数ヶ月間にわたって大改造をしてきました PIONEER N-50 ですが、ようやくひと通りの作業を終えて大満足の音質変化が得られました。
が 、 し か し 、 、 、
そうなると、さらなる欲求が湧き上がってくるのが人間の「サガ」というもの!
サウンドの源流部が、低域から高域まで伸び伸びしたサウンドになりましたので、アンプ類もそれに追従して欲しいというわけです。
そこで フ ト 何気無く思い付いたのが、プリアンプのMcIntosh C34V ならば、オペアンプの交換である程度サウンドをコントロールできる! ことでした。
さっそくラックから引っ張り出して、5バンドイコライザー部の蓋を開けてみました。
このフロントパネル裏側の手前部分、SW類のセッティングシールが貼ってある部分だけが開けるようになっております。
ひょっとしたら設計者もサウンドコントロールのために、オペアンプの交換を前提にしていた?のかも、、、
今回は、低域を引締めたいので 50Hzと150Hzの2個のオペアンプをLME49860⇒LM6172へ交換しました。
元々は5バンドイコライザ全数5個とも4558(だったか?)だったのを、高域を伸ばしたいために10KHzだけLM6172にし、500Hzと1500Hzはクリア感をだしたくてLME49860に交換したものでした。McIntoshらしい「太いサウンド」は残したいため50と150はオリジナルのままのつもりだったのですが、いつのまにかLME49860に交換しておりました。
で、交換してみると 見事に思惑が的中し、いささかゆったり気味だった低域に引締まりがでてくれました。ジャコパストリアスも不満なく聴けます!!
改めて、今更ながら、これはじつに便利なアンプですネ!!
お好みにあわせて、周波数帯域べつに音質調整のできるアンプなんて そうそう無いだろうと思われます。ディスクリート回路のアンプには まねの出来ない 便利な機能?でありますし、ネジ2本を外すだけで簡単に その部分にアクセスできるなんてのは、どうも作為的(それを見越して設計)にしてるように思えてなりません。
☆ C34Vをお持ちの方には是非オペアンプ交換でのサウンド調整をお薦めいたします。
悩んでいるところサイトを拝見しまして、自分もオペアンプを交換してみようと思った次第です。C34Vを開けてみたところ5つともIL8630と印字されていました。ネットで調べましたが検索できませんでした。このオペアンプの事ご存知でしたらお教えいただけますでしょうか。
聞いているのはJAZZのピアノトリオが主でJBLで鳴らしております。
突然の書き込みで失礼いたします。
まったくもって自分勝手で適当に書いております私のブログにコメントをくださいまして誠に有難うございます。
C34Vはオリジナルならば恐らくオペアンプは「4558」だろうと思います(曖昧な記憶ながら回路図には4558との記述があったように思いますので)。
また御指摘の”音の抜けがいまいちで低温の締りが不満”というのが多分マッキンの魅力なんではないか?と想像します。私の場合はフトした遊び心から改造が面白くなってしまい、既にオリジナルからは かけ離れたサウンドになってしまったと思います。オペアンプも何種類も試してきましたが、このところはOPA627がお気に入りになっております。
ICソケットなので簡単に抜き差しできますから、一度オペアンプ交換を試してみてはいかがでしょうか?
では今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
早速ご返事いただきありがとうございます。
早速試してみたいと思います。
改善後のレポートは後日ご報告させていただきます。
これをご縁に今後ともよろしくお願いいたします。
恐らくは御存知だろうと思いますが、念のためにお知らせします。
オペアンプには全く同じ形状(黒い四角の8本足)ながら、1回路用と2回路用の2種類があります。C34Vの5バンドイコライザー部分は5個とも2回路用です。先頃のコメントにてOPA627をお薦め(お気に入り)と書きましたが、OPA627は1回路なので そのままでは使用できませんので御注意くださいませ。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
早速、オペアンプを交換してみました。
ラインナップは
30HZ : MUSSU8920D
500HZ、150HZ : LME49860
1,5KHZ,10KHZ : MUSES01
初めてなので、ネットのオペアンプの自己評価を参考に選んでみましたが、低域が改善され、全体的に解像度も上がったように感じます。安価でしかも簡単に音を変えられるなんて本当によいことを教えて頂きました。
これからも、他のオペアンプもいろいろ試して遊ぼうと思っています。ありがとうございました。
まずはご報告まで。
そうですか、早速にも実行されたわけですね。
MUSEシリーズは試したことがありませんので興味津々です! オリジナルの4558が中域重視(モッチリした)の印象なので、現代的なオペアンプを選択され、随分と現代的なサウンドに変貌したのではないでしょうか?
果たして低域の締りとか高域の伸びなどは御希望に近付いた様子でしょうかねえ、、
世の中には実にあまたのオペアンプがありますので、お楽しみは尽きないことと想像いたします。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。