無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

安倍首相の憲法改正論

2019年03月11日 | Weblog
毎日毎日、ネットをみるたびに、書きたいことが大量発生してくる。

気を取り直して、以前に載せた安倍首相の憲法改正論を書いておく、これは極右思想団体「日本会議」の主張でもあるので、耳にタコが出来た人もいるのではないか、と思いつつ・・・。


以前に載せて、コメントしてなかった動画をもう一度、載せて始める。(2分44秒から本題に入っている)
残念?!?!!

上の動画の2分44秒時点、






これは、日本会議含め似非右翼が一番に主張する考え方で「占領中にGHQに押し付けられた憲法だから、我々日本人の手で美しい日本の憲法を!」としている。
このウソの改憲理由については、長くなるのでタイトルを変えて次回に載せる。



安倍首相曰く、

「戦後65年経ち、新たな価値観に対応していないから」

「この間、新らたに生まれた価値観、例えば、環境を守らなければならない、という義務もあるし、プライバシーを守るという権利もあると思いますし、日本が国際貢献するためにも、今の憲法9条は今の日本にそぐわない。」


環境権とプライバシー保護の2つは改憲理由として頻繁に登場してくるが、この2つとも現行憲法を改正しないと作れない法律ではない、ということにあなたも気が付いてほしい。
あなたは環境を守る法律を作ることは現行憲法の下では禁止されている、と思っているのか?
あなたはプライバシーを守る法律は現行憲法では作れないと思わされていないか?

ついでに、今回、「国民を騙して憲法改正が出来そうだな」と自民党が考えた4項目についても話しておく。


この4項目は現行憲法を変えなくても出来る事ばかりだ。
教育無償化も、参議院の合区解消も、緊急事態条項も、現行憲法を何ら変える必要のない項目ばかりなのだ。

自衛隊の憲法9条をそのままにしての明記。これは一杯言いたいことがあるので別タイトルで書くが、ナチス・ヒトラーの独裁を決定付けた「全権委任法」に当たる「緊急事態条項」を憲法に盛り込もうとしている安倍自民党総裁。
大災害や北のミサイル騒動を良いことに独裁体制確立を目指す。


上の様に、緊急事態に対応する法律は現行憲法下で既に出来上がっているのだ。(共謀罪も同じ―――略)

問題は安倍首相の主張する「日本が国際貢献するためにも、今の憲法9条は今の日本にそぐわない。」である。

もう、耳にタコ、かも知れないが、安倍内閣が「集団的自衛権の行使」を容認にて解釈改憲し「平和安全法制」を成立させる時に使った常套句である。

「一国平和主義」ではいけない「積極的平和主義⇒訳すと、積極的紛争介入主義」でなければ・・・。「一国では国は守れない。」等々。

それが何回も載せている、

であり、

※日米で国際平和に貢献―――平和安保法制成立時の某全国紙

となる。

書いていて馬鹿らしくなってきたので今日は肝心なところが一つもかけずに気力喪失。



上はなにをか、いわんや、である。安倍首相になってからこんな抽象的で勇ましい言葉ばかり。続く。


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