

辻元さん自身は「返金した」などと役職辞任を否定しているわけですが、閣僚辞任を厳しく迫るこの党(立憲民主党)の対応と比較して「自分には甘いんじゃないか」「ダブルスタンダードではないか」などと批判が噴出している、という事なんですね。
そして、この辻元さん、先ほど取材に答えています、まずはそちらからご覧ください。
(編集面倒だったので、そのまま何枚も貼り付けた)






そして、役職は辞任しないのか、の問いに、

と当然の回答をしている。

あなたはこのテレビ報道で2つの事に気がついてほしい。

一つはテレビの説明で「政治資金規正法に抵触する外国人献金を受けていた」という中に、その金額が明示されていない事。
もう一つは、テレビ右上のテロップの「カメラなし記者会見で」との見出しである。
あなたは、名探偵コナンの様に「何だろう?この違和感は。」と感じないのだろうか。
辻元さん本人は取材に応じてカメラの前で話しているのだから、何でテロップに「カメラなし」と強調したのか?あなたも考えてみてね。

さて、この番組の締めは、

太田昌克氏(共同通信社・編集委員兼論説委員)の結びの言葉。


これは立憲民主党の原理原則そのものが問われる話だと私は思います。
あの舌耕鋭く国民の留飲を下げてくれる質問をする論客の辻元さんですよね。
まだ政治生命長いのだから、やっぱり、この批判を受けて、真摯にしっかりと身の処し方を(私は個人的に)考えていただきたいと思います。

あなたは、この結論をまともな正論と思って聞いてしまうのだろうか?辻元氏を持ち上げる枕詞に騙されて・・・。
この共同通信社・論説委員さんは早い話、辻元氏に「国会対策委員長を辞めろ」と言っているのだ。

2万円という金額が問題じゃなく、法を犯すという姿勢の問題だ、という人がいるかも知れない。
しかし、政治資金規正法自体、小骨一本まで骨なしにされたザル法なのだ。解釈次第で如何様にも抜け道が用意されている法なのだ。
従って、この政治資金規正法に基づく提出書類は、役所から指摘されて5年間で80件余りも修正されており、それで済んできたのである。
片山さつき氏が政治資金規正法違反を指摘され5箇所も修正して再提出で済んでいる様に・・・。

辻元議員に対する「夕刊フジ」8日の「『私は辞めない』立民・辻元清美氏に批判殺到! 自身の外国人献金問題に“大甘”対応」から出たネトウヨ・安倍応援団からの「批判殺到」は、

※あなたは本当に日本の政治家なんですか?

※辻元はさっさと辞職しちまえ!

といった類のもの。


夕刊フジの記事

※民主党政権時代には、前原誠司外相と田中慶秋法相が「外国人献金」が発覚して閣僚を辞任している。重大な行為であり、重い法律といえる。(6日)

※政治資金規正法に抵触するため、ネット上は役職辞任を求める声であふれている。(8日)

※「外国人献金」を放置すれば、日本の政治や政治家が、外国や外国勢力によって政治的圧力や干渉、影響を受けかねない。(8日)


日刊ゲンダイの記事から

※しかし、この問題、こんなに大騒ぎするようなものなのか。

※そもそも、日本には在日コリアンなどの外国籍の人(特別永住資格者)が多く生活しており、一概に「外国人献金」として禁止・処罰の対象にしていいのか、という問題も当然あるわけですが、それはひとまず置いておくとしても、このケースでは献金額もごくわずかであり、当人ら(男性弁護士も、辻元氏の政治団体)も認識していなかったのだから、悪質性はほとんど感じられない。

※にもかかわらず、針小棒大にあげつらって、やれ「責任を取れ」「辞職しろ」などとがなりたてるのは、“いいがかり”としかいいようがない。

中見出し■安倍内閣の巨額違法献金を追及せずわずか2万円の献金に「辞任しろ」

日刊ゲンダイは自民党の「外国人献金」や「政治とカネ」問題を挙げて上の様に批判している。(内容は下の深緑の部分だけど適当に読み飛ばしてね)

①2012年には石破茂議員(当時自民党幹事長)の政治団体が2006から2011年にかけて、外国人が代表取締役などに就いている企業3社から計75万円の献金を受けていたことが判明。全額を返金したが、幹事長は辞任しなかった。

②福田康夫元首相も総理になる直前、2007年9月に福田氏が代表を務める自民党の群馬県支部が、外国籍の経営者が株式の過半数をもつ企業から計20万円の寄付を受けていたことが明らかになったが、そのまま、総理大臣に就任している。

③西川公也農相(当時)は、代表を務める政党支部が、西川氏が顧問をしていた補助金受給企業から300万円の献金を受けていたことなどが発覚。

④今村雅弘復興相(当時)もJR九州のグループ会社から計6000万円超の巨額企業献金を受け取っていたことが報じられ、その見返りとしてJR九州に便宜をはかっていたのではないかと取りざたされた。

④下村博文文科相(当時)は「週刊文春」(文藝春秋)に違法性の高い「裏献金」疑惑をすっぱ抜かれ、その後も加計学園への“ヤミ献金”を報じられた。

⑤菅義偉官房長官も日本歯科医師連盟からの「3000万迂回献金」疑惑を「週刊ポスト」(小学館)にスクープされた。

⑥小渕優子経産相(当時)の政治資金問題

⑦甘利明経済再生担当相(当時)の口利き

⑧片山さつき地方創生相の“口利き”疑惑

など、「外国人献金」&「政治とカネ」をめぐる不祥事は枚挙にいとまがない。

安倍応援団(夕刊フジや大新聞)はこうした疑惑をたいして追及もせず、わずか2万円そこらの「外国人献金」を「スクープ」と銘打って大騒ぎを繰り広げているのだ。
どっちが悪質で、国政の根幹に関わる問題なのか、小学生でもわかりそうなものだが、連中の頭の中では野党の2万円の献金のほうが大事らしい。

日刊ゲンダイは「何故、辻元氏の2万円の『外国人献金』が大々的に取り上げられたのか?」について、次の様に結論付けている。

いくら自民党・政権擁護に寄りまくった安倍応援団メディア(夕刊フジ)とはいえ、わずか2万円そこらの「外国人献金」を「スクープ」として一面大見出しで喧伝するとは……。

そもそも、このネタ自体、タイミングからして、官邸や公安からのリークのにおいがプンプンする。

今回のネタ(大騒ぎ)はどうみても、勤労統計の不正データ問題のカウンターとして仕掛けられたネタ。

安倍政権への追及をそらし、野党を攻撃できるならなんでもよかったのである。


結論が出たところで、いつもの例のやつでお仕舞いとする。またね。

◎安倍政権がある限り、私は他の野党を批判する気にはならないだろう!


今日の話は、テレビを何気なく見ていると、あなたは「肉屋を支持する豚」になってしまいますよ。という一例です。
テレビ・新聞は眉に唾をつけて見聞するようにね。


ついでに、今日のテーマにふさわしい大昔のパロをペタンコ。



「最悪」といわれた日本のテレビ・大新聞の実態

2019年02月10日 | Weblog
日本の国民は、前に表を出したように、世界一、新聞記事を信用しており、テレビも世界3位に入る信用度を誇っている。

従って、そこから毎月の様に流れてくる「内閣支持率」等の上下を「世間の常識」として捉えて「御多分に漏れず」に暮らしている。

これはもう何回も流している、テレビ側の考え(某テレビ局副社長~社長~会長になられたお偉い方の社員訓示)

◎「テレビは洗脳装置。嘘でも放送しちゃえばそれが真実」(1998年)

◎「社会を支配しているのはテレビ。これからは私が日本を支配するわけです」(2002年)

◎「日本人はバカばかりだから、我々テレビ人が指導監督してやっとるんです」(2003年)

◎日本は我々選ばれた人間(テレビ局)の手によって白にでも黒にでもなる。(2010年)


そして、他のテレビ局トップの考え方

◎国民には低俗番組だけ流しておけばよい。(よらしむべし、知らしむべからず)

もう何回も書いているので、「何回同じことを書いているんだ!」とお叱りを受けそうだが、あなたが毎日、受動的に何気なく見ているテレビのトップの思想には、「日本人はバカばかり」「テレビ局社員は選ばれた人間」「低俗番組だけを流しとけ」「テレビが日本を支配している」「テレビは洗脳装置」といった断固たる信念がある事に気が付いて下さい。

これで、日本国民のテレビに対する信頼度世界第3位なのですよ。ほんとに日本国民は一億総白痴になってしまっているようだ。

私は毎日、MSNの記事見出しを取っており、そのなかのこれはと思えた記事は「記録に残しておいた」のだが、題名を日にちで取っていた為、使おうと思ったら見当たらない。

大新聞の「賛否両論併記」及び「最後に政府の言い分で締めくくる」により、新聞記事を世界のどの国よりも信頼している日本人に判断できなくなっている現状の記事内容を載せようと思ったのだが・・・。

探すのが面倒になったので、「集団的自衛権」行使容認の閣議決定~平和安全法制に至る時のテレビ・大新聞社の報道の仕方・記事の書き方を例にとる。

日本の憲法学者が、全員「憲法違反」としている集団的自衛権行使に日本のマスコミはこの閣議決定を「憲法違反行為」として糾弾の声を上げなかった。
テレビ・大新聞は「集団的自衛権の行使は憲法違反の疑いがある」と書くものの、政府の「違反でないとする憲法学者も沢山いる」「砂山判決が合憲と認めている」「憲法学者が決めることではない」等々のコメントを報道・記事にするのみ。

これも、前に何回も載せた絵を貼り付けておく。





上の状態にある日本のテレビ・大新聞が頻繁に行なっている「世論調査」は、政府の「実質賃金」同様、信用しない事だ。

統計不正が問題になっている今国会で、「内閣支持率が上がった」と国民に報告している。

基幹統計の「毎月勤労統計」に限らず、政府の障害者雇用や裁量労働制のデータ、外国人技能実習生の実態調査などもデタラメであった。

上の絵の様に、政府と一体化したテレビ・大新聞の「内閣支持率調査」も「怪しいもんだな」と思ってしまう。

安倍首相はこの内閣支持率を盾にとって、野党の鋭い追及をかわしている。安倍政権を批判する野党に対して、(野党がわいわい騒いでこの問題を批判しているが、それでも)私の内閣に対する支持率は〇〇%と国民は私のやることを支持してくれている。(あなた方の政党の支持率は数%ではないか!少数の国民の支持しか得られていない政党ががたがた言うんじゃないよ!ということ。)
いい例が、

上を解読すると、安倍総理は「内閣支持率53%だから、昭恵(夫人)らの証人喚問は必要ない」と言っているのです。

そして、テレビは、

という姿を映し出し、「対案も出さずに批判してばかりいる野党。ケチばかり付けるだけでは一つも前に進まない」(街の人の意見)を作り出すことに成功している。

さて話を「内閣支持率」に戻す。

テレビのFNN世論調査は今まで「固定電話」に無作為に電話して調査していたが、それでは家にいるお年寄りや主婦に限られる偏ったデータだ、との当然の批判を受けて、携帯電話も調査対象に入れた。それでも携帯の場合、回答を得られる割合が低く、あまり「調査の信頼性は高くなった」とは思えない。金のかかる郵送調査では電話聴取のそれと10%~20%の違いが見られるからだ。

未だに安倍内閣支持率が異常に高いので、同じことだと思い、少々前のデータで比較してみた。


その当時より少し前の地方紙等の内閣支持率



上のYahooの世論調査や、前にも出したツイッターの世論調査↓

そして、フェイスブックの世論調査↓

で分かる通り、テレビ・大新聞が電通やスポンサー&政府に忖度した世論調査と世間の国民感覚とにはかなり隔たりがあるのだ。

あなたはどちらを信じますか?

因みに、駅前アンケートでは、


であったり、

長野駅で2052人に聞いてきました。(2014年)

1.安倍総理を支持しますか。
    はい        39人( 1.9%)
  いいえ    1930人(94%)
どちらともいえない  83人( 4%)


であったり、いずれも支持率は低い、私の感覚ではこちらの方が正しい、と思える。

(他人様のブログより)
厚労省の不正統計は、85%の人が納得できないとしているのに、厚労省を取り仕切る内閣の支持率がなぜ上がるんだ?
どう考えてもおかしいじゃないか。


となる。

またこれも昔の、日刊ゲンダイの記事を載せて今日は店じまいとしたい。

上は朝日新聞が慰安婦問題の吉田証言記事で叩かれ、権力に屈した当時の記事である。

◎安倍政権がある限り、私は他の野党を批判する気にはならないだろう!

またね。


言論封殺

2019年02月09日 | Weblog
矢張り、政府による東京新聞望月記者の発言制限(言論統制)や、小川彩佳アナの退社(下記)等、国民に「真相」が伝わらない状態が日本のテレビ・大新聞の手によって(私の言う政府マスコミの手によって)作り上げられているので、今日は上のタイトルで書いてみる。

小川彩佳アナについては、小川彩佳アナ退社は、テレビ朝日の安倍政権忖度に詳しく解説しているので読んでほしい。

公共誌リテラなので忖度して書いているが、私は私人で自分の考えをそのまま書ける。その書き方だと、記事内容は、

小川彩佳アナは表向き「寿退社(結婚退社)」となっているが、早河洋・テレビ朝日会長ら上層部が安倍首相と会食を繰り返すうち、テレ朝の番組からは次々と政権批判が消えていった中での「退社」であり、テレ朝が政権忖度によって小川アナを退職に追いやったとみる。

テレ朝で、ターゲットになったのが『報ステ』だ。古賀茂明降板、古舘伊知郎降板、チーフプロデューサー交代……。そして、小川彩佳アナも『報ステ』から外された。

小川アナといい、政権批判も厭わずリベラルな発言をする人材(宇賀なつみアナ等)が相次いで退社する背景は、テレビ朝日の政権忖度・政権批判潰しにある。

詳しくは、上をクリックして読んでね。

今日の言論弾圧のタイトルでは、矢張り言論の府・国会で行われた恐怖の言論弾圧事件(テレビ・大新聞は報道せず)について、もう一度書いておく必要があると思い、前に少し書いたことがある自由党・森ゆうこ議員の趣旨説明の場面を載せることとした。

皆さんも見たらそう感じると思うが、私もYOU TUBEの「参議院本会議 森ゆうこ趣旨説明2018/12/07)」を初めてみた時、森ゆうこ議員が、

「私は、この国会の質疑で3時間1分の最長記録を持っている」

と最初に言い出した時に、「何を自慢してるんだ、この人は!」と思った。最後まで見てもこの感覚は払拭されなかった。

後から、その前の出来事を知って、もう一度見直してみて全て合点がいった。

森ゆうこ氏が立憲民主党民友会・国民民主党新緑風会・日本共産党・希望の会(自由党・社民党)の各会派を代表して解任決議案の趣旨説明を行なおうとした直前に圧倒的多数の自民党の「野党の趣旨説明に時間制限を設ける“緊急動議”の可決」によって、森ゆうこ氏の趣旨説明時間が15分に制限されてしまったのだ。(因みにその前の立民党牧野氏の安倍内閣不信任案趣旨説明は2時間45分

正に多数の暴力である。

それを知って、もう一度動画を見ると、森ゆうこ氏の言っている事がよくわかる。文字起こし的に書いておく。

「趣旨説明の前に言っておきたいことがある」

「私が3時間1分の趣旨説明をした時の自由民主党は、当時の与党は非常に懐が深かった。・・・この言論の府・立法府で『言論封殺』することなく発言を認められました」

「当時の国会は、少数意見を尊重し、間違っても手続きに瑕疵のある『言論封殺』=民主主義の崩壊、そんなことを言われるような議会運営をしたことは見たことはありません」

Cf.自民党の緊急動議(発言制限論議)に1時間も費やしたことにも抗議

「『ルールをまもれ!』『ルールをまもれ!』(ヤジ)と必死に叫んでますが、その元気があるなら、公文書改竄という民主主義の根幹であるルールを壊した安倍政権に対して『ルールを守れ!』というべきじゃないんですか!」

「言論の府の自由をとりもどせ!何やってるんですか!」

この後、漁民の権利を奪う「漁業法改悪」についても発言したが、議長から(緊急動議で時間制限された)時間超過を再三注意され、しまいには議長が怒って「つれてけ!」発言になったわけだが、ここだけ見れば、時間が過ぎたのにルールを破って森ゆうこ議員が発言をいつまでも止めない事を咎める人が多いことだろう。(私もそうだった)

その議長が「ストップ、ストップ」と言っている時だと思うが、森ゆうこ氏は、

言論弾圧には屈しない!」と叫んでいた。

この多数の自民党による「緊急動議」による「趣旨説明時間の制限」は、明らかに「言論封殺」であり、あなたも、こんな国会運営を許していたら、ますます「安倍独裁絶好調!」となっていくんだぞ!
ナチスドイツの牧師さんの様にならないでね。

また忘れるところだった、

◎安倍政権がある限り、私は他の野党を批判する気にはならないだろう!


前回と今回を一緒にしたツイートを載せておく。


またね。